皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回はイタリアを使ってローマ帝国を再興させていきたいと思います。
ただ、普通にやっても面白くないので、1939年9月までは大国と戦争するのを禁止したいと思います。
※要は、初手仏→英ルートはやらないってこと。
それでは、そういった制限を設けてやっていきましょう。
ポルトガル・ベルギーに正当化

初手大国をせずローマ帝国になる場合、いかにイタリアだけがヨーロッパの領土をぶんどれるかがカギになります。
というのも、連合戦をドイツと一緒に行うと、獲得できる連合国の土地は半分こ程度になってしまいます。
すると、今後強くなったドイツと戦う羽目になる(※)うえに、イタリアの国力も伸び悩む可能性があるので、あまりいい状態とは言えません。
そこで、できる限り潰せる中小国をさき(WW2より前)に倒してしまおうというのが今回の作戦です。
その第一歩となるのがポルトガルとベルギー。この両国はタングステン・鉄をそれなりに供給する上に、スペイン・オランダに隣接する地価の高い国です。
詳細は後で記述しますが、スペインとオランダはVER1.6.2時点では英仏に邪魔されず(≒国際緊張度関係なく)宣戦布告できるので、そこを安心して攻められる橋頭保を獲得しておく必要があるのです。
ただ難易度(どちらかというと運要素)は高く、とりわけスペイン内戦が速く終わってしまうと上手くいかない場合があります。したがって、対ポルトガル・ベルギー戦争が最初の関門となるため、気を引き締めて臨みましょう。
※初手大国が禁止な今回、当然ドイツへ早々に宣戦布告することもダメである。ローマ帝国のディシジョンを取るためにはオーストリアのチロルが必要であり、そのオーストリアをドイツはアンシュルス(併合)してしまうので、ほぼドイツと戦争することが確定である。
アンシュルス前にオーストリアと戦ってもよいが、山岳で攻めづらい割に獲得できるICはまずまずなので、今回は見送った。
ポルトガル戦
ポルトガルはヨーロッパ大陸最西端の国であるため、早速海軍(主力艦)を使って強襲上陸していく必要があります。
幸い、イタリアの研究枠は4本、取ろうと思えば210日(※)で5本にできるため、枢軸国の中でも研究に余裕があります。
海兵と重対空戦車を研究し、海兵4~6(無理なら歩兵を入れる)/砲兵2/重対空2といった編編成の師団を5個程度用意できれば、確実に上陸できるでしょう。(※序盤の重対空の充足は、100%じゃなくてもよい)
そしてポルトガル戦のコツですが、まず南の海軍基地に海兵隊で上陸したのち、援軍を送って首都リスボン近くまで進撃。
その後は、ストップして、ポルトガルを降伏させずにベルギー戦まで待ちましょう。
というのも、ここでポルトガルをさっさと併合してしまうと、国際緊張度が跳ね上がってベルギーに宣戦布告できなくなります(英仏が邪魔してくる)
最悪ベルギーは後(連合戦)からでも取れるんですが、強欲に領土を求める場合は焦らずにプレイしていきましょう。
※エリトリアとソマリアを傀儡国にすると、最初のNFエチオピア戦争における兵站を無視できる。それにより、最速210日で研究枠を5本にするという小技が存在する(VER1.6.2)
ベルギー戦

国際緊張度25%以下(スペイン内戦が終わってなければ基本大丈夫)で、ベルギーに宣戦布告。このころには海兵隊の充足度も少しずつマシになってくる頃合いでしょう。
ベルギーに宣戦布告してしまえば、ポルトガルを残しておく理由はないので、ポルトガルを倒し、海兵隊はベルギーの海軍基地に向かって上陸させましょう。
敵の海軍基地は2か所しかないため、上陸時はほぼ確実に戦闘を行うと思います。(前もって枢軸加盟すれば、ベルギー軍はドイツ国境によるが、国際緊張度が上がることはお忘れなく)
この時には、海兵隊に重対空をしっかり入れておくことを重視しましょう。海兵隊のみだと、仮に上陸できてもベルギーの師団に袋叩きにされて消滅する可能性が高いです。(それに耐えるための『装甲ボーナス』が必要という事)
上陸に成功したら、援軍の師団を送ってベルギーを降伏させましょう。地味にベルギー軍は強いので、師団編成を変更しておくか、指揮力(立案)を使って攻略していくと楽です。
オランダ戦

前回のポルトガルでやったように、インドネシア(傀儡国)にかかる英仏の独立保証は、実行されないケースがVER1.6.2では多いようです。
この特徴を活かし、インドネシアに正当化。その後、ベルギーからオランダに侵攻していきます。
ポルトガル・ベルギーを倒すことができているなら、オランダ戦で苦戦はしないでしょう。AI任せの進軍でも、普通に勝てると思います。
なお、インドネシアを傀儡ではなく併合したい場合は、ポルトガル戦で手に入れた東ティモールなどからちょっかいを出せば、インドネシアを併合できると思います。
スペイン戦

スペイン(国粋)はそもそもファシストであるため、民主主義国家の英仏は独立保証してきません。
また内戦からの回復によって、1930年代で枢軸国に入る可能性は限りなくゼロに等しいため、安心して攻撃できます。
スペイン内戦が終わった時期にもよりますが、20幅の師団が48もあれば平押しで勝てる範囲だとは思うので、ここも苦戦はしないでしょう。
ここまでの戦争により、ポルトガル・スペイン・オランダ・ベルギー・インドネシアを、イタリアは単独で獲得することに成功しました。
WW2開始前の工業力は200を越え(それでもドイツと同じくらい、ドイツ恐ろしや)、人的資源や石油、ゴムといった資源面で困ることはなくなっていると思うので、連合戦では存分に暴れてやりましょう。
対連合戦
既に単独で戦っても連合戦ができるほどのイタリア。真の敵はドイツとも言えて、以下にドイツより多くの領土を手に入れるかがカギとなります。
そのためには、フランスとイギリスはもちろん、バルカン半島やアフリカ方面などでイタリアが活躍する必要性があります。
まずフランスですが、これは手に入れたベネルクスとスペイン、伊仏国境の三か所から一気に攻勢を仕掛け、超速攻で倒してしまいましょう。間違ってもドイツに後れを取って、ヴィシー政府爆誕という事態は回避したいところです。
次に、スイスやハンガリー、ユーゴスラビアなどに宣戦布告して、貢献度を上げていきましょう。ただし、ギリシャなどは後から単独で獲得可能なので、あえて攻撃しないでとっておくのもアリだといえます。
とはいえ、ドイツが英仏の土地を分捕ってくるのは都合が悪いので、北欧か東欧には侵攻して、ドイツの領土欲求の逃げ場を確保しておきましょう。
1940年6月ごろを目安に中小国をある程度倒したら、いよいよイギリス戦。
イタリアはそこそこ海軍力があるので、今回は海兵による上陸を採用。
普通なら、潜水艦と海上艦を使って、イギリスの輸送船をボロボロにしてから上陸するのが海軍消耗的にも安全策なんですが、時間が惜しいので今回はごり押し。
大西洋で海上艦による通商破壊(≒敵護衛艦隊の削減)を行った後、空軍と海軍をドーバー海峡に突っ込ませて制海権を確保。(この時制海確保できてない場合は敵の艦数をもっと減らす必要があるOR制空権が足りないという事なので、海と空、やりやすい方で対応しよう)
上陸が完了し、援軍を35個師団も送ることができればあとは消化試合なので、その後の領土獲得地域でも考えておこう。
優先順位はフランス→イングランド→バルカン半島(スイスなども含めた欧州)→アフリカ(エジプトやアルジェリア等)→その他(ローマ帝国を目指すなら)で、とりわけ工場のある英仏はドイツにできる限り渡したくないです。
一番最初にアルザスロレーヌを含め、ベネルクスからイタリア本土を結ぶように領土を取ってしまえば、ドイツは飛び地を恐れてフランス領を請求しにくくなります。
多少せこいですが、そういった領土の取り方を行い、ドイツの工業力を上げない工夫をしていきましょう(そのためには戦争貢献度一位が必須なので、連合戦では多方面で活躍していこう)
枢軸(ドイツ)に宣戦布告

オーストリアをアンシュルスされた今回、イタリアはドイツと戦うことが義務付けられました。
対枢軸戦を行う場合、一番いいタイミングとしては独ソ戦が始まった瞬間で、これならソ連と協力してドイツという大国を比較的楽に倒すことができます。
ただ当然デメリットも存在して、それはソ連がルーマニアなどの他に必要な土地を持って行ってしまう可能性があることです。
今回は対ソ戦までやる予定はないので、1941年3月、独ソ戦の前にドイツに宣戦布告いたしました。
※なお、宣戦布告を一度し忘れて、少しタイミングが遅れています。(そのため、早い人は1940年の後半には宣戦布告できると思われます)
戦後のドイツはメフォ手形を返したりと忙しい状態なので、独ソ戦の前にドイツをたたく場合は、なるべく早く宣戦布告することをおススメいたします。
(もちろん、ドイツに対抗できる陸空軍がそろっていないのならば、独ソ戦スタート後が安全です)
残党連合を倒しつつ、残ったイラクやトルコなどを併合

枢軸国を倒しつつ、余裕があれば残っているトルコやギリシャ、イラクなどにも宣戦布告していきましょう。
この時、カナダや南ア、オーストラリアなどの残党連合国と戦争になる可能性が高く、時期的に伸びるとメキシコまで倒さないといけない場合があります。
今回はローマ帝国の復活が目的なのでそのあとのプレイは致しませんが、ローマという化け物国力を使って、対ソ、対米戦等をしてみたいという方は、連合国残党のことを頭に入れておくと良いと思います。
(先に倒しちゃう方が良いのか、後回しにしてよいのかはプレイヤーの目的と考え方次第)
でもって、地中海をぐるっと囲むように領土を支配(講和会議で手に入れなくてもよい)できれば、いよいよローマ帝国復活のディシジョンを取れる頃合いです。
まとめ
ということで、初手大国縛りでローマ帝国の実現に成功。徴兵法にもよりますが、これによりとれる人的資源は10~20Mといった膨大な量になり、もう人的資源で困るという事はないでしょう。
あとは先ほども述べましたように、これを活かして対ソ対米戦などをやってもいいですし、ローマによる世界征服をしてみてもいいんじゃないでしょうか。そのための国力は確実にありますので、敵を作りすぎず、準備を怠らなければ難しくはないはずです。
ローマ帝国は中核州を増やすディシジョンの中でも最も必要領土の多い、難しいものではありますが、イタリアに慣れてきたらトライしてみてはいかがでしょうか。
といったところで今回はここまで。ご一読ありがとうございました。
コメント
初手大国縛りだとこんなルートがあるんですね…
毎回頑張ってオーストリアに拘ってましたわ
そもそも初手フランスokだと、空挺でフランス、空挺でイギリス&爆撃で自治領、カナダからアメリカで38年に無敵国家が誕生してしまうのである程度の縛りが必要とイタリアをやってて感じました