皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回はVERアップにより、ほぼ確実に弱体化してしまった空母についての解説です。
「えっ? 弱体化したなら使う必要ないんじゃ……」
確かに、僕もそう思いたいくらい、空母を使うのは面倒くさい(≒手間暇かかる)んです。
まずはなぜ、現状の空母が弱いのかを確認しつつ、何とか使える形にするにはどうすればいいかを、今回はまとめていきます。
空母が弱い理由。ダメージが少ない割に、攻撃が命中しにくい
言わずもがなではありますが、空母の第一攻撃方法は艦載機によるものです。したがって、艦載機の質や量によって、空母の性能が違ってくるという事になります。
ただ、この艦載機の命中精度(特に攻撃機)が、低いのが問題なんです。
▼40年式の艦載機ステータス
これは1940年式の艦上攻撃機を強化したステータスです。
まず最初に注目していただきたいのが、対艦攻撃力というもの。名前の通り、これは敵船へのダメージ量を示しています。
だからこれが高ければ高いほど、敵艦へ与えるダメージも大きいという事ですね。
この対艦攻撃力を上げたい場合は、空軍経験値を使って、攻撃機そのものを強化すれば上昇します。
ただそれ以前に、攻撃が当たらなければダメージはありません。そこで注目していただきたいのが、次の対艦照準力です。これは攻撃が敵艦船にあたる命中率を示しています。したがって、これが高いほど攻撃が命中しやすくなるという事です。
艦上攻撃機の特徴は、対艦攻撃力が高い代わりに対艦照準力が低いのが特徴です(特に1型は、命中率が低い)
この命中率の低さこそが、空母が弱い根本的な原因の一つだと思っています。だから攻撃が当たるよう、艦載機の数を増やしたり、海ドクを研究して照準力のバフを受け取ったりするわけなんですね。
一番手っ取り早い空母強化方法は、エースを載せること。
空母を強化する方法は前述したようにさまざまな方法があるんですが、一番即効性があり一気にステータスを上げる方法が、艦載機にエースパイロットを割り当てることです。
エースはその航空隊の機動性などにバフを付けてくれるんですが、爆撃機のエースの場合は対艦照準力が5%(下位)あるいは10%(昇進)上がります。
これは100機当たりにかかるバフですから、100機未満の航空隊になると得られるバフが上昇します。
最大値は10機編成の航空隊で、効果は通常の十倍。対艦照準力が+50%~100%まで上がるというわけです。
そうなると、対艦照準力が場合によっては20を越えるなど、初期段階に比べればかなりの命中精度改善につながります。
したがって、理想は10~20機程度の航空隊に、エースを一人ずつのせることですが、そんな大量のエースを獲得するのは骨が折れます。(特に民主主義国家は)
だから最初に述べたように、空母を扱うのは面倒くさいというのが、僕の率直な意見です。
とはいえ、戦時になってエースパイロットが誕生したら、優先的に回した方が空母強化にはつながります。特に基地攻撃ドクトリンを採用する場合などは、やっておいた方が良い強化方法でしょう。
▼エースも載せて、きちんとした編成に仕上げれば、空母もある程度頑張ってくれる。(敵艦12沈没8アシスト)
空母はどう運用すればよいか
空母は主力艦に比べると、若干足が速いです。そのため、最強核の軽巡洋艦10隻以上+足の速い主力艦と組ませて、高い機動力を活かす攻撃が最も向いていると思います。
その代わり、哨戒、打撃、通商破壊と、状況に合わせて臨機応変に任務を切り替えていく必要が出てきます。
ここからはそれぞれの任務での空母の働きを中心に、解説していきたいと思います。
哨戒
まず前提として、空母が死なないためには前衛の艦が最新式(特に軽巡)で固められている必要があります。
基本敵艦を沈めるのは軽巡や主力艦たちで、空母はそのアシストをするくらいの気持ちでいましょう。
さて、話を戻しますと、敵艦を倒すという意味で最も空母の戦果が上がるとしたら哨戒が一番都合がいいと思われます。
これは交戦レベルを上げることによって、発見した艦隊に素早く攻撃を仕掛けることができるからです。(足が速いので、追撃も得意)
軽巡洋艦さえしっかり作っておけば、敵の護衛艦隊(10隻前後)なんて、一瞬で吹き飛びます。
仮に敵主力艦隊と戦闘を行うとしても、空軍のアシストがあり、消耗しやすい主力艦の変えさえ用意できれば、かなり長期的な運用が可能です。
逆に言えば、優秀な軽巡と盾役の主力艦をそろえ、さらには空母と質の高い艦載機までも用意する。それだけの高い造船能力を要求されますので、中小国などには向かないといえるかもしれませんね。
打撃
正直言うと、空母は大規模な戦闘は苦手分野になります。そのため、哨戒艦隊でどうにかならない敵大艦隊を、叩き潰しに行く打撃任務は、空母には不向きかもしれません。
大艦隊との戦いが不利な理由は、敵の対空砲が多くなってしまうからです。敵の数が多ければ多いほど空母の艦載機の攻撃は通りづらくなる感覚があります。
そのため、打撃任務に空母を割り込むくらいなら、中規模のエリート哨戒艦隊として、護衛も主力も積極的に叩き潰した方が、良いのではないかと思います。
通商破壊
一番無難な空母運用方法は、おそらく通商破壊です。空母と輸送船だけを比べると、輸送船は対空能力を持たないため、艦載機の攻撃が当たりやすい方になります。
輸送船や敵護衛艦の大砲による攻撃は、前衛艦や後衛艦が空母の盾になり、受け止めてくれますから、空母は基本無傷で、一方的にちょっかいを出せることになります。
仮に軽巡12重巡2空母1とかで通商破壊いたしますと、設計にもよりますが、敵輸送船をもりもり撃破し、小規模な護衛艦隊なら余裕で蹴散らしてくれます。
海上艦による通商破壊に、空母を投入してみても良いのではないでしょうか。
護衛
護衛空母、なんて響きの良い言葉はありますが、空母の護衛任務は上記3つに比べ大きな戦果を挙げられるわけではありません。(特に対AI戦は)
そもそも、探知能力が低い空母にとって、潜水艦に攻撃を充てるのは至難の業です。
そのため、全く戦果を上げられず戦争終了という可能性は十分にあり得ます。
もし空母を護衛に投入するとすれば、敵海上艦が通商破壊をしてくる可能性がある場合(対人戦)や、駆逐艦が足りない場合などの、代用として投入するのが主な理由になるでしょう。
故に、駆逐艦不足に悩まない限り、シングルプレイではまず護衛に空母を回すことはないと思います。
以上のことから、積極的に敵軍艦を叩き潰す場合は哨戒。
燃料をケチりたいなら打撃。
敵の輸送船や護衛艦隊などを大規模に吹き飛ばしたいときは通商破壊。
護衛は駆逐が足りない場合などの時に仕方なく。
といったのが、空母のそれぞれでの運用まとめになります。
どの任務を行うにしても、空母には最低8隻の前衛艦と1隻の主力艦が必要(可能なら前衛艦は10隻以上)ですので、大規模な空母建設は基本することはないといえます。
※ただし、海上の航空基地として多めに作るなどの方法はある。基地攻撃の理想としては、敵艦が修理している島などに猛烈に海軍攻撃を浴びせ、敵が耐えられないと出てきたところを素早く倒すのが理想になってくる。
非常に手間とコストのかかる方法だが、一番一方的に倒せる方法ではあったりする。
まとめ
ということで、空母についてをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
空母はドクトリンの強化やエースを割り当てるなど、強化をしてようやく一人前になれるといった手間のかかる船です。
そのため、1939年と言った序盤の海戦よりも、42、3、4……といった後半の海戦で活躍する存在と言えます。
空母を最大限に活かすのは、何よりも時間(+いろんなコスト)がかかるというのが大きなポイントと言えるでしょう。逆に44年にもなると、化ける可能性もあります。(そこまで後半の海戦をしたことがないので、不透明ですが……)
といったところで、今回はここまで。ご一読、ありがとうございました。
コメント
空母はアプデで悲しくなりましたね。
自分は洋上飛行場として割り切ってます。
戦略爆撃機は届くけど重戦闘機じゃ届かないというのはよくあるので。
1.5.2が強すぎましたね