皆さんこんにちは、ヘルニアです。
本日は1938年初頭にいつもドイツに併合されてしまう、オーストリアを使って、イタリア・ドイツに勝利していこうと思います。
普通にやるとかなり難しいオーストリアですが、工夫すれば生き残る分には何とかなります。
HOI4のシステムを上手く使い、生き残っていきましょう。
ひとまずファシ化して枢軸加盟
あれ、独伊を倒すんじゃないの? という疑問があるかと思いますが、これもICを伸ばすための作戦です。
オーストリアは初期からファシ化率が50%近いのですぐに国民投票でファシ化できると思います。
そしてファシ化して枢軸加盟したらイタリアに正当化してください。(中核州なので1936年以内に宣戦布告可)
そう、今回の作戦は、独伊をわざとぶつけさせて、消耗したところをたたくというものです。
そのためには独伊の戦力がほぼ同じである、1936年以内には宣戦布告する必要があるのです。
独が消耗しきってアンシュルス遅延
ドイツ軍の方が師団編成や練度的にイタリアに勝っていますが、オーストリア~イタリア間のプロビはほぼ山岳なので、ドイツはなかなか突破することができません。(同様に、イタリアも簡単にはオーストリア側に入ってこれないが、消耗により完全な膠着状態とはいかないことに注意)
それどころか、武器の消耗が激しく、師団数を増やせない状況に陥りがちなため、アンシュルスの条件(550Kの陸軍数)すら突破することができなくなります。
すなわち、独伊がぶつかっている間は本来の歴史がストップしてしまう状態にあるのです。
(もちろん、アンシュルスより先のズデーテンやダンツィヒのNFもドイツは取れない
独伊が争っている間に、オランダとハンガリーを
ここからが「なんてひどいやつだ」と思われる作戦ですが、独伊がぶつかっている間にオランダとハンガリーを陸路で潰してしまいましょう。
オーストリアは国力がないので一刻も早い工場のぶん捕りが必要です。ファシ化していることもあり、イタリア戦争中の現在は正当化がすぐに終わります。
オランダはインドネシアに正当化をして、ハンガリーはトリアノン条約の破棄をしファシ化した後に正当化して、手に入れていきましょう。
オランダはドイツが手伝ってくれるので立案をためて平押しで勝利可能。ハンガリーは単独で前線を集中突破してブダペストなどを落としましょう。
※なお、オランダにちんたら時間をかけてたら連合国入りされる可能性があるので注意。
ふえたICで野砲生産。最大立案で突破
とりわけハンガリーの地味に豊富な軍需工場を手に入れると、かなり軍拡が楽になってきます。
ドイツでさえ抜けなかったイタリアの国境を突破するため、野砲生産を本格的に進めていきましょう。
というのも、空軍はドイツの方が勝っているので、後足りないのは攻撃力(すなわち野砲)だけなのです。
歩兵、あるいは山岳師団に野砲を2大隊以上付けて、歩兵7野砲2、支援工兵砲兵中隊までつけられればGoodでしょう。
一度イタリア国境を突破したら、戦力差をなくすためにも包囲殲滅を積極的に狙ってください。
おそらくイタリア軍は独伊との攻防で疲弊していますが、数は50~100個師団弱ほどはいるので、南部攻略のためにも、トータルパワーの差を詰めていきましょう。(山岳や都市、川で攻勢が止まってしまった場合は、潔く止まり、指揮力なども使って立案ボーナスをためてから攻勢しましょう)
あとは、ドイツの占領ポイントに負けないようできるだけオーストリア軍が南下するだけです。
講和会議
もしオーストリアが第一要求をすることができるのならば、イタリアの傀儡化を最優先で行いましょう。
領土がオーストリアで分断されている以上、ドイツはイタリアの領土を直接併合しない傾向があります。
イタリアの傀儡化さえ行ってしまえば、あとはイタリア本土をオーストリアの好きに獲得することができるでしょう。
もちろん、南チロルの中核州は併合し、少しでも人口を増やしていきましょう。
ドイツがアンシュルスを迫る
さて、独伊戦が終わり1940年5月、普通に考えたら遅すぎるほどのアンシュルスをドイツが迫ってきました。
当然、これを飲んでしまうとゲームオーバーですので、下の拒否を選択します。
さぁこいやドイツ、と42個師団で待っていたところ、かの国は先にソ連へと宣戦布告しました。
その結果、オーストリアがコミンテルン入りするといったかなり珍しい状況になっていきます。
ユーゴ・ルーマニアが背後をさしてくる
さて、ドイツを倒すのにソ連が仲間になってくれましたが、いいニュースばかりではありませんでした。
ユーゴスラビアやルーマニアがNFにより続々と枢軸国に加盟。さらには、戦時中ソ連がポーランドに宣戦布告したことでポーランドまでもが枢軸に加盟するといった珍事が発生していきます。
ポーランドはともかく、ユーゴとルーマニアは背後を突かれると中々痛い攻撃をしてきます。(ゲーム中予測してなかったため、ハンガリーのドナウ川ラインまで後退して防衛
幸い、今回はソ連が味方だったため、ルーマニア→ユーゴ+ブルガリアと処理してくれました。(いや、本当に運が良かったとしか、今となっては思えない……。
またポーランドにソ連が宣戦布告したことで、ドイツ軍がポーランド側とオーストリア側に二分され、こちらの攻撃チャンスが巡ってきました。
バルカン半島をソ連と組んで制圧した後、南部から一気に押し上げてドイツ軍を倒していきます。(なお、空が真っ赤っかなのはお察しなので人的被害はそこそこエグイことに)
▽対枢軸戦の様子。ソ連軍もいるとはいえ、オーストリアでこのようなことができるのはなかなかの達成感があった。
戦後とまとめ
第二請求でしたが、運よくドイツの傀儡化に成功し、そこからドイツ全土を傀儡化させることに成功。
またユーゴスラビアの領土やブルガリアを獲得しましたが、トランシ……、ルーマニアはコミンテルン側のものに。とはいえ、最初の目標であった独伊から生き残ることはこれにて達成することができました。
生き残るだけで一苦労ですが、この後対ソ戦ぐらいならドイツの人的を使って行えそうです、上手くやれば連合VSコミンテルンでチェコスが降伏した後、その領土とトランシルヴァニア等を(ソ連から)オーストリアが分捕れれば、理屈的にオーストリアハンガリーの復活も狙えそうです。
対連合戦は、日本を潰せればワンちゃんでしょうか。
といった具合に、生き残ってドイツを傀儡化できれば、意外といろんな選択肢が考えられそうなオーストリアでした。
今回は少し邪道にも独伊をぶつけさせる方法を取りましたが、いかがだったでしょうか。
決して生存不可という国ではないので、腕に自信のある方はプレイしてみると楽しいかもしれません。
といったところで、今回はここまで。ご一読ありがとうございました。