皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回は史実民主プレイのフランスを扱い、変更された政治NF関係についても、書いていきたいと思います。
政治ルート上の産業関係NFと人口強化のNFについて
フランスの政治ルートは、遊びたいイデオロギーによって、最初の分岐を選択しなければいけません。
画像にもあるように、共産に行く場合は左。ファシ・中道に行く場合は右のNFを選ぶ必要があるんですが、民主の場合はどちらでもOKな形となっています。
ここで気になってくるのが「右と左どちらでもOKだけど、それぞれどういった長所があるの?」ということ。
まず、今回私が選びました右側から。
こちらは産業関係の研究×3(しかも150%)をもらえたり、(民)軍造船所の建設速度がそれぞれ上がったり、産業の研究速度。生産効率上限や成長率が上がると、かなり産業関係に力を入れたルート。
たいして左側は、右と比べ1NF早く民主に行ける(政治的準内戦のデバフを早く取り除ける)ほか、軍需工場と民需工場を直接もらえる内容が多くなっています。
どちらもすこぶる弱いということはないので、工場か産業関係の恩恵か、あるいは早くデバフをとるかどうかで、決めてもいいと思います。
またこれらの間(ミニ産業系の間)にあるツリーが、いわゆる民主主義のツリーなんですがもう一つ。植民地関係のツリーが小さいながらも存在しております。
これはイデオロギー関係なしに取れる形のようで、アルジェリアの人口部が中核州になるのが、大きなフランスの追加利点になっています。
→NF「ブルム=ビオレ提案」
(これにより中核州の人口が約44M→約50Mほどに。
大国では人的がそこまで多くないフランスにとって、これはなかなかありがたい内容となる)
ただし「ブルム=ビオレ提案」もそうなんですが、右側のNF「自由戦線」「フランス連合」(その他に影響を受けるNF有り)は取得時に少し注意が必要です。
というのも、国民精神に何の効果もない「政治的暴力」というものがあるのですが、これがある状態で取得しますと「悪い」イベントが発生いたします。
内戦が発生するとかではないんですが、政治力か安定度のマイナスかを迫られるので、できれば「共産党を禁止」「同盟の開放」で取り除いた後から取得した方が良いと思います。
話を続けますと、アルジェリアの中核か後は、デバフとなる完全雇用を取り除くか、植民地を中核州化するかの選択肢に分かれます。
無難に行くならデバフの国民精神を取り除く方ですが、アフリカの地味に多い人口を中核化できれば、ドイツの人的とも並ぶ、かなり人口的には恵まれた国家とはなります。
ただし、すべての植民地が中核州化するわけではなく、イベントで各州から「いいよ」といわれないと中核州になりません。
しかも、中核州にならなかった地域では「レジスタンスの強さが爆上がり」するため、歩兵装備に余裕がないときはお勧めできないルートです。
(戒厳令(汎用の一番きつい占領政策)でもレジスタンスを0には抑えきれないレベル。
※レジスタンスの強さが90%を越えると、その国(例えばベトナム)とかが独立戦争のように突如として宣戦布告してくる。
そのため、傀儡化による解放で、占領を即座に省いてしまった方が楽な場合も多い)
どちらも徴兵人数を増やしてくれるものですが、無難に行くのか、それとも一攫千金を狙うのかは、プレイヤーの好みも出てくるかもしれませんね。
民主ルート
さて、民主ルートには史実通りと小協商が以前からあったほか、新たにイタリア(同盟(ジブチ渡す必要などあり))/ソ連(相互独立保証)のルートも追加されました。
前Verと比べ大きな変更点はないのですが、小協商でも史実でも、おまけ的に要素が追加されていますので、史実ルートの追加点をご説明します。
まず民主主義共通として「政治的準内戦」を外すために「政府の強化」→「防衛戦略」の取得は急ぎたいところです。
しかし中道ルート同様、こちらも一年待たないとデバフを外す防衛戦略が取得できないため、民主主義では政治力を早く貯めたい場合「基本一直線」に政府の強化をとるのが無難です。
そして史実のイギリス協調ルートですが、アメリカからの武器購入がおまけ的に使用可能となりました。
これは、ディシジョンで小銃や野砲(他航空機など)を政治力と引き換えにもらえるものです。
ただし、もらえるのは少しなので、緊急で歩兵装備2.5K欲しいとならなければほぼ使わないと思います。
(ワンちゃんチェコス開戦前に爆買いできないかと試したが拒否された。本当に緊急で足りないときに使えればいいかなぁ程度)
それとは別に、民主には冬戦争時のフィンランドを支援したりするNFも追加され、どちらかといえばおまけ的な要素(NF)が多くなっている印象です。
効率を重視するならば、これらのNFよりも陸軍や産業を進めて、将来の戦闘に備えた方が良いでしょう。
対枢軸戦。ひとまず充足減らし
さて、史実開戦ですとチェコを見捨てたのち、ポーランド侵攻で実質ポーランドも見捨てることになりますので、ドイツ側にかなりの歩兵装備が流れます。
加えて、チェコの工業力を筆頭に、ポーランドやベネルクスまで今回は倒していますので、IC面においてもフランスは対独に置いて劣勢です。
そんな時は、無理に攻勢しても仕方がないので、充足を減らす地道な戦法をとります。
このときのために、空軍を今回は捨て、重対空の装甲と(将来的な反攻を想定して)野砲に生産を注力。
段階的に歩兵9、砲兵2、重対空2の26幅で今回は対抗していきます。(本当は歩兵を8にしたかったが、指揮統制が低い関係上残した)
敵の歩兵程度でよければ、まだ重対空の装甲は通じ、敵のCASもかなり落としてくれます。
ベネルクスに48、マジノ/アルパインに24個ずつ、後方に予備師団16個(アルジェリア中核化のおかげで多少予備は出しやすくなった)で問題なく守れ、諜報員が備蓄がないことを教えてくれた段階で、攻勢に出ます。
(補足:独伊は歩兵装備を100Kほど貯めているので、そんな中攻勢してもすぐに回復されてしまいます。
そこで、防御中心に敵の装備を枯渇させることは、前Verに比べレジスタンス的な意味でも効果的になりました。
防衛が上手くいかない場合は、備蓄が足りていないか、塹壕をしっかり掘れていないかがミスとなる場合があります。
塹壕は防御において重要ですが、徐々にその恩恵は敵の攻勢により削られます。
そういったときは『後方に師団を置いて』ヤバそう(赤矢印)の部分に手動で向かわせるなどして、一時しのぎを行いましょう。
対人の超ゴリゴリ装甲師団とかは出てこないので、対AI戦の防御はそれでおおむね何とかなります)
歩兵で追い越し殲滅(したかっただけ)
今回やりたかったこととして、歩兵師団で電撃戦(空軍なし)が目標としてありました。
要は、フランスの陸軍NFで解放されるド・ゴールと機動戦の力で『追い越し殲滅が見たかっただけ』の回だったりします。
充足が切れていたこともあり、制空劣悪でもベネルクスのドイツ軍は総崩れ(画像でもあるように、AI攻勢で一部勝手に追い越しと包囲殲滅)
また、新DLCで追加されました諜報関係のバフデバフ(暗号関係も含む)がかなり数値が高く、最大立案-100%ってこれ、ドイツ軍立案皆無ということなのか?
(まぁ、作戦が全部ばれているので、理屈としてはわからなくもない)
といった、諜報関係(備蓄の残り数の参考も含め)を活かしつつ、独軍はこの後、精鋭の仏歩兵にただただ押される一方。
唯一てこずったのは、北にチェコ(要塞)、北西部に山岳があるウィーンに関しては(仕方ない部分はあるが)立地上攻勢が難しく、先にワルシャワ解放後ウィーンを落として対独戦は終了いたしました。
※なお小話だが、ワルシャワを解放したのはソ連軍扱い。(まぁ仕方ないか)
まとめ
ということで、今回は史実準拠(正確には降伏していないので準拠じゃないが)での(軽い感じで)枢軸打倒プレイでしたが、いかがだったでしょうか。
新しいNFになってから、フランスは政治・陸軍ツリー以外にも産業や中核州化のNFと「出来れば欲しい!」といった内容が増えた印象です。
そのため、対独戦に対する「防衛方法」とともに「NFの取得順(欲しい順)」もある程度考える必要が出てきました。
ただそれらを事前に考えることができれば、元々は7大国で国力はある方。
別の政治(他イデオロギー)ルートもそうですが、そこまで難しい内容ではないので、使いこなせれば十分に強さを引き出せる国だと思います。
といったところで、今回はここまで。ご一読ありがとうございました。よろしければツイッターのフォロー、記事の拡散などしていただけると励みになります。