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HOI4 VER1.7 海軍の基礎(流れ)

 皆さんこんにちは、ヘルニアです。

 HOI4はVER1.7となり、海軍関係の調整などが入りました。今回はこれを機に、海軍の基礎をまとめていきたいと思います。

 VER1.6になってから、海軍全然わからない。そもそもVER1.7から始めたから、さっぱりって方にもわかるよう、できるだけ簡単に説明していきたいと思います。

 

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そもそもHOI4は敵の都市を『陸軍』で制圧し勝利するゲーム

 海軍の話をする前に、ちょっとだけ陸の話をさせてください。

 HOI4というゲームは、敵の都市をたくさん手に入れる(制圧する)ことで講和会議、すなわち勝利することができます。
 例えば日本を倒す場合、東京、大阪、広島、長崎などを陸軍で制圧する必要があります。

 日本は島国ですから、列島に『上陸』して、倒す必要があるわけです。

 上陸したら、一定の海軍基地(イカリのマーク)から物資(陸軍の戦いに必要な歩兵装備や支援装備等)が補給されます。では、その補給はいったいどうやって運ばれているのでしょうか。

 例えば、ドイツでイギリスを倒す場合、仮にイギリス南部のポーツマスに上陸できたとしましょう。ベルリンからドーバー海峡を通って、ポーツマスまで線路がつながっているわけではありませんよね?

 通常陸続きであれば、物資は首都から鉄道(インフラ)によって運ばれます。しかし海をまたぐ(例えばイギリスが海を渡ってアフリカなどで戦う場合)は、輸送船を使って一定の海軍基地に物資が運ばれる仕組みになっています。

 逆に考えれば、島国である「日本」「イギリス」は輸送船がないとアジアやヨーロッパ等に補給を送れない(→物資が枯渇し戦闘できない)という事になります。

 もっと歯切れ良く言えば、島国は輸送船がなくなったらほぼゲームオーバーなんです。

 海軍三大強国であるイギリス・アメリカ・日本は、自国の本土以外で戦う場合がほとんどです。
 すなわち輸送船がないとメイン戦場となるアジアやヨーロッパの大陸側に物資を送れない(=戦えません)から、輸送船がなくなるという状況だけはなんとしても避けないといけません
 →すなわち海軍運用の基礎、護衛の知識がないといけない。

 逆にドイツやソ連などはこいつらの輸送船をボコボコにして、勝ちにいかないといけません

 輸送船を守らなければいけない日本やイギリス等。
 輸送船を沈めに行かないといけないドイツ等。

 海軍運用はこの二つのグループに、大雑把に分けることが可能なのです。

ではまず、敵の輸送船を沈めるにはどうすればいいの?

 HOI4において輸送船が大事(とりわけ島国は)というのは理解していただけたかと思います。

 ではまず、その輸送船を倒す方法をお伝えします。輸送船を狙う攻撃に『通商破壊』というものがあります。これは敵の輸送船をぶっ潰して、通商(補給や貿易等)をぶっ潰そうという任務です。

 この通商破壊が成功し続けると、敵の物資運送が徐々に上手くいかなくなります。最終的には、石油なども輸入不可能な状態などに陥り、陸海空の主力を(正確には燃料を必要とするものを)ほぼ機能停止させることができます。(もちろん自国から大量の石油が出るアメリカは例外だが……)
 そうなれば、一方的に陸戦で勝利できたり、敵の本土に上陸しやすかったりと、こちらがかなり有利になれるという事です。

 そしてこの通商破壊を得意とするのが、潜水艦になります。

 潜水艦は、輸送船を除けば最も低いコストで作れる生産性が持ち味で、基本は10隻前後で一つの任務部隊として運用します。

 例えばドイツですと、潜水艦×10を4任務部隊用意して、大西洋で通商破壊させたりするわけです。

 潜水艦で行う基本任務はこの「通商破壊」になります。
 当たり前ですが、潜水艦は潜っているので輸送船の小口径砲なんか当たりません。したがって『護衛さえいなければ、一方的に輸送船を沈める』ことができるのです。

 ※潜水艦について詳しく知りたい方は、別記事にまとめてあるのでこちら(潜水艦記事)から。

じゃあ、その通商破壊から輸送船を守るにはどうすればよい? 

 輸送船を狙う潜水艦。
 輸送船は潜水艦にそもそも攻撃できないので、潜水艦に攻撃(反撃)できる船が護衛に必要です。

 潜水艦に対する攻撃力は「爆雷」というステータスになります。(空軍を除いて)これがないと、潜水艦には1ダメージも与えられません。

 そしてその爆雷を、初期段階から持っている船が駆逐艦になります。
 最初から爆雷値1.0を持っていることで、潜水艦に対抗できるという事なのです。

 「えっ? たったの1.0?」と思うかもしれませんが、これでもかなり十分なのです。というのも、潜水艦はそもそも輸送船以外との戦闘を想定していないくらい耐久力が低く、攻撃方法も魚雷しかありません。
 駆逐艦は高速かつ前衛艦であることで、魚雷の攻撃はあんまり効果がない(≒魚雷はまず命中しない)ため、『潜水艦<駆逐艦』という限りなく一方的な構図が出来上がるのです。

 したがって、駆逐艦VS潜水艦の海戦が起きた場合、
潜水艦「やばい、駆逐艦だ。相性不利だなぁ……。今すぐ逃げなければ」
 と、さっさと潜水艦は逃げていくのです。

 そのため「『潜水艦』による『通商破壊』は、『駆逐艦で対抗できる』」ということになります。

 ※護衛駆逐の設計には大まかに2種類あって、低コストで追い払う設計か重コストで沈めに行く設計がある。その他、駆逐は器用貧乏にふさわしいほど数多くの任務ができる扱い易い艦になっている。これも別記事(駆逐艦)にまとめてあるので、時間があればご一読ください。

 

潜水艦の通所破壊が通じない場合は?

「潜水艦(独)<駆逐艦(英)」という構図が出来上がってしまった場合、潜水艦だけでは駆逐艦を切り崩すのは難しくなってきます。

 そこで、駆逐艦より強い巡洋艦(軽巡洋艦・重巡洋艦)を使うことで、さらに高レベルの通商破壊を行うことができます。

 僕はこれを、海上艦による通商破壊。あるいは積極的通商破壊と呼称しています。これができるかできないかだけで、海軍の運用レベルにだいぶ差が出てきますので、しっかりこの技術を持ち帰っていってください。

駆逐艦の砲では装甲をぶち破れない

 駆逐艦より上の艦(すなわち軽巡以上)には、装甲を付けることができます。装甲は貫通力より上の場合、敵の砲のダメージを激減させてくれます

 例えばの例を上げますと、駆逐艦の小口径砲貫通力が1.5。軽巡洋艦の装甲が8.0だった場合、1.5(貫通力)<8(装甲)なので駆逐艦は軽巡洋艦の装甲をぶち抜けません。

 したがって、駆逐艦は軽巡洋艦に全くといっていいほど歯が立たなくなります。わかりやすい構図にすれば『駆逐<軽巡(以上)』といってもいいかもしれません。

 軽巡洋艦と同じ装甲を装備できる重巡にも同じことが言えて、駆逐艦の砲は重巡に通用しません。もちろん戦艦や巡洋戦艦にも駆逐の砲は効果が皆無なため、駆逐艦の砲は(→駆逐艦か輸送船)にしか通用しないことになります。

ただし、魚雷には気を付けましょう

 いくら駆逐艦の砲が主力艦には通用しないからといって、駆逐護衛艦隊に主力艦(後衛艦)のみをぶつけるのはリスクが高すぎます。

 HOI4の海戦では、前衛・後衛・その他の干渉の三つのグループ分けがされています。
 護衛の中核となる駆逐艦は前衛となり、重巡・巡洋戦艦・戦艦は後衛に配置されます。なぜわざわざこのような配置になっているかといいますと、前衛艦(駆逐および軽巡)の本来の役割は、後衛艦に魚雷が当たらないよう盾になることだからです。

 前衛艦がいることで、後衛艦は魚雷から守られ、安心して大口径砲をぶっ放せるということになります。(詳しくは海軍の戦闘について等に記載)
 では、前衛艦ゼロで後衛艦のみで戦闘した場合……。言わずもがな、魚雷が後衛艦に直撃します。魚雷は装甲の高さに関係なく大ダメージを与えてきますので、後衛艦は前衛艦と必ずセットで編成いたしましょう。

巡洋艦装甲に対抗するため、後衛艦を。

 敵が装甲を持った巡洋艦で通商破壊してきた場合、こちらも巡洋艦以上を出す必要性があります。その理由は、先ほど説明した通り、駆逐艦の砲じゃ対抗できないからです。

 巡洋艦が装備する基本装甲は、基本型巡洋艦装甲(二型:1936年式)が主で、その装甲値は8.0になります。ということは、敵の軽巡・重巡に対抗するには、装甲値8.0を越えた貫通力、具体的には10以上の貫通力を持った大砲が対抗策としてほしくなります。

 その大口径砲貫通力を持っているのが、重巡の主砲である中型砲といわれるものです。一型中型砲は11.0の大口径砲貫通力を持ち、1936年技術で生産される巡洋艦ほぼすべてに通用します。もちろん、海軍バフなどで強化すれば、1945年頃まで効果的に運用することは可能です。

 すなわち、『1936年までの巡洋艦装甲≦一型以上の重巡砲』という構図、さらにかみ砕いて言えば、「重巡は重巡以下なら倒せるぜ!」ということになってきます。

 しかし、ここに大型艦(戦艦・巡洋戦艦)が絡んでくると、話はさらにややこしくなってきます。

重巡<大型艦(戦艦・巡洋戦艦)

 重巡以下に対しては通用する攻撃を持つ重巡洋艦ですが、大型艦である戦艦や巡洋戦艦には手も足も出ません。

 例えば、大型艦で最も装甲が薄い巡洋艦装甲一型の装甲値は20.0です。
 重巡砲貫通力11.0<巡洋戦艦装甲値20.0という関係になり、これは重巡の攻撃は大型艦にほぼ通用しないことを証明しています。

 もちろん、重巡が大型艦の巨砲に耐えられるわけもなく、巡洋艦装甲8.0<大型砲貫通力31.0と、はじき返すことは限りなく不可能です。

 攻撃でも防御でも、重巡は大型艦に通用しないことは覚えておきましょう。

 ※詳しくは重巡洋艦の記事に記載。

 では、ぶっちゃけると海戦最強編成というのは、どんな感じ?

 ここまで、『輸送船←潜水艦←駆逐艦←巡洋艦(軽巡)⇐重巡洋艦←大型艦』とお話ししてきました。

 では海軍のみで考えた場合、最強の編成とはどういったものなのでしょうか。

 答えは単純で、前衛艦の最強と後衛艦の最強を組み合わせればよいのです。
 名称を上げますと、軽巡洋艦+大型艦というのが、現状考えられる最強の編成であり、今後もこれが変わることはないと思われます。

軽巡洋艦の戦闘面の強さについて

 海上艦で最も扱いやすい、いわゆる最強艦というのが軽巡洋艦です。砲や魚雷はもちろんのこと、対空や機雷敷設にも特化可能という扱いやすさ。前衛艦であり、魚雷の大ダメージを回避できる生存率の高さ。小口径砲の攻撃をほぼ全てはじき返す装甲の高さなどが、最強といわれる理由です。

 ただそんな軽巡にも、唯一の泣き所が存在します。それが大口径砲に弱いという事。重巡洋艦以上の大口径砲の攻撃に直接狙われた場合、場合によっては一瞬で軽巡は爆散します。

 ※逆に言えば、軽巡洋艦の弱点はそれぐらいで、あとはほぼ完ぺき

大型艦の戦闘の強さについて

 大型艦である巡洋戦艦と戦艦が、一番高い攻撃力(砲)を持つ存在になり得ます。彼らのそれぞれの特徴として、

 巡洋戦艦:攻防走のバランスが良く設計しやすい。装甲値が戦艦に比べ低いので大型砲ははじきにくい。
 戦艦:高い装甲を強化すれば、大型砲を普通にはじける。VER1.7になり足がもっと遅くなった。

 となっています。どちらが強い(扱い易い)かというのは戦う相手や海軍軍縮条約にもよるので、残念ながら決められません。が、大型艦を持たない中小国相手なら巡戦の装甲で十分であり、七大国相手なら戦艦の装甲が欲しくなってきます。

 ただ巡洋戦艦にも戦艦にも、共通した目的が存在します。それが、敵の大型艦に競り勝つこと。競り勝つには、敵の砲が通用しない装甲が必要になってくるという事です。

 大型艦の砲をはじけるようになれば、それはすなわち、「ほぼすべての大砲が通用しない」という状態に持っていけます。(超大型砲は基本除くが……)
 そうなると、大型艦の対大型艦生命力はグンとたたきあがり、主力同士の大きな海戦にも勝利できるといった寸法です。

 ただ、いくら巡洋戦艦・戦艦・そして超大型戦艦の装甲をいろんなバフで上げても、「弱点」は存在します。それが魚雷です。
 魚雷の恐ろしいところは装甲値に関係なくダメージを与えてくること。したがって、大型艦が生き残るためには、高い装甲と、魚雷から守ってくれる前衛艦の存在が必要という事になります。

 と言えば、その前衛艦が軽巡であることは誰でも想像できますよね?

軽巡と大型艦は互いの弱点を補っている

 上記のように、軽巡と大型艦はお互いの短所を上手く補い合って最強の編成になっています

 この時大型艦の艦数や装甲が貧弱だとすぐに軽巡に大型砲の攻撃が行ってしまいますし、かといって前衛が後衛の最低4倍数存在しないと遮蔽値(魚雷から後衛艦を守れている数値)が下がってしまいます

 そのため、最も強い編成というのは、前衛艦を全て2型装甲以上の軽巡にし、バフなどで装甲値36以上を持つ大型艦が複数隻存在する編成になります。

 例えば、軽巡32戦艦6とかでまとめると(もちろん設計次第ではありますが)、ほとんどの海戦で勝利できると思います。もちろん、そんな数の軽巡を用意できないから駆逐が代わりに入ったりするわけですが……。

  軽巡巡洋戦艦戦艦についてもっと知りたい方は、それぞれをクリック。

 ただ、ここにちょっとだけ、空母をからめることもできたりします。

Ver1.7の空母は、全体戦闘アシスト役

 Ver1.7となり、空母の潜水艦探知が引き上げられたのはご存知でしょうか。僕も、「これは護衛空母をしろという事なのか?」と思ったのですが、そういうわけではありませんでした。

 そもそも、空母は前衛にも後衛にも属さないその他の艦の扱いです。したがって表示される場所は輸送船と同じ最後方であり、直接大砲をぶっ放し合う軍艦でないことは既にご存知かと思います。

 要は、空母は輸送船と同じ最も守るべき過保護な船だという事です。考えてもみてください。護衛とはそもそも輸送船を守る任務です。空母はその輸送船の隣に堂々と陣取っているんですよ。(→空母は海戦システム上、輸送船の盾になることはできない)
 そんな空母を護衛に突っ込むのは、今考えたら「う~ん……」と思えてしまいます。

 では空母の本来の役目は何なのか。それは海戦のアシスト役以外には、やはりないのかもしれないというのが僕の結論です。

 空母の主な攻撃方法は艦載機、つまりは飛行機によるものです。空軍の攻撃というものは、輸送船や潜水艦、重装甲の戦艦にまで、ダメージを与えることができます。全ての船に攻撃可能というのが空母(空軍)のメリットで、敵全体に+アルファのダメージを与えてくれます。

 ここで登場するのが先ほど最強といった軽巡+主力艦の編成です。
 例えば軽巡を本格的に戦闘用にするため、「対潜水艦装備なしの設計」にしたとします。すると何が起こるかというと、軽巡の潜水艦攻撃能力がゼロになります。同時に、戦艦や巡洋戦艦の対潜能力(爆雷)も、設計の仕組み的にゼロになります。

 したがって、この場合の最強編成の対潜攻撃力はゼロになります。潜水艦の攻撃方法は魚雷のみなので、遮蔽(編成)さえしっかりしていれば、こちらがやられることは基本ありませんが、こちらが潜水艦を沈めることも同時にできません。

 その問題を解決してくれるのが空母で、先に話したよう艦載機ならば潜水艦相手でも攻撃し、沈めてくれるのです。

 このように、空母は大型艦が苦手とする潜水艦との戦闘を可能としています。まだ私が見つけていないだけで空母には面白い扱い方が眠っているのかもしれません。

 ※空母以下略

海軍同士の戦いで勝てない場合、工夫が必要

 ここまでは純粋な軍艦ステータスを中心に話してきましたが、HOI4は海軍だけで海戦が決まるゲームではありません。

 とりわけ、空軍の攻撃機は海軍に大打撃を与える可能性があります。

 たとえば、ドイツがイギリス海軍に勝利。グレートブリテン島に上陸する場合、制海権確保のため敵との艦数差を埋めないといけません。

 しかし、ドイツ海軍の主力艦や軽巡洋艦はイギリスの35%にも満たず、直接主力部隊で殴り合いをするのは難しいです。

 そこで、攻撃機や戦術爆撃機を中心に海軍攻撃を行い、低耐久力の輸送船や潜水艦、駆逐艦を沈め、戦力差を縮める方法等が改善案として挙げられます。

 また大規模な機雷敷設を行うことで、制海権獲得に大きく+に働くことになります。機雷敷設は敵軍艦や上陸速度を落とすなど、防御向きの恩恵を与えてくれますから、史実みたくイギリスは後にして対ソ戦に向かうって時は役に立つかもしれません。

また海軍の任務(運用方法)にも工夫が必要

 海軍戦力に大きな開きがある場合、海軍運用も工夫しなければいけません。

 たとえば、オランダ海軍(約50隻とする)で大日本帝国の海軍(約300隻とする)に勝つ場合、どうしたらよいでしょうか?

 主力部隊に殴り込みに行きますか? そうはならないでしょう。
 この場合、日本が島国であるという弱点を突いて、戦略的な勝利を目指していけば良いのです。
 具体的には、敵の護衛艦隊のみをピンポイント(哨戒や通商破壊)で叩き、敵の船団護衛が崩れてきたら潜水艦でたたけば(通商破壊すれば)よいのです

 VER1.7時点のAIの護衛は、前衛艦のみで構築されていることがほとんどです。という事は、重巡洋艦とそれを魚雷から守る高質な軽巡洋艦数隻、+αの駆逐艦があれば、敵の護衛艦隊くらいなら余裕でぶち抜けるという事です。

 敵の護衛を50隻~80隻程度しとめれば、潜水艦の通商破壊もそれなりに聞いてきます。日本の輸送船がゼロに近づけば……。あとは陸軍でどのように上陸し、降伏させるかを考えて実行するだけです。

空軍には空軍で対抗を

 話は戻りまして、要所の海域に敵攻撃機が飛んできた場合、こちらも対抗して空軍(とりわけ戦闘機)を出して制空権を確保する必要があります

 この制空権確保を怠ると、最高の編成で仕上げた海軍もボロボロにされてしまう場合があります。

 そのため、ドーバー海峡などの重要な場所の制空権は、しっかり確保して海戦に役立てていきましょう。

 また、敵が大規模な機雷敷設をしてきた場合、掃海をしなければ面倒な場合があります。掃海は駆逐艦でしかできないので、改修なども駆使して対応できる技術を身に着けておきましょう。(もっとも、シングルプレイで掃海を行う技術はほぼ必要ない。その理由は、敵が機雷敷設を行うことが少ないためである)

まとめ

 ということで、海軍の一連の流れをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

 上記の画像にも書かれているよう、海戦上達のコツは海軍運用の知識とそれを活かす対応(応用)力だと私は考えています。
 どの国の海軍にも長所と短所があり、工業力や軍縮条約、国際情勢(外交)などに縛られ1パターンで運用できるほど甘くありません。

 まずはその国の(海軍だけでない)状態を把握し、どのようにしたら仮想敵に勝利できるかを考えていくのが良いと思います。結局のところゲーム上達のために変わらなければいけないのは自分ですからね。私はそのお手伝い(知識の提供)ができれば幸いです。

 といったところで、今回はここまでです。ご一読ありがとうございました。

 ●さらに海軍関係を深く知りたい方がいれば、海軍まとめ記事を用意しているのでそちらもご活用ください。

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