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HOI4 AAR 本気出せばロイヤルネイビーを5年半で造り直せるか

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しかし海軍プレイで問題となるのが鉱物資源

 良くHOI4で「大和型を建造しよう」とか「空母を大量に作ってみよう」となると、大きくぶち当たるのが資源が足りないという問題点です。

 特に大型艦や質の高い巡洋艦を量産する羽目になると、自由貿易では鉄(場合によってはクロム)が足りず「バルチック艦隊再び」みたいなのは意外にも苦労
するのです。

 史実プレイでの日本なんかは特に資源不足なので、広西軍閥(中国南部の鉄資源がそれなりにある軍閥)を傀儡化したりして、海軍等の資源不足を補っているわけなんですね。

 もちろん、今回の大造船所建設プレイでも例外ではなく、自由貿易では途中民需を大量に圧迫してしまいます。

相互貿易について

 ここで少し話は脱線しますが、Hoi4での相互貿易について簡単に説明したいと思います。

 Hoi4には貿易法というものがあり、そのレベルによって自国の資源をどのくらい輸出に割くかを設定できます。

 一番外に出してしまうのは『自由貿易』なんですが、これは建設速度や研究時間などが減るバフがあるため「できることならこの貿易法を取りたい!」というのがHoi4の定石です。

 しかし大量の資源が外に出てしまうので、自国で使う資源が足りず、建設に使う民需工場が多く減ってしまう可能性があります。

 それでは特に建設速度のバフが無駄になる場合もあると。

 そこで、友好的な二国間でお互いに足りない資源を貿易して相互に民需を与え受け取る関係になるのが相互貿易の関係です。

 バニラシングルでもそれに近い状態が、アメリカとイギリスの貿易関係です。

 イギリスは先にもお話した通り世界最強レベルの海軍を保有していますが、それをフルで動かせる石油がありません

 たいしてアメリカは、莫大な油田を持っていますが、自由貿易だと鉄などの資源が不足し、自国だけでは賄えない状況にあります。

 それを補うため、イギリスは石油をもらってニッコリアメリカは鉄をイギリスからもらってニッコリという関係性に、史実プレイだとなりやすいのです。

 これで、民需の減少を最小限に抑えつつ自由貿易のバフを活かせるという貿易の仕方です。(場合によっては、輸出でむしろ儲かる場合も結構ある)

 友好国との貿易ではお互いが強くなれる場合もあるため、協力プレイの際は貿易でICをコントロールしてみても良いでしょう。

※なお余談だが、複数人での協力の場合一国に大量の民需工場を流し、一気に強くさせるといった方法もあったりする。

 特に陸海戦にも大きく影響する空軍担当国や、最前線のインフラ設備を担当する国などでは、貿易によるICを集中する戦略がとられる場合が多い。 

話しは戻して海軍建造

 わざわざプレイに関する貿易の知識(というほどでもないが)を話したのにもわけがありまして、アメリカの鉄輸入は時代が建つにつれて増えていきます

 アメリカは初期状態では大恐慌のデバフがあり、本来の工業力をほとんど活かせません。


 そのため多くの武器を生産できない状態生産に必要な鉄がそもそもあまり必要ない状態ですから、ゲーム始め~中盤程度まではイギリスは相互貿易といった形を取りにくいのです。(特にソロプレイでは)

 多少政治力を使いますが、→自由貿易→輸出制限→再度自由貿易と変更して、建設と(資源)貿易。さらには造船スピードをコントロールしていきます。

 海軍の建造はもちろんはりぼてのような設計をするのではなく36年型の技術で潜水艦~本来はなかった超大型戦艦まで作成していきます。

 当たり前ですが大型艦ほど建造コストが高く、また海軍の造船所も5個までしか割り当てられないので、量産が効きません

 (普段はあまり作らないが)重巡をはじめとした後衛艦は比較的早い段階から作成し、余裕が出てきてから徐々に前衛の駆逐や軽巡を量産していく感じで今回は仕上げております。

 ここで全部の設計は(文量的に)紹介しきれませんが、一部使えるものを抜粋してご紹介いたします。

海軍設計のポイント

 Hoi4の主力海軍で中核をなすのが、前衛が軽巡洋艦。後衛は戦艦になります。

 上記の画像は戦艦になりますが、設計の際の大きなポイントは全部で3つです(ちなみに上の設計は海軍軍縮条約以上の、設計の質を高めたもの

 その3つのポイントが装甲大口径砲貫徹力最高速度です。

 戦艦は役割として敵の砲攻撃に耐え、逆にこちらの砲で相手のすべての艦をぶち抜ければ一種の理想形となります。

 1936年当時でつけられる一型と二型の装甲の差はかなり大きく、一型装甲はかなりのバフを与えなければⅡ型の大口径砲に簡単にぶち抜かれてしまいます

 逆に言えば、二型の大口径砲ならば旧式(一型)の戦艦装甲はほぼぶち抜けるため、主砲二型の方が貫通力に信頼があります。

 装甲においても、二型の装甲は『提督などのバフ』を組み合わせることによって、敵の一型主砲、場合によっては二型の主砲さえも弾き返すことが可能なので、こちらも二型が望ましいです。

 かといって、大口径砲ばかりを乗せれば良いというわけでもなく、あまり調子に乗って装備(副砲なども含む)を付けまくるコストだけでなく船の速度も大幅に落ちます。


 あまりに重いコストは船の生産性にも問題が出てきますが、足が遅いと肝心な場面で戦闘に参加できなかったり撤退が遅くてやられたりという状況を招きます。

 さすがに足の速い駆逐艦に追いつけとは言いませんが、目安として26kn以上出せれば、戦艦の設計としては上出来の部類でしょう。

 なお、戦艦以上のコストを持つ超大型戦艦(例:大和型)ですが、こいつは『全てといっても良い砲攻撃を防ぎ』『相手も超大型戦艦でなければすべての船をぶち抜く貫徹力』を持っています。

 その分、普通の戦艦同様「魚雷・空軍」に弱いわけですが、しっかり防空をしてあげれば戦艦以上の強さを誇るので、余裕があるなら使ってみても良いでしょう。

(例:日本のNFで出てくる大和型など) 

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