皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回はカナダを用いて、通常とは違う民主主義ルート、アメリカと組むルートで日本を倒していきたいと思います。
先に行っておきますと、カナダの工業力と艦数では、たとえアメリカと組んでも日本を倒すのは容易ではありません。
私自身、海戦を含めてかなり手こずっているので、歯ごたえのあるプレイをしてみたい方はぜひ挑戦してみてください。
それでは、始めていきましょう!
カナダの造船技術は自治領一!
1936年時点でイギリスの自治領であるカナダですが、その工業力は19とまずまずな値。加えて軍需が5なので、中小国の中でも、歩兵装備を備蓄しやすいです(立地的要因も重なり)
本来ならば、歩兵装備や航空機生産に使う軍需工場を増やしていくものですが、私の裏の目標、カナダ海軍で日本をボコボコにするというものをかなえるため、建設は造船所をしばらく建て続けます。
血迷ったかと思われるかもしれませんが、AI程度の海軍運用であれば、『カナダなら』日本海軍を倒せます。
というのもこの国、NF状海軍造りに恵まれているというのをご存知でしょうか。
独立した海軍ツリーの中でとりわけ良いバフとして、巡洋艦の研究ボーナス(2年先or半減)が×2、海軍造船所数+3×2があります。
これらを駆使することで、1937年の終わりごろには3型軽巡洋艦(最強性能の軽巡)の量産が可能だったりするわけです。
対日戦までに造船所を建設しまくり、ひとまず軽巡洋艦を8隻前後用意しましょう。
加えて、二型装甲、二型大型砲を載せた簡易戦艦2隻を用意するのが、しばらくの目標になります。
▽今回の中核となる軽巡洋艦。(やろうと思えば三型装甲にもできるが、過剰なので今回は2型)
経済法は早めに切り替えよう
さて、海軍的にポテンシャルがあるといったカナダ君ですが、国内の状態はボロボロです。
アメリカ同様大恐慌で消費財に大きなデバフがかかるうえ、徴兵法を変えることができません。
カナダのNFは少し意地悪な作りでして、大恐慌を完全に解除できるルートを取ると無際限徴兵より上が二度と使えなくなります。
かといって、徴兵法を優先すると、消費財のデバフが残ったままになり、何とも歯がゆい気分にさせられるものです。
どちらのルートに行くにせよ、1938年までは建設が遅くて遅くて仕方がありませんので、経済法を変えて建設と貿易に回せる量を多くしましょう。
日本の海軍に勝つため、適切なバフ(海ドク)を
日本は世界第三位の軍艦保有数を誇り、その数の差を埋める工業力がないことは上記の見出しでお察しのことだと思います。
だからこそ、日本に勝つためには質(バフ)の力を借りていかないと勝てません。
とりわけほしいバフとして挙げられるのが、主力艦装甲を10%上げてくれる『洋上要塞』(画像の赤丸)という海ドクです。
派手さはないですが主力艦の装甲を上げてくれるこのドクトリンは使いこなせれば強力で、二型大型砲の36貫通ラインを越えるためには、ぜひとも取得しておきたい研究内容です。
その他、軽巡洋艦を中心に攻撃力・貫徹力を上げるバフを取得しておくと、この先スムーズに通商破壊ができます。
日本がフィリピンに宣戦布告。アメリカと同盟を結ぶ
さて、対日戦まで造船と海軍系の研究を一通り終わらせ、いよいよ敵海軍と戦っていきます。とその前に、せっかくイギリスから離れたルートを取っていますので、アメリカと同盟関係になりましょう。
このルートではアメリカの技術ボーナスをもらえたり、将来的にメキシコが陣営に加盟してくれたりと、まさに北アメリカで同盟を組む感じのルートです。
また、某氷山空母の影響から、空母の研究ボーナスが2つももらえたりするのですが、ごめんなさい。空母にふる余裕までは今回ありませんでした……。
とはいえ、北米で籠城するならこれほど都合の良いNFツリーはありませんから、マルチなどでも積極的に使っていけそうですね。
小国が挑む対日海戦術
さて、アメリカと手を組み準備は万端。ここからが日本に勝てるかどうかの、大事な海戦になります。
今回用意できた戦力は戦艦2軽巡8駆逐17の戦力で、戦艦と軽巡は全て36年、あるいはそれ以上での新式。
駆逐は旧式のカナダ製が10隻に加え、アメリカのNFでこっそり増えている米製の駆逐艦7隻を基盤に戦っていきます。(ありがとうアメリカ)
普通に考えたら、10倍近い海軍保有数(海上艦だけで考えても最低7倍)を誇る日本に真正面からは勝てないので、第一フェーズは敵護衛艦隊の粉砕に注力を致します。
護衛艦隊の破壊
南シナ海などのいわゆる激戦地を避け、東ミクロネシアなどの比較的敵艦数が少ない場所で通商破壊をするのが第一フェーズです。
これにより10隻程度の護衛艦隊を4~6任務部隊、あっけなく撃破することが可能で、上手くいけば敵の艦数を200隻程まで減らすことができます。
この時、可能であれば、米軍の制空権下などで戦い、敵の攻撃機などでじりじりとやられないようにしましょう。
もし、地味に艦隊(とりわけ戦艦)が傷ついてしまったら、無茶はさせずすぐに修理しに自国の港へ戻しましょう。
一番の踏ん張りどころは大規模海戦
通商破壊で護衛艦隊すら出てこなくなったら、次は正念場の第二フェーズです。
ここで敵大艦隊をたたくため、哨戒で敵海軍を見つけ、そのまま交戦するようにしましょう。(南シナ海など)
この時のポイントととして、敵が50隻以上だと分かった瞬間交戦は避けてください。それほどの規模になると、敵の空母が2~4隻いる可能性が非常に高く、カナダの戦艦が耐えられなくなり、前衛艦ともども全滅してしまいます。
そもそも、質(装甲値36以上)でごまかしていますが、カナダの戦艦たった2隻は、日本の重巡と戦艦と空母の猛烈な攻撃に耐えています。
火砲の攻撃にこそ強い二型装甲ですが、装甲関係なくダメージを与えてくる空母艦載機に袋叩きにされると、流石に長時間は持ちません。だからこそ、敵艦数の少ない(=前衛艦も少ない)に狙いを絞った方が、短期決戦で被害を抑えられるという事なんです。
ましてや、本来の日本は容赦なく艦戦が突っ込んできますからね。大型艦数に差があって、なおかつ空母まで敵にいる場合は、直ちに撤退する方が良いでしょう。
▽上手くいけば、空母も打ち取れる。が、被害が大きいので、この後数か月の修理をすることにはなった。
※戦艦が傷ついて長期修理している間に、軽巡にレーダーなどを後乗せ(改修)して強化しましょう。後半になればなるほど敵艦数が少なくなり、敵が引きこもって捉えにくいので探知は上げとくと便利です。
▽そのほか、第二フェーズの結果。小口径砲攻撃力20オーバーの加軽巡にとっては、敵駆逐艦は盾にもならない。そして前衛艦が沈んだところを魚雷でしとめるというのが、おおよその海戦の流れだ。
▽第二フェーズ最後の海戦。追撃戦で無茶させたため、貴重な戦艦1隻を失ってしまったが、最も恐れていた空母を4隻粉砕。これにより敵艦数は50隻程まで減り、第三フェーズに入る。
日本海軍の主力を沈めたら、日本の輸送船を全滅させに行く。
さて、正念場の大規模海戦が終わり、この後は日本の輸送船をひたすら沈めていく作業に取り掛かります。
艦隊を2つ以上4つ以下程度の任務部隊に分け、日本の輸送船がゼロになるまで叩き潰していきます。
これにより、中国側の日本軍は補給が円滑に届かなくなり、弱体化します。中国沿岸の領土をてにいれるチャンスですので、強襲上陸で南京などに上陸、民需と軍需を手に入れ、日本本土攻略の準備を整えましょう。
この時、沖縄や南樺太などもGetしておくと、後の空軍アシストがかなりらくになるので、確保しておきましょう。
超時空要塞日本。倒せなさそうならボムを二つ
さて、中国でICを稼ぎ、空軍基地を獲得したら、戦術爆撃機と重戦闘機などを展開し制空権を確保。
水陸両用戦車(最終手段は超重戦車)なども入れた師団で上陸するのが、日本攻略作戦なのですが、カナダ(+中国)のICはそこまで多くありません。
そこで、原爆を二つ落とすことで、日本を降伏に追い込めるシステムを使います。どちらにせよ原子炉というヘビーな建設物を建てることになりますが、泥試合になるよりかは、うん、その、あれだ……。
まとめ
ということで、システム的ではありますが日本を降伏に追い込み、何とか勝利することができました。(連合と枢軸は戦争中なので、いつも以上に中国がばっちぃ……)
今回は海軍メインにAAR(?)を仕上げてみましたが、カナダという国は中小国ながらもこれだけの力を秘めているという事です。
その力をしっかり活かせば、日本、あるいはイギリスにも勝てる存在かもしれませんね。
研究速度も民主主義だと鬼速いので、使ってみると(建設速度は除いて)楽しい国かもしれません。
といったところで今回はここまで、ご一読ありがとうございました。