皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回はアメリカで大量の戦略爆撃機を運用し、自国の石油をフル活用して行きたいと思います。
なぜ略爆を大量運用するか
今回、なぜアメリカの油田を空にしてみようかといいますと、前回のソ連T-34の記事に由来があります。
というのも、T-34を史実の生産量と近い数である6万輌運用しても、アメリカの油田を全力で輸入すれば、なんとかすべて賄うことができました。
6万もの戦車で油田が空にならないのであれば、『逆に何をしたら(どのくらいのことをしたら)アメリカの油田は悲鳴を上げるのか』
これを今回は検証していきたいと思い、戦略爆撃機を活用していきたいと思います。
戦略爆撃機は言わずもがな空軍の分類で、戦車のように進軍させる必要がなく、任務割り当てボタン一つで爆撃(燃料消費)をしてくれる強みがあります。
その他、航続距離や生産コストと燃料消費でのコスパが悪い(≒戦闘機などに比べ燃料消費しやすい)という理由もいくつかありますが、それはおいおい話していきますね。
30000機を目指して内政
細かい計算は省いてしまいますと、アメリカの油田はインフラや資源採掘効率を最大にすれば石油1555。
(NFでイギリスからもらえるトリニダード・トバゴも含む)
燃料の獲得量は150K弱(ただし輸出制限)手に入ります。
そこで今回は、200Kを超える消費量を叩き出すため、3型戦略爆撃機B-29を30000機運用していきたいと思います。(史実の7倍以上)
略爆一機当たりの実際の燃料消費量が約6.7ぐらいですので、×30000=201000→(200K超え)を目指す方針です。
内政としては、1938年9月ごろまでは民需を建て、そこから1939年まで精製所を建てます。
ご存知の方も多い通り、アメリカは『大恐慌』のデバフ精神をもっており、民主主義ルートではどんなに急いでも1938年までは解除できません。
また経済法も平穏なる孤立で消費財(つかえる民需工場)を圧迫しており、民軍造船所の建設にも大デバフがかかっております。
(→経済法の変更は遅くても世界大戦勃発ごろに変更可能)
今回作るのは航続距離の長い三型略爆がメインですので、軍需から作らず民需工場から建てて、ゲーム後半の建設速度を強化。
そして、なぜわざわざ燃料を増やしてしまう精製所を建てるのかといいますと、ゴムを自国で算出し、輸入に使う民需をある程度抑えたいからです。
精製所で増える量もたかが8K程度なので、アメリカにとっては+α産出量が増える程度です。
もちろん、精製所が立て終わってからは軍需工場の建設。
そして国内のインフラ(航空基地なども)建てて、略爆の生産と運用がしやすい環境を整えていきます。
言わずもがな、建設と並行して先に説明した大恐慌と平穏なる孤立も解除し、最終的には総動員(≒ほとんどの民需を建設と貿易に)使っていきます。
略爆大量運用の問題点
さてここまでの話をまとめますと、アメリカの動きにくいデバフを時間をかけて解除していき、民需→精製所→軍需・インフラ関係で主に建てていくという話でした。
しかしここで、実際のプレイ(特に連合国)でも陥りやすい問題点と直面します。
戦略爆撃機(というより空軍全般)では、ゴムそしてアルミを使用します。
良く空軍生産で問題になるのはゴムの方ですが、これは東南アジアに産出地が集中しているため、
枢軸国(独日):マラヤやインドネシアが欲しい!
連合国(英米):東南アジアのゴム地帯は死守したい!
という構図になるためです。
しかしもう一つ問題として、アルミの問題があります。
一見どこにでもありそうなアルミですが、実は枢軸支配領土に産出地が多くなっています。
とりわけフランス・ハンガリー・ユーゴスラビアなどが産出量も多く、ドイツやイタリアは元からアルミは出る方の国のため、枢軸はアルミに困りにくい立地にあります。
対して連合は、イギリスはほとんどのアルミを南米のガイアナ頼み。
(しかも枢軸に入る可能性のあるベネズエラの隣なので、ガイアナ→スリナムととられた結構致命的)
ソ連は算出できますが、大量に空軍を作るとなると若干心もとない量。
そしてアメリカも350程度出ますが、石油見たく世界にばらまけるほど大量にあるわけではないのです。
しかも今回生産するのは戦闘機でなく略爆です。
戦闘機はおおよそ3程度が一つの工場で使用するアルミ量ですが、略爆は一つ当たりマックス5も消費します。
仮に100個略爆に割こうと思ったら、アルミが500必要なので自国だけでは足りません。(そしてイギリスやソ連も、輸出する気力はそこまでない)
今回は顕著に表れておりますが、実際の連合プレイも『アルミ不足』に陥ることがあると言う点は、覚えておいても損にならないでしょう。
しかし改善策がないわけでもなく、普段は使わないディシジョンを今回は使用します。
なぜ普段使わないかといいますと、アメリカの資源開発ディシジョンは一個当たり12もの(普通は3とか一桁が多い)民需工場を使用するため。
それを4つ同時に使用したら、つかえる民需工場48個が、30日、60日、90日……と使用不可能な状態になるため「だったら資源採掘は後で軍需工場を建てた方が良い」となることが多いためです。
しかし今回はそんなこと言ってられません。
略爆を大量生産するためにも、えっちらおっちら序盤に増やした民需を投入し、少しずつアルミの生産量を増やしていきたいと思います。
※なお余談ですが、ソ連側にもアルミの産出量増加ディシジョンがいくつかあります。
連合でアルミ不足に陥ったときは、インフラのほかにこういったディシジョンを活用してみても良いでしょう。