190もの造船所で、一気に海軍を作り上げる
造船所というのは、大国でもだいたい30~60程度あればそれなりの海軍を作ることができます。
要は、造船所が100を超えるというのは一種の異常事態であり、僕もマルチなど含めてあまり経験したことがない領域なんですが、造船所数は100を超えて200に迫る190もの数を終盤には叩き出します。
先にもお話したよう1940年代に入るとアメリカもイギリスの鉄を買ってくれるので、再び自由貿易に切り替えさらにブースト。
また継続方針の海軍の生産をとり、生産コストを下げて量産していきます。
結果1941年までに作れたのは、以下のような数となりました。
目標数:空母5/戦艦12/巡洋戦艦3/重巡16/軽巡31/駆逐128/潜水艦42
新造船数:空母5/戦艦10/超大型戦艦2/巡洋戦艦3/重巡16/軽巡50/駆逐206/潜水艦124
と、本来の目標数を超えて見事新ロイヤルネイビーを編成することに成功いたしました。
もちろん、設計は1936年当時以上でできる、質の高いもののみを作っております。(コスパ重視の駆逐艦などは作っていない)
それでは最後に、このロイヤルネイビーを日本の海軍にぶつけて、記事を閉めたいと思います。
対日戦に新制ロイヤルネイビーを投入
まぁ言わずもがななんですが、元々のロイヤルネイビーでもきちっと運用すれば、AIの海軍相手に負けることはありません。
それを全艦質を強化し、さらには軽巡・駆逐・潜水艦は過剰なほどに造っているのですから、いわゆるオーバーキルの状態です。
日本のような島国は、通商破壊の効果が大陸の国よりはるかに痛いです。
例えば日本と中国は海を挟んでいますので、日中戦争中に日本の輸送船がぼこぼこ沈みますと、補給、そして本土に兵士を帰らせることができなくなるという、輸送関係で致命的なダメージを受けます。
※異次元トンネルの件はここでは置いておくとする。
そうなると、仮に日中戦争等の本土外で日本が勝っていたとしても、まともな戦闘ができなくなり、また帰ることもできないので陸軍は事実上外に出られないに等しいのです。
また資源の輸入にも当然島国は輸送船を使うため、それが消えると日本は自国の本土から出る資源のみで、この先全ての生産を行わなくてはいけません。
石油がなければすべての内燃機関関係のものが動かず、最も基本となる鉄がなければ歩兵装備すら生産が止まるので、ほぼ戦闘不可能になるというのはこのためです。
(もちろん、今回プレイしているイギリスも同様の弱点を持ちます。
特に帝国連邦は資源量が多いため、輸送船の数が1Kあっても足りない場合があり、通商破壊をもろに受けたらほぼ戦闘不能に陥る)
だから『対島国』の海軍の基本は通商破壊から考えるのがセオリーです。
海軍の通称破壊の一つとして、主力艦による通商破壊というものがあり、これは主力レベルの大艦隊で通商破壊し、根こそぎ輸送船を叩き潰そうというダイナミックな戦い方です。
メリットとしては相手の海軍が乱入してきても、先行戦闘により優位を取りやすいこと。
またおぞましいほどの火力で、数十~百隻単位の輸送船を一度の海戦で沈めることもあること。
その分、大規模な海軍とそれを全力で動かせる油田(輸入IC)が必要なので、使用は大国にのみ許されるゴリ押し戦法の一つです。
上記の画像はその時の画像で、駆逐・軽巡などがあら方壊滅し、敵の空母なども逃げ帰るように去っているのがわかると思います。
こうなってしまいますと、海軍(主力勝負)的な勝敗はついたも同然で、あとは敵の輸送船を一方的に粉砕していくのみです。
まとめ
ということでロイヤルネイビーをほぼ全解体し、史実の対日戦開始ごろまでに再建するAARでしたが、いかがだったでしょうか。
結果としては、
結果:英連邦が結束すれば、5年ぐらいでロイヤルネイビーを再建できる。ただし、造船所がいらないくらい最終的には余ってしまう。
特にバニラ環境のような海軍は、既にある海軍を高い質の船で強化していくのが基本です。
今回は海軍にほぼ全振りでしたが、実際は陸空にも力を注がないといけません。
その限られた造船所数でしっかりとした海軍設計を行い、また貿易のコントロールでより海軍の生産と運用を効率化していきましょう。
といったところで今回はここまで。ご一読ありがとうございました。よろしければツイッターのフォロー、記事の拡散などしていただけると励みになります。