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イギリスでドイツに勝つには【HOI4 AAR】

 皆さんこんにちは、ヘルニアです。

 今回はイギリス、史実準拠のルートで独伊日を倒していきたいと思います。
 (イギリス初心者様向け)

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NFや研究、工場建設や割り当てに関して

 では、まずはイギリスの内政面、政治力の使い方についてご説明していきたいと思います。(イギリスの軽い説明も交えながら)

 ご存知の通り、イギリスは史実準拠で言えば大国ドイツと戦う運命にあります。しかしVer1.7のドイツは強く、イギリス単独では生産力で勝ることはとても無理です。

 という事で、第一目標は同じ同盟国のフランスを守り切ることとします。

 この国を守り切れるかどうかで、シングルプレイの対独戦は大きく難易度が変わってきますからね。

 でもって本題、そのための内政を今からするのですが、フランスを守るためにもまずは工業力を稼がなくてはなりません
 イギリスの初期経済法は「民間経済」になっているので、まずはこれを「早期動員」に変更しましょう。

 えぇ~、早期動員かよ。と思う方もいらっしゃるでしょうが、民間経済だと民需工場の建設に-30%もデバフが付きます。
 それが早期動員になって、-10%まで削減。さらには、消費財が35%→30%に減るので、初期の民需工場の大幅建設が楽になるのです。
 (民需から建てると、最終的な工場数は伸びる)

 その後政治力は、ディシジョンのドイツ(イタリア)の科学者に避難所を与えるを選択し研究速度を+10%Up。

 国家元首がボールドウィンの間に、寡黙な勤勉化であるフィリップカー。
 軍需工場建設にバフのかかるマックス・エイトケン(戦争産業家)を取得しましょう。

 1937年終わりごろには、NF「ビルマ公路」を取得しているころなので、ディシジョンでビルマ公路を拡張を選択。すると、おそらく最速で部分動員に変更できるので、経済法を早期動員から部分動員に変更しましょう。

 あとは理論家でモントゴメリーを取ったり、空軍設計社でスーパーマリンを取ったり、陸軍バフ系の長官や軍最高司令部を取得していきましょう。

●政治力の使い方(あくまでシングルでの例)

 経済法を「早期動員」に→
 ディシジョン「ドイツの科学者に避難所を与える」→
 同じくディシジョン「イタリアの科学者に避難所を与える」→
 寡黙な勤勉化「フィリップ・カー」を採用→
 戦争産業家「マックス・エイトケン」を採用→
 徴兵法を「限定的徴兵」に変更→
 ディシジョン「ビルマ公路を拡張」を選択(※)
 経済法を「部分動員」に変更
 理論家「バーナード・モントゴメリー」を採用→
 航空設計社「スーパーマリン」を採用→
 軍最高司令部「ケネス・アンダーソン(歩兵攻防バフ)」を採用→
 (この後は、戦時に大規模徴兵、総動員などに変更するため、政治力をためておいてもいいし、陸軍に自信がなければ陸軍バフ系の人材を雇ってもいい。『ためた方がスムーズではあるので推奨』)

 ※ビルマ公路を拡張のディシジョンは日中戦争開始後にNF「ビルマ公路」を取得しないと解放されません

NF(国家方針)

 さて、国家方針にかんしてはまず、民需工場を増やしてくれる『限定的再軍備』を取得した後、『帝国の強化』~『東アジアの強化』までまっすぐ取得していきます。

 今回の内政は上でご説明した通り、早期に部分動員に変更するやり方なので、日中戦争開始後すぐにビルマ公路を選べるようにスタンバイしておきます。

 その後はまたツリーが変わって民主主義の外交ツリーへ。『進路を保て』→『本土防衛』→『必然への備え』を取得していきます。

 新たに追加された必然への備えは、軍需工場建設に+10%。工場生産量に5%のバフを与えてくれます。これがあることにより、後戦争経済並みに軍需建設を行える理由でもあるんですね。

 その後は、『シャドウ計画』(国際緊張度が足りなければ陸軍の自動車化。あるいは取得せず日中戦争まで待機)を取り、その後『ビルマ公路』を取得します。

 少し出遅れてしまいましたが、次は『本格的再軍備』で消費財を-5%し、『空軍再軍備』→『戦闘機司令部』(マルチでは空軍で後れを取らないため、この戦闘機司令部取得が最優先になることもある)と取得していきましょう。

 研究枠取得のため『シャドウ計画(とってなければ)』→『工業への注力』→『追加の研究枠』

 軍需工場獲得のため『ロイヤル・オードナンス工場』
 戦闘機生産コスト削減を狙い『航空機生産団』→本土の対空砲設置である『防空』→『ガスマスクを配布』といったところで大戦開始になります。

 なお、戦時になったら最優先でNF『軍事訓練法』を取得してください。これを取らないと徴兵可能人口に痛いデバフを食らいながら戦うことになります。

●シングルでのNF取得例

『限定的再軍備』:民需4追加
『帝国の強化』:安定度+10%→
『海外勤務』:陸海空軍経験値の獲得など→
『植民地のエリートを奨励』:研究速度+7%
『東アジアの強化』:要塞建設バフの獲得と民需1、マラヤに造船所1獲得→
『進路を保て』:週の安定度と民主主義増加→
『本土防衛』:戦争協力度5%アップ。本土に要塞を追加→
『必然への備え』:工場生産量5%上昇。軍需建設10%上昇→
『陸軍の自動車化』:兵員輸送車×1研究バフ(100%)→
『ビルマ公路』:戦争協力度上昇。ビルマ周辺インフラなど強化→
『本格的再軍備』:消費財-5%
『航空再軍備』:本土の空軍基地追加→
『戦闘機司令部』:戦闘機系バフ×2の研究ボーナス
『シャドウ計画』:民需の軍需転換コスト-50%。戦時に軍需4追加→
『工業への注力』:産業研究ボーナス×2→
『追加の研究枠』:研究枠1追加
『ロイヤル・オードナンス工場』:軍需工場6追加→
『航空機生産団』:戦闘機生産コスト-10%
『防空』:本土南部に対空砲を設置→
『ガスマスクを配布』:戦争協力度+5%安定度+10%→
『軍事訓練法(実質戦時)』:全ての戦争を終わらせるための戦争を取り除く

 ※後、戦車研究や爆撃機強化。海軍のさらなる強化や電子工学系バフなど、やりたいこと、早期取得したいものに合わせて選択して問題なしです。

研究

 最初の研究は『機械式計算機』『基礎工作機械』『建築1』の産業・工学系に加え、『1936年式戦闘機(ハリケーン)』を取得。

 とりわけ、戦闘機で後れを取るわけにはいかないイギリスでは、戦闘機研究は最優先事項です。

 その後も、産業・工学系を中心に取得。ディシジョンやNFで研究速度が強化されるころには、陸・空軍系のバフや新兵器にも十分割り当てらることになるでしょう。

シングルでの研究例

●1936年からの研究

機械式計算機→ 改良型工作機械→ 艦上戦闘機(36→
基礎工作機械→ 分散工業1→ 分散工業2→
建築1→ 歩兵火器(18→ 建築2→
36年式戦闘機→ 野砲バフ(36→ 燃料精製2→

●約1937年からの研究

大規模戦闘計画(陸ドク→ 戦術爆撃機(36→
採掘1→ 歩兵火器(38→
採掘2→ 改良型歩兵装備(38→
戦力交代(空ドク→ 計算機(38→

●約1938年からの研究

通信兵1→ 40年式戦闘機→
39年式野砲→ 暗号解読→ 工兵2→
39年式対空砲バフ→ 38年式レーダー→ 偵察2→
準備された防御(陸ドク→ 二型歩兵装備→

●約1939年からの研究

発展型工作機械→ 大規模強襲→ ……
分散工業3→ 40年式対空砲→ ……
建築3→ 40年式野砲バフ→ ……
36年式軽戦車→ …… ……
通信兵2→ 44年式戦闘機→ ……

 その後は中戦車、40年式計算機、支援機、爆撃機、歩兵バフ系、レーダー、ドクトリン、機械化歩兵、水陸両用トラック、輸送艦、などなどを研究。

工場建設と割り当て

 イギリスでの工場建設では、まず民需工場を10~15前後目安に建設し、その後は軍需中心に時折民需を混ぜながら建設して行きます。

 建てる場所は当然安全な本土で、比較的インフラの良い南部(首都回り)から建てていくと良いでしょう
 (上記画像では、北部にも建設予定を入れていますが、理想は分散・集中工業完了後南部に建てる方が望ましいです)

 話は割り当てに飛び、まずは軍需工場ですが、歩兵装備、支援装備、野砲にだけ最初の生産は集中。旧式の戦車や空軍機はこの先の戦闘についていけないので生産ラインを破棄します。

 その後、軍需工場が増えてきたら、対空砲に2~3ほど割り当て生産開始。
 次いで、空母艦載機となる艦上戦闘機と攻撃機に1つでいいので割り当て、空母の艦載機がないという事態は避けていきます。

 空軍のほとんどは戦闘機に割り当て、まずは10個程度36年式戦闘機にあて、次第に15個、20個……と増やしていきます。
 同時に、余裕があれば支援機や爆撃機、攻撃機にも1~5個程度当て、後半は空軍中心に生産をしていきます。

 話変わって造船所ですが、まずは初期生産ラインのものを終わらせつつ、扱いやすい軽巡洋艦を量産していきましょう。(海軍はいろいろ遊べるが、今回は軽巡をひとまず量産(ごり押し))

工場割り当てのおおよその変化

●1936年(開始当時)
 歩兵装備8
 支援装備3
 野砲3
(造船所は初期生産ラインに集中)

●1937年(おおよそ)
 歩兵装備8
 支援装備3
 野砲3
 対空砲3
 艦上戦闘機1
 艦上攻撃機1
 戦闘機10程度割り当て開始
(造船所、空母と数隻の軽巡以外完了。新型の軽巡ラインを二本追加開始)

●1938年(おおよそ)
 歩兵装備8
 支援装備3
 野砲3
 対空砲3
 艦上戦闘機1
 艦上攻撃機1
 戦闘機15~25程度
 支援機2
 攻撃機1(割り当て優先度低)
 トラック1
 戦術爆撃機1
 造船所(空母完成間近。のち軽巡のみ生産に集中)

●1939年(開戦時期)
 歩兵装備8
 支援装備5
 野砲3
 対空砲3
 艦上戦闘機1
 艦上攻撃機1
 戦闘機37
 支援機5
 攻撃機1(割り当て優先度低)
 トラック1
 戦術爆撃機3
 造船所(軽巡から輸送船等に変えてもよい頃合い)

陸海空軍の生産と割り当て

 ここからは陸海空軍にどれくらいの数が具体的に必要なのか。そしてなぜそれだけの数を用意するのか。というのをご説明していきます。

 大前提として、イギリスはフランスを守り切れないとドイツに勝つのが非常に面倒くさくなります。これはドイツのAIがVer1.6になって強化されたことに加え、ドイツの沿岸防衛師団数が膨大なことが原因です。

 だから最初に述べたよう、仏の絶対死守が第一目標となるわけです

 そのための陸軍として、自国の徴兵で歩兵師団72個程度を用意する必要があります。もちろん、フランスをおびやかす独伊軍に対抗するもので、ベネルクス側に48個。イタリア側に24個貼り付けます。
 (残念ながら、本格的な本土防衛師団を用意している余裕はないです。心配しなくても、しっかりとした大艦隊で打撃部隊任務を出せば、制海権は取り続けることができるので、本土の師団ゼロでも問題ありません。(あくまでシングルでの話ですが))

 では逆に、スエズやエチオピア方面の師団はどうするかというと、自治領などの遠征軍を引っこ抜いて使います

 カナダと南ア軍は、マジノ線で防衛。ニュージーランド軍にリビア側を任せ、残りのインド・マラヤ・オーストラリアの軍でエチオピアを倒します。

 話は変わって海軍は(いろいろ遊べること前提の上)軽巡洋艦の量産を用います。

 おおむね作るべき艦隊は4つで、打撃艦隊、準打撃上陸支援用艦隊、護衛艦隊、潜水艦艦隊。

 今回は打撃艦隊系を強化し、ガラガラの本土を絶対守る、制海確保役に育て上げます。

 そして最後、空軍ですが、残念ながらドイツとの軍需工場数的に数で負ける可能性が高いです。そこで、陸軍の対空砲採用と同時に、空軍の戦闘機の質を強化。40年式戦闘機を改良し、質のち量で勝っていきます。

具体的な陸海空軍準備数

●陸軍

 ・歩兵師団24師団×3
 (仏ベルギー国境に48個待機)
 (仏伊国境に24個師団貼り付け)

 師団編成(歩兵10大隊。工兵・砲兵・対空砲中隊。徴兵可能人口増加次第、偵察・通信中隊追加

 ・カナダ遠征軍14個師団(マジノ線防衛)
 ・南ア遠征軍6個師団(マジノ線防衛)
 ・ニュージーランド遠征軍6個師団(対リビア(エジプト側))
 ・インド遠征軍20個師団(対エチオピア(スーダン側))
 ・オーストラリア遠征軍9個師団(対エチオピア(ソマリア側))
 ・マラヤ遠征軍6個師団(対エチオピア(ソマリア側))

◇要求装備数
 対空砲1.44K
 野戦法864
 歩兵装備75.6K
 兵員輸送車720
 支援装備4.72K

●海軍(艦隊)
 
 ・打撃任務部隊(対伊)
  空母4戦艦10軽巡34駆逐27

 ・準打撃任務部隊(対独及び本土防衛)
  空母2戦艦2巡洋戦艦3重巡6軽巡14駆逐44
  (なお、巡洋戦艦の装甲は戦艦装甲なので、実質戦艦)

 ・護衛艦隊(イギリス本土周辺及び大西洋にかけて)
  重巡1駆逐7×6
  重巡1駆逐6×4

 ・潜水艦艦隊(哨戒用。戦時中に機雷敷設型に改修し、日本近海に機雷をばらまく)
  潜水艦11×4

●合計
 『空母6戦艦12巡洋戦艦3重巡16軽巡49駆逐137潜水艦44』

●空軍機体数

 ・事前配備
  戦闘機1000
  支援機400
  攻撃機100
  爆撃機300
  空母艦上戦闘機合計150
  空母艦上攻撃機合計150

 ・予備(徴兵可能人口数、増加後配備)
  戦闘機約1800機
  支援機100機
  攻撃機50機弱
  爆撃機10機
  艦載機予備合計120機

 総空軍数約4.2K

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枢軸戦。序盤は防衛

 ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が始まったら、まずは徴兵可能人口、そして経済法を優秀なもの変更しておきましょう。

 事前に政治力を400ためておけば、大規模徴兵+総動員+女性労働力を発動させることができます。(今回の内政ではしっかり溜まります)

 この最初の防衛が肝心で、ドイツがベネルクス。特にオランダベルギーに侵攻したら歩兵48個師団をベネルクスに動かし、防衛ラインを引きましょう(撤退線)

 オランダは難しいですが、ベルギーは守り切れると思うので、いざとなったら死守命令なども活用して、48個でベネルクスを防衛しましょう。

 もちろん空軍はありったけベネルクスに展開し、可能であれば、イーストアングリアのレーダーをどんどん強化していきましょう。いろいろな恩恵がありますが、一番はレーダーによって敵の師団数が判明すれば、後の反攻作戦で師団の薄いところを的確に攻めることができます。

 なお、その他の戦線ですが、仏伊戦線はアルパイン要塞と山岳で防衛。リビアとエチオピアは遠征軍を使って潰し。最低限のパルチザン要因をアフリカに残し残りは万が一独伊軍にぶち抜かれた場合を考え、独伊戦線の後方などに撤退線を引いて待機させましょう。

 もちろん、遠征軍ばかりにも頼ってられず、戦時になって徴兵可能人口が増えたのですから、24、48と追加師団を徐々に作っていきましょう。(徴兵可能人口が0にならないよう注意)

 ※なお海軍に関してはもう軽巡洋艦はいらなくなってくる頃合いなので、潜水艦の機雷敷設型への改修後、輸送船に割り振っていきましょう。

中盤から空軍と戦車で突破

 最初の防衛(ベネルクス側)に成功したら、しばらくは空軍が拮抗程度になると思います。しかしこちらは1940年式の改造機体なので、徐々に差が開き、中盤にもなれば1944年式戦闘機が生産可能と、確実に敵空軍に勝利することができます。(敵の残り機体数150機とかまで減らせる場合もある)

 そうなってくると、戦闘機に膨大な工場を割り当てる意味はなくなってくるので、別の兵器に工場を割り当てます

 今回は支援機と戦車に割り当てをし、圧倒的casの支援力と中戦車の攻撃力で突破口を開いていきます。

 また、護衛艦隊を除き海軍はほぼ暇になるので、今のうちに潜水艦艦隊(機雷敷設)を用いて、日本の周りを機雷で埋めてしまいましょう。(嫌がらせと制海確保アシストなどなど)

 さて、べネルクス侵攻をするドイツは、無鉄砲にも突撃を繰り返します。最初の防衛さえ上手くいけばひとまず安泰でして、あとは連続攻撃でやばそうな部隊を後方から援護するだけです。

 僕がよくやる、対AI用戦術の二重の壁を用いて、ドイツ軍の攻撃を誘い出しましょう。

▽二重の壁状態のベネルクス。

 耳タコな方はすっ飛ばしてくれて問題ありませんが、この戦い方は前線の師団数をわざと少なめに配置させて、万が一抜かれそうになったら後方の師団を手動で動かし、援護させるという戦い方です。

 これのメリットは対AI戦において、独AI『敵の師団数少ないじゃん! チャンスだ攻撃!』というものを誘い出すところにあります。

 もちろん、ドイツだけではないので、他のプレイでも活かしてみてください。
 今回はフランスやベネルクスの軍が前線にいてくれるので、ちょっとやそっとじゃ崩れないはずです。(きちんと制空を取っていれば)

終盤には分断と包囲殲滅を繰り返し、独領を占領

画像は、枢軸戦後半。ベルギー軍にすら追い越し殲滅されるドイツ軍の瓦解の様子

 さて、独軍が疲弊しきったら、戦車師団を中心に反撃開始です。疲弊具合によっては歩兵師団でも十分突破可能なので、今回取得した大規模作戦ドクトリンの最大立案を活かして、ぶん殴っていきましょう

 ただ一つだけ注意点がありまして、イギリスは島国であるため、他の大陸や島で戦うとどうしても補給量が少ないです。これが何を意味するかといいますと、比較的インフラレベルの高い欧州でも、補給が圧迫して戦車師団が使い物にならない可能性があること。

 なので戦車師団は本当に少数。10個師団未満で補給に余裕のあるところで用いるのがベストです。(師団正面幅も、40よりかは20の方がイギリスは扱い易いと思います)

 ただどうしても補給が足りないという場合は、輸送機を大量に作って空輸物資で補給量を上げていきましょう。

 枢軸戦終盤でいつ番きついのはウィーンです。ウィーンまでの道のりは山岳が多いので、上記画像のように突破後師団がいないようであれば、できる限りガンガン進んでいくことをおススメします。
 それ以外の大都市はほぼ平地なので、空軍のごり押しで勝利できると思います。

対日戦。こちらもインドとマラヤで防衛

 話は変わって対日戦です。
 時期的には、枢軸戦中~終盤あたりに戻ります。

 1941年秋ごろ。日本がマラヤに宣戦布告してくるので、ゴム利権を守るためにも防衛戦を行います

 一番良いのは本土から師団を送って、マラヤに駐屯(また将来的になるシャムの国境に張り付け)。バングラデシュかビルマ最前線で防衛を行う事です。
 (日本が日中戦で勝った場合、新疆側(インド北部)からくる場合もあるので注意)
 ただこの時期になると、インドやマラヤは追加の師団を作ってくれるので、最低限の防衛能力が備わっています。

 同じように、オーストラリアやニュージーランドなど、暇になった軍、遠征軍を使い防衛していきましょう。(最悪防衛師団を貼り忘れても、アメリカやインドが時間稼ぎ程度には最低限守ってくれる)

 要は、後の日本反攻のため、最低限インドを失わなければ、何も問題はありません。

枢軸戦後、戦力を中国に。台湾や沖縄など占領

 枢軸戦が終わったら、ようやく戦力をアジア方面に向けることができます。
 独伊を傀儡化(監督国に)しておけば、そこそこ頼もしい味方になってくれますので、日本を容赦なく攻撃しましょう。

 ビルマ戦線の方は普通に攻撃すると補給的にもなかなか進めないので、まずは台湾を獲得して、多方面に空軍を飛ばせるようにしましょう

 上陸には枢軸戦で用いた機甲師団を使い、歩兵師団(またはトラック)だった部分を水陸両用トラックに変更します。

 こうすることにより、中戦車でも、上陸戦で頼れる存在になってくれます。

 肝心の制海権確保ですが、主力艦隊と準主力艦隊をアジアに持ってきて南シナ海などで通商破壊。(フィリピンやボルネオから空軍を飛ばし、制空と迎撃ができると安全)

 そうすると、護衛艦隊含め日本の輸送船がどんどん沈んでいき、日本の制海確保能力が下がっていきます。
 あとは上陸支援任務でマラヤなどから台湾。その後沖縄→硫黄島と上陸を繰り返していきましょう

 可能であれば南京も欲しいところですが、中国が膠着してしまったら無理に進む必要はありません。(ほっといても同盟国が勝手に上陸し中国は倒してくれます)

 むしろイギリスにしかできないことは、手に入れた沖縄などに航空基地、レーダー基地を建てることです。沖縄ですら通常の戦闘機では航続距離が足りないので、航続距離を強化した戦闘機。もしくは重戦闘機。そして戦術爆撃機をあらかじめ量産(枢軸戦終わりごろから)して、日本制空権を確保。上陸をアシストしていけるようにしましょう。

長崎、大阪など二か所に、上陸用機甲師団で上陸

 画像はアメリカにいいところを持っていかれるの図

 勝つための最終段階です。まずは上陸用の機甲師団(20.40幅どっちでもいける)を15個程度用意して、長崎と大阪等、二か所以上に上陸を開始します。場所はそこそこのレベルの海軍基地ならおおむねどこでもいいです。(二か所以上に上陸するのが重要なので)

 とりわけ長崎の方は上陸後一気に九州を抑え、歩兵師団を援軍に送って中国、四国地方でにらみ合いを行います。(機甲師団は九州から離脱し、次の横浜方面等へ上陸準備)

 一方大阪の方は中国四国を分断し、こちらも補給がパンクしない程度に援軍を送ってしばらく防衛です。この際、輸送船をあらかじめ減らしておくと、中国四国の軍を実質的に閉じ込めることもできます。

 そして横浜に上陸準備していた師団を進め、横浜に上陸。流石の日本も三か所以上戦線を持つと配備してくる兵士が少なくなるので、横浜の方(最後に上陸した機甲師団戦線)は一気に進軍して東京、可能なら東北方面を制圧。中部等の方も手薄になってくるので、前進。合流しているころにはだいぶ補給も安定していると思うので、全ての戦線で攻勢を開始して、勝負を付けに行きましょう。

 なお、ここまで若干理想的な手はずを言いましたが、二か所以上に上陸したのち、アメリカやイタリアなどの海軍国が日本に上陸して、日本領土をかき乱してくれる場合もあります。まずは大都市(補給安定プロビ)に二か所上陸(その後きっちり防衛)を目指し、海軍の上陸支援や空軍の支援を使いこなして行きましょう。

まとめ

 という事で、イギリスで独伊日を倒す方法を、内政重視で説明してきましたがいかがだったでしょうか。

 イギリスは徴兵可能人口に悩まされますが、資源や味方も多く、上手く活用して防衛、反撃できれば強敵ドイツも十分倒せます。

 もし民主に慣れてきたら、王党派や黒シャツ隊のルートなどにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
 といったところで今回はここまで。ご一読ありがとうございました。

 

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