皆さんこんにちは、ヘルニアです。
先日、個人的な大災害に会いましたが(詳しくはヘルニアのツイッター発言から)、私はめげずに頑張っていきますので、これからもよろしくお願いいたします。
新投稿一発目は、海軍の生産優先度と優先すべき任務に関してです。
ぶっちゃけ今のHOI4で、海軍は何を作ればいいの? どんな任務を与えるべき?
という疑問にお答えする回になっております。
とはいえ、海軍の生産は国の状況や海軍保有数。設計や導入しているMODなどにもよって変わってきますので、あくまでも目安に、読んでいただければと思います。
それでは、早速始めていきましょう。
海軍生産の鉄則は、前衛艦>潜水艦>大型艦である
これが、私がHOI4をプレイしてきた海軍の生産優先度になります。
(19年/4月18日/改正)
では潜水艦から、順番に解説していきたいと思います。
潜水艦はトリッキーな軍艦。だからこそ使いどころがはっきりしている
潜水艦最大の長所は、見つかりにくさ。短所は耐久力の低さと盾になれないことです。
当たり前ですが、潜水艦は海上艦とは違って潜って戦闘を行うので、そう簡単には発見されません(潜水艦のレベルが高いほど見つかりにくい)その見つかりにくさを活かして、魚雷だけ充ててすぐ逃げ帰る、通商破壊を行うのが一番良い使用方法です。
また、海上艦と違って発見されなければ非常に優秀な生命力を誇りますので、安全に哨戒や機雷敷設などが可能です。
したがって、通商破壊>哨戒・機雷敷設の順番で、任務を与えると良いでしょう。
対して、潜っているという特徴から、輸送船の盾になることは不可能です。護衛任務には全く向いてないので、駆逐艦などの海上艦に護衛任務は譲りましょう。
また、戦闘を行う打撃任務ですが、そもそも潜水艦には魚雷しか攻撃方法がありません。その時点で、砲・魚雷・爆雷といったトータルに攻撃力を持った駆逐艦に劣ってしまいます。
敵の後衛艦(戦艦や空母)のみが、うろちょろしている場合なら、一方的に撃破可能なんですが、そういったことは大規模な戦闘が起きた後でない限りあり得ないので、打撃任務も基本は避けた方が良いでしょう。
駆逐艦は器用貧乏。海軍の基本となる軍艦
駆逐艦はほぼすべての任務を行える、最も出番の多い、かつ扱いやすい船になります。
(悪く言えば、消耗品的存在(=だからこそ欠かせない)ともいえる)
したがって、他の軽巡洋艦や大型艦などと組み合わせ、様々な任務を行う必要があります。
可能であれば、対潜用駆逐艦、戦闘用駆逐艦などと、2種類以上の設計を用意できればなお良いですね。それだけ駆逐艦はたくさんの数が必要になってくる場合がありますので、優先的に作った方が良い船の一つとなっています。
とりわけ、護衛任務は旧式の駆逐が最も適しているといわれているので、最初に持つ駆逐艦の多くが護衛任務に就く可能性が高いです。
ただ、一個だけ注意してほしいことは、旧式(一型)駆逐艦だけでの通商破壊はあまりお勧めできません。というのも、旧式駆逐艦は耐久力が低いです。そして輸送船は、最低限の攻撃力を有しており、束になると後衛艦すら沈めてくる場合があります。
そのため、駆逐艦のみでの通商破壊はせず、装甲のある軽巡洋艦などの力を借りましょう。
HOI4の海軍で、一番重要なのは軽巡洋艦である
HOI4で一番重要なのは、潜水艦や駆逐艦でもなく、軽巡洋艦です。というのも、大規模な戦闘に勝つ場合、現在の戦闘システムでは、前衛艦が先にいなくなったが敗北します。
前衛艦がいなくなった場合、いくら強力な装甲があろうとも、魚雷などでぼこぼこにできてしまうからなんです。
そうならないためにも、軽巡洋艦の強化(そして生産)は最優先事項になります。軽巡洋艦は高い拡張性に加え、とりわけ装甲をもつことが大きな利点となります。
装甲があることによって、駆逐艦の攻撃はあまり通用せず、また副砲の攻撃も場合によっては受けにくいときがあります。
要は小口径砲貫通力を越える装甲によって、中々沈まない優秀な艦になります。また副砲などで攻撃力を爆上げできますから、軽巡を束にして編成することにより、敵大艦隊の前衛艦を正面撃破。その後後衛艦を、根絶やしにできるという仕組みです。
とはいえ、軽巡洋艦はゴリゴリに固めて作ると中々のコストです。できるだけ多めに作りたいところではありますが、それをするにはかなりの造船所が必要になります。
また、軽巡洋艦だけでは後衛の主力艦を守り切れません。軽巡はガチガチに作ったけど、駆逐艦が足りず後衛の船が守れないや……。なんてことにはならないようにしましょう。
後衛一番の扱いやすさと拡張性。重巡洋艦
まず前提として、後衛艦はそこまで多くの数は必要ありません。というのも、あまりに多く作りすぎると、前衛艦が足りずにしっかりとした力を発揮できないからです。
そんな扱いにくい後衛艦のなかでも、比較的扱いやすく、設計の楽しみがあるのは重巡洋艦です。
船のひな形自体は軽巡洋艦とおなじですので、総合的な攻撃力はとても高くなる場合が多いです。そのため、いろんな任務での戦闘が可能ですが、主力同士の殴り合いだと戦艦たちに勝てません。
というのも、戦艦の装甲をぶち抜くことはまずできず、こちらの装甲はほとんど役に立たないという致命的な弱点を持つのが原因です。
とはいえ、軽巡洋艦最大の泣き所である大口径砲攻撃力を持ちますので、敵の重巡に対しては、ある程度対抗できます。(もちろん、小型艦の相手もできる)
設計次第になりますが、比較的足の速い後衛艦になりますので、そういう点でも役立つ存在ではあります。
生産コストが高く、軍縮条約に引っ掛かりやすい存在ではありますが、数隻程度作り上げて、編成することは可能だといえます。
前衛艦を活かせてこその後衛艦。巡洋戦艦と戦艦
巡洋戦艦と戦艦は、燃料を大量に食う大飯ぐらいな存在です。したがって、ずっと海域をうろつかせる任務は、国にもよりますが備蓄に響くことになります。
加えて、大口径砲攻撃力を上げるとなると、スピードがガタ落ちするという問題点が発生します。敵を捕まえ損ねたという事態にもつながるので、打撃部隊として活かすのなら、足の速い、大口径砲攻撃力をある程度抑えた設計の方が扱いやすいです。
とはいえ、全く使えない存在ではありません。打撃部隊を作る場合は、重巡よりも数段良く、分厚い装甲があってもぶち抜いてくれる場合が多いです。
重巡と違って総合的な攻撃力こそは劣りますが、小口径・大口径・対空の三つにしっかりと割り振ることができる大型艦は、打撃部隊にはピッタリです。
最も扱いの難しい、空母
さぁ、VER1.6になってからかなり扱いにくくなった、空母の解説です。
(オブラートに包んで伝えております)
こいつは前衛艦である駆逐や軽巡、後衛である重巡や戦艦の後ろに配置されます。要は、最も過保護な存在ともいえる軍艦なんです。(空母自体の能力は貧弱)
空母は敵艦を直接攻撃する艦載機を載せており、この艦載機の性能や数によって、戦果が変わってきます。
制空権を確保して、他の空軍なども戦闘参加していれば、それなりの打撃を与えてくれる場合もあるのですが、敵の数が多すぎる(=対空砲の数が多い)と、なかなか良い働きをしてくれません。
そのため、こいつを海戦という意味で最大限活かす場合、最も都合が良いのは通商破壊です。
輸送艦は対空能力がないので、艦載機に対する抵抗力がありません。また、空母を運用する場合前衛艦と主力を組み込む必要があり、そいつらが盾になってくれます。
しっかりとした比較的小規模な編成で通商破壊を行えば、より早く、また輸送船数十隻を沈める大戦果を獲得することも、できるかもしれません。
燃料こそエグイ量持ってかれますが、空母は通商破壊をメインに、それが無理そうなら打撃部隊などで使っていくと良いでしょう。
まとめ
ということで、それぞれの艦がどの任務に優れていて、それ故にどのくらい生産を優先するべきなのかをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
繰り返しになりますが、上記の表は国の海軍保有数を中心に、全く当てはまらない場合も考えられます。あくまで目安程度で参考にし、自分のやってみたい海軍設計をするのが、1番だと思います。
また、実際にはここに輸送船の存在。それ以上に軍需工場の存在が入ってきます。
軽巡洋艦のみを生産していれば、海戦には勝てるかもしれませんが陸戦では勝てないので、バランスよく兵器の生産は行っていきましょう。
と言ったところで、こんかいはここまで。ご一読ありがとうございました。