翻訳

HOI4【VER1.6.1】海軍のドクトリンについて

 皆さんこんにちは、ヘルニアです。

 今回は海軍ドクトリンについて、詳しく書いていこうと思います。

 かなりデータ的な書き方になると思いますので、より詳しく海戦を知りたいと思う方はぜひ見ていってください。

 なお、どのドクトリンをとればいいかさっぱり(初めたての人)も、ドクトリンの取り方や基本についてを書いておりますので、見ていただけると幸いです。

 それでは、海軍ドクトリンについて、説明していきます。

スポンサーリンク

ブログランキング参加中 応援お願いします。

HOI4の海軍ドクトリンは三種類。それぞれに特徴がある。

 まずドクトリンって何? って方に大雑把に説明すると『戦い方の教科書・運用方針』みたいなものです。

 教科書の内容が潜水艦に関してたくさん書かれていれば、当然、海戦での潜水艦は強くなりますし、空母なら空母が強くなります。

 だいぶかみ砕いた表現ですが、その教科書を研究(勉強)することで、海戦を有利に進めていこうってわけなんですね。

 そしてその海軍ドクトリンの種類は三つあります。以下に、画像を貼ります。

 では、それぞれのドクトリンを解説いたしますと。

艦隊保全主義(左):主力艦(特に戦艦)と駆逐、護衛効率を強化

 主に艦隊決戦(主力艦である戦艦などがぶつかる、大規模な戦い)に強くなるドクトリンです。また護衛効率に大きくボーナスが付くので、輸送船を守るのには最適なドクトリンでもあります

 VER1,6,0になってからは、機雷の敷設効率(設置速度)にもボーナスが付くようになりました。機雷が強化されるドクトリンは艦隊保全主義だけなので、機雷を大規模に使う場合も採用する価値があると思われます。

 デメリットとしては、空母の強化が比較的弱い事。空母メインで運用する場合は、艦隊保全主義との相性はイマイチになります。しかし、全体的に満遍なく船を強化してくれるものなので、オーソドックスなドクトリンであることは間違いありません。

貿易阻止(中央):潜水艦(通商破壊)を強化

 通商破壊(敵の輸送船を狙い、貿易などを邪魔する)に強くなるドクトリンです。海上探知能力と襲撃効率が上がるので、いち早く敵を見つけ、少し数が不利でも戦闘を有利に進めやすいです。

 空母の運用も艦隊保全主義よりかは得意なので、空母を使ってみてもよいでしょう。

 ただデメリットとしては、護衛効率にあまりバフが付きません。加えて、船の基本となる駆逐艦はほとんど強化されません。輸送船を守らなければならないイギリス等には不向きとなるので、気を付けましょう。

基地攻撃(右):空母(+駆逐・軽巡)を強化

 空母の運用を強化してくれるドクトリン。空母特化型とも言えて空母を作る工業力がない国ではこのドクトリンをとることはそもそもお勧めできないです

 ただ大艦隊(+しっかり港湾爆撃できる空軍)をしっかり編成できれば、このドクトリンも活かせます。場合によっては、かなり一方的な戦いにもなるので、アメリカなどは使いこなせる国と言えます。(海空軍を連携して使うため、かなりデリケートで上級者向けにはなる)

 デメリットとしては、戦艦などの主力艦にはほとんどプラス効果がありません。主力艦は完全に空母の盾役(消耗品)となるので、それに耐えられる工業力が必要となります。

 なお、軽巡と駆逐もかなりのバフを受け取ることができるのがこのドクトリンのおいしいところ。HOI4の戦闘では、最前線の盾役が一番重要ともいえる存在なので、ありがたい恩恵になります。

大国の海軍ドクトリンは、基本そのままで良い 

 まとめると、主力艦や駆逐艦、そして護衛などをメインに使う場合は艦隊保全主義。
 【英・仏・伊・ソの初期ドクトリン】

 潜水艦を中心とした通商破壊を運用するなら、貿易阻止。
 【独の初期ドクトリン】

 空母をメインで運用するなら、基地攻撃となる。
 【日・米の初期ドクトリン】

 大国は基本、上記通りのドクトリンで問題ない(戦う相手(大国)が史実と変わる場合は別問題になる恐れがある)

 中小国の場合、ある程度主力艦(戦艦)を作る工業力があるならば艦隊保全主義
 それすらもきつそうなら貿易阻止で大丈夫だ。
 ※基地攻撃をしっかり活かすには、相当な海軍力を要求されるため、中小国でとるのはお勧めできない。

 まぁ、全部ひっくるめて全く分かんないようであれば、艦隊保全主義でかまわない。一番癖がなくて使いやすいはずだ。

 ではここからは、各ドクトリン別の詳しいデータを記していく。

艦隊保全主義についてのデータ

研究名空母戦艦巡洋戦艦重巡軽巡駆逐潜水艦全体(その他)
1:艦隊保全主義
指揮統制率+10指揮統制率+10
指揮統制率+10

海軍の機雷敷設効率+10%
2:戦艦隊の集中運用
指揮統制率+10指揮統制率+10
指揮統制率+10

打撃部隊の組織率損失-20%
3:空母の補助的運用指揮統制率+10
艦載機出撃効率+10%
4:ハンターキラー任務軍



指揮統制率+10
潜水艦探知+20%

指揮統制率+20
潜水艦探知+10%

護衛効率+5%
5:洋上要塞

指揮統制率+20
主力艦装甲+10%
主力艦装甲+10%
主力艦装甲+10%
6:洋上飛行場指揮統制率+20
艦載機出撃効率+10%
7:巨大船艦隊
指揮統制率+20
主力艦攻撃+10%
指揮統制率+20
主力艦攻撃+10%

指揮統制率+20
主力艦攻撃+10%

海軍の機雷敷設効率+10%
海軍対空攻撃+10%
8:船団航法


指揮統制率+10
潜水艦探知+5%

護衛効率+5%
9:船団護衛


指揮統制率+10
潜水艦探知+5%

護衛効率+10%
10:護衛空母

護衛効率+15%
11:統合船団護衛



指揮統制率+10
潜水艦探知+10%

指揮統制率+20
潜水艦探知+5%

護衛効率+10%
12:潜水艦作戦


指揮統制率+10
海上探知+5%

魚雷の発見確立-5%
13:海中封鎖

指揮統制率+10
海上探知+10%
14:船団阻止


指揮統制率+10
海上探知+5%
襲撃効率+5%

魚雷の発見確立-10%
15:潜水艦攻撃

指揮統制率+10
海上探知+5%
襲撃効率+10%
合計指揮統制率+30
艦載機出撃効率+20%
指揮統制率+60
主力艦装甲+10%
主力艦攻撃+10%
指揮統制率+40
主力艦装甲+10%
主力艦攻撃+10%
指揮統制率+40
主力艦装甲+10%
主力艦攻撃+10%

指揮統制率+20
潜水艦探知+30%

指揮統制率+60
潜水艦探知+25%

指揮統制率+40
海上探知+25%
襲撃効率+15%

海軍の機雷敷設効率+20%
護衛効率+45%
魚雷の発見確立-15%
打撃部隊の組織率損失-20%
海軍対空攻撃+10%

貿易阻止についてのデータ

10162550100 件表示検索:

研究名空母戦艦巡洋戦艦重巡軽巡駆逐潜水艦全体(その他)
1:貿易阻止

指揮統制率+10
海上探知+5%

指揮統制率+10
海上探知+5%

指揮統制率+10
海上探知+5%

2:襲撃哨戒

指揮統制率+10
海上探知+10%
襲撃効率+15%
海上の視認性-10%

指揮統制率+10
海上探知+10%
襲撃効率+15%
海上の視認性-10%
3:主力艦による襲撃指揮統制率+20
海上探知+25%
襲撃効率+50%
海上の視認性-25%

指揮統制率+20
海上探知+15%
襲撃効率+15%
海上の視認性-20%

敵艦隊のサイズ制限+10%
4:戦艦隊の集中運用指揮統制率+10
指揮統制率+10

指揮統制率+10

打撃部隊の組織率損失-20%
5:洋上要塞指揮統制率+20
主力艦装甲+10%

主力艦装甲+10%
主力艦装甲+10%
6:洋上飛行場
指揮統制率+20
艦載機出撃効率+10%

7:空母作戦
指揮統制率+20
対艦照準力+10%

8:船団航法


指揮統制率+10
潜水艦探知+5%

護衛効率+5%
9:空母の補助的運用
指揮統制率+10
艦載機出撃効率+10%

10:海軍航空作戦
指揮統制率+10
対艦照準力+10%

11:船団阻止


指揮統制率+10
海上探知+5%
襲撃効率+5%

魚雷の発見確立-10%
12:無制限潜水艦作戦


海上探知+10%
襲撃効率+5%

潜水艦攻撃+10%
13:群狼戦術


指揮統制率+10
海上探知+15%
襲撃効率+15%

魚雷の発見確立-15%
14:発展型潜水艦作戦

指揮統制率+10
海上探知+10%
襲撃効率+20%
耐久力+20%
15:統合襲撃活動
指揮統制率+10
海上探知+15%
襲撃効率+35%

指揮統制率+10
海上探知+15%
襲撃効率+35%

指揮統制率+10
海上探知+15%
襲撃効率+35%

指揮統制率+10
海上探知+15%
襲撃効率+35%

合計
指揮統制率+60
艦載機出撃効率+20%
対艦照準力+20%

指揮統制率+50
海上探知+25%
襲撃効率+50%
海上の視認性-25%
主力艦装甲+10%


指揮統制率+40
海上探知+30%
襲撃効率+50%
海上の視認性-20%
主力艦装甲+10%

指揮統制率+40
海上探知+30%
襲撃効率+50%
海上の視認性-10%
主力艦装甲+10%

指揮統制率+30
海上探知+30%
襲撃効率+50%
海上の視認性-10%

指揮統制率+10
潜水艦探知+5%

指揮統制率+50
海上探知+45%
襲撃効率+50%
耐久力+20%

魚雷の発見確立-25%
潜水艦攻撃+10%
護衛効率+5%
敵艦隊のサイズ制限+10%
打撃部隊の組織率損失-20%

基地攻撃についてのデータ

研究名空母戦艦巡洋戦艦重巡軽巡駆逐潜水艦全体(その他)
1:基地攻撃指揮統制率+20
港湾爆撃+50%
2:船団護衛
指揮統制率+10
潜水艦探知+5%

護衛効率+10%
3:護衛哨戒部隊

指揮統制率+10
潜水艦探知+10%

指揮統制率+10
潜水艦探知+5%

護衛効率+5%
4:船団航法

指揮統制率+10
潜水艦探知+5%

護衛効率+5%
5:統合船団護衛

指揮統制率+10
潜水艦探知+10%

指揮統制率+20
潜水艦探知+5%

護衛効率+10%
6:潜水艦作戦

指揮統制率+10
海上探知+5%

魚雷の発見確立-5%
7:海中封鎖
指揮統制率+10
海上探知+10%
8:船団阻止

指揮統制率+10
海上探知+5%
襲撃効率+5%

魚雷の発見確立-10%
9:潜水艦攻撃

指揮統制率+10
海上探知+5%
襲撃効率+10%
10:空母優先指揮統制率+20
(艦載機出撃効率+10%)
(対艦照準力+10%)

指揮統制率+20
11:空母任務部隊指揮統制率+20
(対艦照準力+10%)
12:洋上飛行場指揮統制率+20
(艦載機出撃効率+10%)
13:密集攻撃指揮統制率+20
(対艦照準力+20%)
(艦載機出撃効率+20%)
(空母過積載-20%)
14:洋上要塞

指揮統制率+20
主力艦装甲+10


主力艦装甲+10

主力艦装甲+10
15:空母戦闘群指揮統制率+20
(艦載機による対艦攻撃機動性+10%)

指揮統制率+20
合計指揮統制率+120
(艦載機出撃効率+40%)
(対艦照準力+40%)
(空母過積載-20%)
(艦載機による対艦攻撃機動性+10%)


指揮統制率+20
主力艦装甲+10%


主力艦装甲+10%


主力艦装甲+10%

指揮統制率+60
潜水艦探知+20%

指揮統制率+50
潜水艦探知+20%

指揮統制率+40
海上探知+25%
襲撃効率15%

港湾爆撃+50%
護衛効率+30%
魚雷の発見確立-15%

海軍ドクトリンの用語補足

 指揮統制率:部隊の統率がどれだけとれているかという値。
       これがなくなると戦闘継続ができなくなる。

 海軍の機雷敷設効率:海軍の機雷を設置する効率(速さ)が上昇。

 艦載機出撃効率:空母に乗っている飛行機が、補給(弾薬など)を行う効率の上昇。
 対艦照準力:対艦攻撃を行う飛行機の命中精度の上昇。
 港湾爆撃:港に停泊する敵艦に、爆撃で与えるダメージの上昇。
 空母過積載:空母に上限以上の航空機を載せていた場合のペナルティーを軽減

 打撃部隊の組織率損失:移動中の打撃部隊の組織率の損失を抑えてくれる。

 護衛効率:襲われている輸送船を、いかに早く追っ払う(守る)ことができるかという効率。

 潜水艦探知:潜水艦を探知する能力
 海上探知:海上艦を探知する能力。
 海上の視認性:敵がこちらを発見する難易度。

 魚雷の発見確立:潜水艦が、敵に対し魚雷を発射した場合、その時に見つかる確率を下げる。

 襲撃効率:敵輸送船団を見つけた時、より短期間で集合、攻撃開始ができる。

 耐久力:船が沈むまで耐えられるダメージ量(体力)

 主力艦装甲:戦艦・巡洋戦艦・重巡の装甲を上げる。装甲が貫徹力より高い場合、ダメージを軽減できる。

 海軍対空攻撃:航空機に対する海軍の攻撃力。

 敵艦隊のサイズ制限:戦闘する敵が、こちらより多くの船である場合に与えるペナルティーの増加

まとめ

 ということで、海軍ドクトリンについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか?

 自分がどいうう海軍を作りたいのか、そしてそれは現在の国で可能なのかを考えて、ドクトリンを選んでいけるといいでしょう。

 といったところで、今回はここまで。ご一読ありがとうございました。

スポンサーリンク