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HOI4 通商破壊と石油ラインに関して

 皆さんこんにちは、ヘルニアです。

 今回は通商破壊と石油ラインという事で、石油輸入に関する通商破壊に関してご説明していきたいと思います。

 特に、バニラマルチの海戦では大きくかかわってくるので、覚えておいて損はないでしょう。

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まず石油ラインとは?

 主に、イギリスを中心とした欧州の国アメリカから大量の石油を輸入するルートがこの石油ラインになります。

 以前別記事で紹介したゴムライン(東南アジア)と違い、大西洋を中心に航路がつながれているので、よくも悪くも通商破壊をする海域が見定めやすいです。

 そしてゴムラインよりも、石油ラインの方が通商破壊としてはねらい目になってきます

後になればなるほど必要な石油(燃料)

 機甲師団に海軍の運用。そして大事な空を握る航空機にまで、燃料は不可欠なものです。

 マルチ経験者の方なら特に痛いほど経験済みでしょうが、航空機10Kとか使いだすと平気で200とか400とか輸入(あるいは自国で精製等)しなければいけなくなります。

 まぁ、ゲーム後半になるにつれ、航空機数は爆発的に上昇機甲師団もハイレベルなものになっていきます。そのため、陸空軍の燃料消費が海軍を越えて「最大石油必要数は730です」なんてことも、ザラにあるわけです。

 逆に、その燃料が根こそぎ入ってこなくなったら陸空軍の働きはどうなるでしょうか?
 陸軍は仮に歩兵中心でなんとかなったとしても、空軍はまるで役に立たず空軍的優位があっという間にひっくり返ってしまいます
 ※仮に航空機が40Kあったとしても、飛ばなければ役に立たない。燃料がなければ、開戦時に優位であった敵空軍にすら歯が立たず、陸でも敗走が続くことにつながる。

 また、アメリカから大量に石油を輸入すると、膨大な輸送船が海を渡り始めます

 通商破壊の恐ろしいところは、戦争協力度を-50%も最大で下げてしまう事
 仮に宣戦布告時100%だったとしても、50%になってしまえば無際限徴兵には変更できず、大規模な独ソ戦などには耐えられなくなります

 それを狙うための格好の的が、今回ご紹介する石油ラインということになるわけです。

石油ラインの攻撃は命がけ

 世界中にポイントが存在していたゴムルートと違い、石油ルートが通る海はあくまで大西洋のみです。

 大西洋は島がないので空軍的処理はできないものの、ひとたび欧州側に海軍を展開すれば大量の航空機でぼこぼこにされますし、かといって海の中央になるほど海軍基地から遠ざかりますので、上手く通商破壊ができません

 ゴムライン同様、上手くいけば100隻単位で潰せる通商破壊ですが、警戒と対応がされやすいことは、頭に入れておくとよいでしょう。

 特に、将来自分が相手するとされる国の海軍数が、推定の100以上増えていたら注意です。それは間違いなく潜水艦を量産しており、石油あるいはゴムルート上であなたの輸送船を全滅させに来ています。

 

通商破壊する側(非輸入国)

 ではまず、輸送船を攻撃する通商破壊側から見てみましょう。

 まず通商破壊側にもリミットがありまして、それが船の航続距離です。

 大西洋の石油ラインを潰すには、少なくとも英仏西部(オレンジ丸)の海域に届かなければ攻撃できません

 軍艦ごとによって船の航続距離が違ってくるので何とも言えませんが、おおよそヨーロッパの中央(この場合ノルウェー、デンマーク等)に海軍基地を持っていれば、ぎりぎり潜水艦の射程範囲になってきます。

 とはいえこれはぎりぎりなので、可能であればベネルクスぐらいまでのラインが取れて緑丸の海域で通商破棄出来れば理想ですね。

 開戦当初は敵もまだ備蓄満タンに近い状態(海軍も傷んでいない)でしょうから、安全圏に攻撃してじりじりと削っていきましょう。上記画像では緑丸を推奨海域として指定していますが、ゴムライン上の方が安全な確率も高いので、そちらと併用するとよりベストでしょう。

 てきの海軍や輸送船がだいぶ傷んできたら、いよいよ大戦果が見込めるオレンジ丸での通商破壊です。

 この辺りはイギリスだけではなく、ドイツ・ソ連などの輸送船も通り道になるので、非常に多数の輸送船が通ります。ただドーヴァーは浅瀬で、潜水艦運用が向かないなどの問題もありますので、オレンジ丸での通商破壊は十分に気を付けて行っていきましょう。

防衛側(輸入国)

 ゴムライン以上に、防衛側が確保しておきたい場所の一つにポルトガルのアゾレス諸島があります。

 ここは海軍的にはとても重要な島で、ここから空軍(攻撃機や爆撃機等)を飛ばすのと飛ばさないとでは対潜に大きな差がでます
 また海軍の航続距離を延ばす意味も大きく、大西洋中央部まで船団護衛を届かせることも、この島のありなしで難易度が段違いです。

 対潜方法としては主に、空軍による対艦攻撃と、駆逐を中心とした船団護衛がありますが、理想は両方を行う事です。

 敵が潜水艦だけならば、駆逐艦で「おおよそ」の護衛あるいは時間稼ぎはできますし、時間がたてばたつほど、潜水艦は空軍による攻撃でボロボロになっていきます。

 しかし、潜水艦は低コスパなことから、倒しても倒しても湧いて出てくる場合があります。前提として輸送船を交えて戦闘しないといけない船団護衛側は、ポジ値的に海戦不利ですから、海だけで勝負を仕掛けるのはあまり理想的ではないのです。

 ではどうすればいいかと申しますと、敵が通商破壊できないよう、陸軍で占領したりすれば良いのです。

 たとえば、敵艦の航続距離を奪うため陸で東欧に進む。あるいは燃料源になっているイランイラクを別で潰す。精製所を略爆で破壊。などなど、陸空軍をつかって、相手に通商破壊させない状況に持っていくのが理想的です。

 もしくは、直接敵の造船所や鉄鋼資源地帯などを奪ってしまうことも、有効的にささるかもしれませんね。(敵と同盟国によって方法はいろいろです)

まとめ

 ということで、石油ラインに関してご説明してきましたがいかがだったでしょうか。

 ゴムと石油。この二つが100機規模行き交う輸送船になるので、この二つ航路を頭に入れておけば、通商破壊する時には便利です。

 逆に守らなければいけない側は、航空基地やレーダーなども余裕があれば立てて、直実に相手を倒していきましょう。

 大丈夫アメリカから石油を輸入できるという事は、おおむねアメリカはあなたの同盟国。もしアメリカに人が入っているなら、大西洋の防衛協力なども頼んで、より盤石に勝利をつかめるのではないでしょうか。

 といったところで今回はここまで。ご一読ありがとうございました。

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