皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回はハンガリーの中道ルート。オーストリアハンガリーの再興ルートで遊んでいきたいと思います。
※本日は2ルート書いていきます。
オーストリアへ軍事侵攻

中道ハンガリーのオーハン再興ルートは、最終的に中核州人口が50M弱と大国並みになることに加え、やはりロマンあふれるのが特徴的です。
しかし立地的に独ソに挟まれ、また中道であることから人的資源の不足と常に隣り合わせのルートになります。
仮に連合・枢軸・コミンテルンのいずれかに勝利できたとしても、IC的にも辛い状況が続く(主に独・米・ソのせい)ので、最初から最後までやりがいのあるルートといえるでしょう。
という軽い説明を挟み、まずオーハン再興にはハンガリーのお隣、オーストリアを手に入れなければお話になりません。
この時選択肢としてオーストリア側に国民投票させるか、無理やり戦争で手に入れるかの二つが手段として存在します。
国民投票の方は、オーストリアの軍をそのまま吸収することができますが、厄介なトリアノン条約は消滅しません。
変わって軍事侵攻は、トリアノン条約こそ破棄出来ますが、ハンガリーの軍は徴兵可能人口が少なすぎる関係で戦争勃発時はスカスカ。
しばらくは上手く攻勢できず、チェコスの保護などをすぐに取れないというデメリットは存在します。
とはいえ、後にルーマニアやユーゴと戦うことを考えると、ここで徴兵可能人口のリミットは外しておきたいところ。
今回は軍事侵攻でオーストリアを手に入れていきたいと思います。
戦い方としては、僕が対AI要に使う二重防衛を使います。
軍を半分程度に分け、前線の兵士が不利になってきたら、後方の撤退線の兵士を手動で動かし援護させるというものです。
これのメリットは、敵のAIに「ハンガリー軍少ないじゃん! 攻撃しちゃえ!」という思い違えをさせ、その攻撃を効果的に防衛。その後、オーストリア軍の充足がボロボロになったところで、楽に勝利するという被害を抑えた戦い方ができることです。
※とはいえ、全ての国に通用するわけでもなく、大規模な対人戦では操作量が多すぎるので上手く使えない(だから対AI用の戦い方)
敵の被害が40K前後出てきたら、オーストリアの歩兵装備は枯渇し始めるころなので、後方の撤退線部隊を集中的に運用。敵の防衛ラインをぶち抜ければ、あとは平押しでも勝てるでしょう。
ランダム性の強いチェコス

さて、オーハンがリロードゲーといわれる所以はチェコスのNFによります。
これはチェコスに「もう一回オーハンになろうよ」と提案して、上手くいけばチェコスがまるまる併合。(感覚的に)半分くらいの確率でチェコスがオーハンの傀儡に。運が悪ければ何も手に入らない。の三択になります。
ここでチェコスを併合しておかないと、ひたすら後がめんどうになります。
というのも、オーストリアとハンガリー程度の工業力ではせいぜいチェコスと同程度の工業力であり、仮に今後チェコスを力で奪おうとしても苦戦するのは確実です。(場合によってはルーマニアもついてくるから、武力併合はほぼ無理)
それ以前に、ちんたらしているとドイツにチェコスは飲み込まれてしまいますから、ここで併合しておかないと実質つみに近いんですね……。
一応Ver1.6からは、傀儡チェコス(ボヘミア)の自治レベルをディシジョンで下げられるようになりましたが雀の涙。
併合するまでには途方もない時間がかかるので、リロードが効くならやり直しましょう。(なお、現VERでオーハンの実績は限りなく難しい(主にドイツのせい)ので、VER1.5で解除するのが一番楽だと思う)
チェコスを併合すると、チェコスの軍隊だけでなく、チェコスの軍人まで使えるようになるので、これで少なくとも元帥が足りなくなるという事はないでしょう。
トランシルヴァニア拒否からのユーゴ侵攻

チェコス併合後、次の標的はルーマニアのトランシルヴァニアです。これはほぼ百パーセント拒否されるので、イベントで下の「今回は、彼らはやりすぎた」を選びましょう。これにより、国際緊張度がゼロでも正当化できるほか、正当化時間も半分になります。
これを活かし、ユーゴスラビアに正当化しましょう。
普通の中道だと、国際緊張度25%(オーハンは-25%されている)まで正当化ができません。したがってこの国家精神を活かし、英仏が介入する前に、ディシジョンのオーハン復活に必要なユーゴ領を獲得していきましょう。
話はルーマニアに戻し、この後独・伊・英・仏のいずれかから、調停役を選ぶことになります。
基本は独伊のいずれかを選べば部分的、運が良ければ全域のトランシルヴァニアが帰ってくるので、独伊のいずれかを選びましょう。
『今回は残念ながら北部しか返してもらえませんでした……)
なお、正当化したユーゴスラビアは48個師団もいれば平押しできるので、戦い方については省略。
むしろ少し問題なのは領土の取り方で、スロベニア・クロアチア・ボスニア及びヴォイヴォテナの二州がディシジョンには必要になってきます。
要はセルビアから北を併合してしまえばOK(一部セルビア領入らないが)ですが、ここでお勧めしたいのがマケドニアとモンテネグロの傀儡化。
というのも、この二国はアルミ・クロムの産出量が多く、傀儡にすれば、80近い資源をたった民需1で確保できます。(自由貿易だと航空機生産でアルミが欲しくなってくるので、ほぼ必須)
また他のハンガリーAARでもご説明したよう、ハンガリーは重戦車系の研究バフがあり、超重戦車も最速レベルで取得できるという重戦車国家。
そのためにも、クロムの確保は後々大きな利点となってきますので、マケドニアとモンテネグロは傀儡化することをおススメします。
第一ルートは連合戦へ(分岐)

オーハンの領土をおおよそ獲得することに成功したら、今後一番楽なルートは枢軸に加入し、連合戦をしてしまう事です。
(ただし、ファシ化するとオーハンの国家精神が消え、政治力バフや陣営立ち上げができなくなくなるので注意。中道のまま参加したい場合は、一度ズデーテンを諦め、拡張先であるポーランドや英仏に宣戦布告するといい(要は共通の敵を持てばいい))
仮に、南部のトランシルヴァニアなど残っているディシジョン必要州があれば、ここで獲得していくのが良いでしょう。(上手くいけばポーランドのクラクフとかももらえる)
ポーランド・ルーマニア・ギリシャなどを片付けたら、ベネルクスにオーハン軍を向かわせます。
ドイツはオーストリアとチェコスの併合により数段階パワーアップする国なので、併合していない今回はベネルクスで足止めを食らっている可能性もそれなりにあります。
歩兵48個程度で平押しし、ベネルクスとフランスを強引に倒していきましょう。
その後は、空軍を使いイギリスに上陸。これはいつもよくやる汎用国などでの対連合戦と同じパターンなので、そこまで苦戦することもないでしょう。
オーハンがハンガリーに……?

さて、ここからは対ソ戦時に起きた偶然の産物をご紹介いたします。
まずドイツには、ハンガリーやルーマニアを傀儡国にさせるNFがあります。それをハンガリー側が承諾すれば、洪の軍需工場増加代わりにドイツの傀儡国になるわけです。
ドイツ傀儡のオーストリア=ハンガリーというのも面白そうだと思い、僕はこの提案を承諾。すると、傀儡にしていたイギリスやパキスタン、インドなど全ての、中道オーハンの傀儡国がドイツの傀儡国になりました。
まさかそうなると思ってなかったので、この時点でまず1びっくり。
その後、ドイツの傀儡から独立してみようと思い、独立してみると、なんとオーストリア=ハンガリー帝国(ファシ化になると帝国が付く)からただのハンガリーに逆戻り。
とはいえ、中核州はオーハンのままで。国家元首もホルティーではなく良く存じ上げない優秀なおじさまになっていたので、これはこれで面白いルートを発見してしまったという驚きです。
まさか、ハンガリーの最大中核州人口が変な意味で塗り替えられることになるとは……。
その後、ソ連を片付けたドイツ君がわざわざポーラン領の旧オーハン領を残していてくれたので、これを手に入れて第一分岐ルートは終了です。
現Verで世界征服を目指すなら……

※上記はポーランドと組み、その後コミンテルン・連合と一緒に枢軸を倒す際の画像。これだけやってようやく倒せるのだから、ドイツおそるべし。そしてポーラン降伏時に包囲された師団ごめん
言わずもがなでありますが、Ver1.6以降のドイツは下手に人が入るより強いです。
歩兵9砲兵3とかいう対人火力特化型の師団が最終的には700個師団前後用意されてしまいます。
それでいてAIが優秀なので、効果的な防衛もなかなか難しい。(オーハンは立地的にイタリアも相手しなければいけないので、かなり苦しい)
だから、最初にたたいておかないと世界征服は絶望的になります。
第二ルートではユーゴ併合後、ドイツに正当化して国際緊張度を40%以上に。
そうすると、ポーランド・ルーマニア・ブルガリア・トルコ等の中道国家と新たに陣営を作れますのでそいつと協力して枢軸戦を戦い抜きましょう。
攻撃(+IC・陸軍数)的にはポーランドが一番優秀ですが、NFの取得状況によってはソ連も相手になっちゃうのでかなりリスクが高いです。(でも今回の僕はポーランドを選択)
だとすると、後々ファシ化して厄介なブルガリア・ルーマニア(ただルーマニアはNF的にちょっと怪しいかも)あたりがはずれの少ない同盟相手にはなります。
今回はポーランドともに独伊に宣戦布告後、暇を持て余したドイツがNFでソ連に宣戦布告。
これで勝てると思いましたが、ソ連は自国の領土を通らない→軍事通行券の提供を受けないことを知り、仕方なく伊の猛攻を単独防衛。
その後、イタリアがギリシャ。ドイツがベネルクスと北欧に宣戦布告したことで連合が味方側に付き、アメリカが連合に加盟したことでようやくドイツが支えきれなくなり、降伏。
その後は、多大な犠牲を出しながらも、イタリア北部の山岳を越え、何とかイタリアも降伏しました。
この時点で必死の防衛と攻勢でオーハンは3M損失。まぁ、機動戦を取得していたので、徴兵可能人口を絞り出せばソ連ぐらいには勝てますが、このルートでも連合戦は厳しいものになりそうですね……。
▽枢軸戦後のオーハン領。ソ連は倒せるが、海軍は皆無なので、一から造るか日本の海軍をうまいこと分捕るしかない。(なお、領土分割の8割はロマン)

まとめ
ということで、オーハンを2ルートやっていきましたが、いかがだったでしょうか。
やはりロマンあふれるルートではあるんですが、立地が独ソの間と、多大な人的損耗が予想される国家です。
統一されてからが本番。くらいの気持ちで、大国に挑んだ方が良いでしょう。
といったところで、今回はここまで。ご一読ありがとうございました。