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広西軍閥で超大国化(ファシ化)【HOI4 AAR】

 皆さんこんにちは、ヘルニアです。

 今回はファシ化した広西軍閥で日ソ独(中国のおおよそ統一もサブとして)やっていきたいと思います。

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広西軍閥をさらっと説明

 さて、そもそも広西軍閥てどこぞ? という方のためにさらっと解説していきます。
 広西軍閥は中華民国の南。他、西部国境に雲南や仏のインドシナ半島のある国です。

 持ち合わせている州は中華民国ほど多くはないものの、中核州人口は50M代と、大国と正面からぶつかれるポテンシャル。しかも、NFを進めていけば中華や中共同様の州が中核州扱いになるので、最終的な中核州人口は500M代になり得ます

 また土地から鉄・タングステン・クロムと程よく鉱物資源に恵まれており、初期のICは軍需3民需6なんですが、実際はもう少し民需が増えます。

 と、要は人的の多いアジアのスウェーデンみたいな国(軍閥)なんですが、史実通りに行くと、大国日本とぶつかることになります。

 いくら土地が豊かとはいえ、流石にIC10代で日本に挑むのは面倒(しかももらえる土地はほぼ無いと思う)ので、今回はファシ化して、まず中華民国の統一戦線を倒していきたいと思います。

西安事件で統一戦線作成

 広西軍閥のディシジョンには、西安事件が用意されており、これで国民党と共産党を組ませること(中華統一戦線の作成)ができます。

 ディシジョンを選択すると、統一戦線作成のため蔣介石等が招待されます。この時、蒋介石は確実にこれを拒否してくるため、選択肢の上「それが我々の唯一の選択だ」を選択。

 これにより蒋介石を拉致し、半ば強引に統一戦線を作成することが可能です。
 なお、広西軍閥は統一戦線を作っただけで、これに加盟するわけではありません。新しい陣営を作った方が、この先の拡張(主にポルトガル)に役立つだけです。

 そして、この統一戦線作成に限らず、軍閥での注意点なんですが、国民精神(デバフ2つ)により政治力がなかなかたまりません
 国民投票でファシ化するだけでも一苦労なので、時折あえてNFを取らないなどのテクも、活用しましょう。

 

NFの取得順序

 見にくいですが、おおよそこのような順番で今回は取得しています。

 まずポイントとなるのが最初の「内政の安定化」で政治力をもらえるので、もちろんこれは国粋主義扇動家に。

 そして分岐となる「対立」を取得後は戦時でもないのに「戦時税」を取得。これは消費財-10%という、なかなか部分動員に切り替えられない軍閥にとって、ありがたい存在なので、早めに取得です。

 その後は研究力の遅さをカバーするため、「公的教育の改革」で研究枠が3つに。「地方での武器生産」で地味に軍需1を獲得しつつ、「長期経済計画」で民需と軍需の建設速度を+5%していきます。

 「直接指揮」で国家元首である李宗仁を元帥として追加。これを対中戦に活かしていきます。

 あとは「労働改革」や「農村民兵」で徴兵可能人口をTotal1.5%上げたり、中核州の師団防御や師団訓練時間の短縮。インフラの建設速度上昇バフをもらっていきます。

 でもって一番注意してほしい米印の最後「対抗政府の宣言」なんですが、これはNFを中華民国か中共のNFに入れ替え、中国の州を中核州とする内容です。

 しかしその取得条件が、中道または共産の支持率50%以上というものなのです。時期的にはには既にファシ化し、絶賛中華統一戦線と戦っている最中なので、いまさら中道に戻すことはできません。

 そこで、ファシストの扇動家を共産主義革命家に変更し、一度共産の支持率を50%以上に。そうすれば取得可能条件を満たすので、NFが中国共産党のものに切り替わります。(もちろん、取得後は共産の支持率はもういらないので、ファシにまた切り替えておこう)

 なお、この共産の支持率を上げる時間は結構かかりますので、余った陸軍研究バフを取るなり、足りない政治力をためて参謀や政治顧問を充実させるなりしましょう。

 もう一つついでにいますと、NFが切り替わっても国民精神のバフは引き継がれるので、できるだけ(特に産業系)はバフをもらっておきましょう。

中華を挟み撃ち

 さて、国民投票でファシ化したら、大東亜共栄圏に参加して中国との戦争に入れてもらいましょう。

 最初のうちは、中華と広西軍閥の国境に敵軍がほとんどいないので、占領点を稼ぐチャンスです。
 雲南含め、できる限り前線を進めていきましょう。(多少穴があっても日本軍が来て埋めてくれるため、その辺りは安心です)

 とはいえ、敵軍が来ると戦力を集中できない(→国境が長いため)膠着する可能性があります。

 それもそのはずで、広西軍閥の師団編成は歩兵4大隊の貧弱編成。敵の師団も同じようなものですが、野砲もないため、突破力は皆無に等しいのです。

 そこで、初動の中華州占領で若干工場が増えたら、それを野砲生産に回しましょう。
 広西軍閥はタングステンもあるため、野砲との相性は抜群です。(陸ドクも砲にバフがかかる優勢火力などの方が後々扱い易いので、お好みで変更を(初期は大量突撃))

 なお、初期の研究で野砲は研究完了していないので、そこだけは注意しましょう。(歩兵装備と大量突撃ドクの一個目以外は白紙)

ポルトガルもいただくよ

 さて、中華統一戦線を作った最大の理由、ポルトガルに宣戦布告いたします。仕組みとしては、中華統一戦線を作ることでポルトガルが中華陣営に参加。中華民国降伏後「欧州の橋頭保となるポルトガル本土」まで獲得できるといった内容です。(一応もうちょっと無茶して拡張できないこともないが、今回はこの辺で)

 確実にポルトガルを併合するため、マカオに敵軍が来るまで待機(包囲殲滅による被害を与えることで、講和会議に引っ張り出す)。まさか11個師団+αのちソ連軍までくるとは思いませんでしたが、何としても手に入れたいため宣戦布告です。

 ポルトガルを確保しておきたい理由として、欧州の橋頭保のほかにタングステン確保の意味合いがあります。というのも、この後のWW2ではドイツ君が大量にポルトガルからタングを買ってきます。

 その特大民需増加を狙うため、何としてもポルトガルを確保しておきたいんですね。

 話は戻って中華戦ですが、最初(37年中盤~)は師団編成的にも、硬直しがちですが、38年中ごろになってくると日本の陸軍数も増え、それに便乗し攻勢をかけることができます。
 間違っても取られたくない雲南や四川(重慶)は確実にうちの軍が抑え、中国南部(雲南+四川+取れそうな領土)とポルトガル本土を取れる占領点を確保しましょう。

▽戦後の広西軍閥。領土が一回り巨大化し、ポルトガル本土も手に入れ大国レベルの仲間入り。

スペインへ宣戦布告

 さて、スペイン戦で気を付けないといけないことが二つあります。それが輸送船と師団編成です。

 お気づきかと思いますが、広西軍閥の輸送船数はたったの5隻。スペイン内戦がいつ終わったかによって難易度はかなりばらけますが、仮に早くに内戦が終結したのなら72個師団はポルトガルに派遣したいところです。

 たった五隻では、そんな膨大な数の師団数を送るのにものすごい時間がかかるので、建設はめいっぱい造船所を建て、輸送船を作りまくりましょう

 そして、師団編成をいじっていなければ広西軍閥の師団編成は歩兵8幅の貧弱です。

 これではいくら数を用意できたとしても、スペインの師団にはかないません。スペインは内戦後で弱そうに見えても、師団編成は歩兵7砲兵2支援マシマシといったかなり優秀な師団です。

 これを切り崩すには、こちらも砲兵二大隊を採用し、歩兵7砲兵2、欲を言えば、工兵か偵察ぐらいつけた師団を用意したいところです。

 それさえできれば、今回は優勢火力ドクトリンもあるので、多少の劣悪な制空も何のその(火力のごりおし)。ただしスペインは河川など、一部地形的に厳しいプロビもあるので「攻勢→膠着→停止して立案回復→再び攻勢……」を繰り返し、大規模作戦ドクトリン的に戦いましょう。

消費財-25%

 さて、NFが中国共産党のものに変わったら、研究枠のさらなる追加もやりたいことですが、とある貿易の許可で消費財を-15%させたいところです。

 これにより、戦時税と合わせて消費財は-25%。部分動員ですら民需がフルに使えるという意味不明な建設速度を誇るので、軍拡のため、しっかり活用していきましょう。

 なお、イデオロギーの関係状政治ルートは土地社会主義しか取れないのですが、進めていくと途中でデバフが追加(本来はデバフの弱体化だが、仕組み上弱体化したデバフが追加)されてしまいます。

 とはいえ、最終的には解除できますし、また別のバフ(歩兵装備生産コスト減など)も獲得できるので、お好みで取得していきましょう。

対日戦開始

 さて、日本が英米と戦争を始めたら、いよいよ中華圏奪還のチャンスです。大東亜共栄圏を抜け、日本傀儡の満州などに正当化、宣戦布告しましょう。
 (日本に直接宣戦布告すると、三国間条約で独伊が付いてくるので、必ず傀儡国に)

 戦い方としては……、野砲含めた陸軍の質で勝っていきましょう。
 中華統一戦線と戦った時のように、言うほど前線に敵の師団はいません。

 その好機を活かして一気に進軍。上手く新疆側を分断で切れば、日本軍の数も少しは減るでしょう。
 (かなり師団も増えていると思うので、補給強化のため本土周りのインフラを建設しよう)

 気を付けるべき点としては、この時期になると20個師団規模で海岸に日本が上陸してくるので、質の高い海岸防衛師団を用意しましょう。
 すでにポルトガルとスペインという、そこそこのICをもった国を併合できていれば、高質な歩兵師団の量産も苦ではないでしょう。
 (人的は中華圏の州を抑えるたびに爆発的に増えていくので、問題ない)

海軍や上陸師団ができるまで、対ソ戦

 さて、ここから日本を倒すためには、最低限日本本土の制空を取れる空軍と、日本の海軍をぼこれる海軍が必要です。
 くわえて、確実に上陸するため、水陸両用トラックと現代戦車を用いていきます。(戦車は重戦車や超重戦車でも良い。(ようは装甲のごり押しで上陸するため))

 しかし、そんな高質な陸海空軍を研究、ましては大量生産するには時間がかかります。(空軍に関しては、既にマラヤとインドネシアが日本によって落ちているため、精製所も研究、建設しなければならない

 そのため少なくとも3年程度は準備期間に充て、その間暇するのもあれなので、ドイツとともにソ連に攻め込みます。

 既にドイツと激戦を展開し、疲弊しているソ連軍を背後から付くだけなので、日本を押し切った師団で十分に勝てると思います。
 一つ注意点としては、中央アジアからカムチャッカの方まで前線が伸びるため、師団数不足に陥りがちです。(ただでさえ、中国沿岸や朝鮮に多数の歩兵師団を割り当てているのに)

 歩兵装備数など苦しくなるかもですが、師団数を多めに配置し、より多くの戦勝点を稼ぎましょう。まぁ、ドイツもいるので負けることはないですから、その辺は心配しなくても大丈夫です。

 

▽対ソ戦後の領土獲得。(おおよそ清の領土を手に入れ残りは傀儡化)モスクワは手に入らなかったが、クルスク方面の鉄鋼ラインを一部ロシアに与えられたので、上出来に終わった。(=鉄・クロム・燃料タンクの確保)

潜水艦突撃と現代・両用トラック師団で上陸

 かなり準備に時間がかかりましたが、1946年5月いよいよ日本との海戦を開始です。

 日本の大艦隊に元中小国で勝つには、4型潜水艦を扱うのが最も新造案としては気楽です。

 四型潜水艦の隠密性・雷撃の強さに加え、さらにモジュールで隠密性を上げた化け物潜水艦で日本の海軍をボコボコと沈めていきます。

 ※なお、日本と交戦中の上、領土を併合しまくっていいるためアメリカとも仲が悪い。これはすなわち、NFから海軍経験値をもらえない状態に陥るので、海軍の理論家から奇跡的に海軍経験値を確保した。(こうならないように気を付けよう)
 

 潜水艦突撃(海軍まとめ記事から別記事を参照)を用いて、日本の海軍を粉砕。その後1947年8月に、上陸師団36個の用意ができたので、広島と京都の海軍基地に上陸します。(もちろん、南樺太や韓国から空軍を飛ばし、本土制空は確保済み)

 今回の記事では省略しましたが、日本は上陸したインドなどでも既に激戦を繰り広げており、降伏寸前の被害は8M越え

 海軍も既にボロボロで、傀儡にする価値はなかったので、中華圏とともに本土を併合しました。

▽対日戦後の状態。日本を手に入れ、さらにICが上昇。でもってこれで、中華圏の統一がほとんど完了する。(残りは香港と広州湾くらいだが、連合戦をやらないので今回は無視)

ほぼ化け物とかしたドイツと正面戦争

 さて、増大したICと豊かな人的資源を使えば、何とかロシア領土を一部掠め取ったドイツも倒せるんじゃないかと、最後の決戦。

 準備として、ロシア領やスペイン防衛線までの補給を最大限強化。航空基地も整備し、レーダーもMaxレベル建設しました。(くわえて歩兵師団の機械化(二大隊歩兵→機械化歩兵に)も行いました)

 そして改良型三型戦闘機を独軍と同じ14000機ほど用意。ジェット戦闘機(二型)も生産開始に入っていたのですが……。
 伊空軍も独空軍と同じ程度いることに後から気づき、空では惨敗
 一応開戦初期の制空は勝っていたのですが、まさかこちらに二万機も集中投入してくるとは……。(そもそも独軍のほとんどは対空砲積んでるじゃないか。何よってんだよヘルニア)

 アルミ不足で航空機生産は積みに近い状態となり、最高の質であるジェット二型戦闘機量産でようやく一か所の制空を互角に持っていけるぐらいになってしまいました。

空では負けたが、防衛と現代戦車で分断・殲滅・進撃

 しかし、ここで負けていたならそもそも記事にはしていません(笑)

 ぎりぎり制空が台頭に渡り合えるロシア中央部に、日本上陸にも使った機甲師団を40個投入。高い立案と突破、攻撃力を活かして追い越し殲滅の連打で敵を減らしていきます

 その後はスペイン戦同様、立案と指揮統制が減ったら一時停止。その間独軍は無謀にも突撃してくれるので、勝手に充足が減っていきます。
 

 敵の被害が15Mを越えてきたころには既に敵の前線の充足が怪しくなり始め、これはいけると一気にバルト三国まで突破し分断。
 正確な数はわかりませんが、おそらく1000個以上はいたドイツ師団のうち少なくとも300個師団は何らかの形で殲滅し、ベルリンについたころには既に敵領土はガラガラ。

 もちろん、裏で連合国の上陸が伊仏に決まったこともあり、ドイツは20M以上の被害を出し、降伏しました。

▽降伏直前のドイツ。第三帝国みたいに見えるが「第三広西軍閥」である

まとめ

※この大戦でのおおよその被害

 ということで、広西軍閥を使い見事大国ドイツを倒せました。
 大戦後はロシアの旧領を元に戻し、ドイツを傀儡化。他は無駄に被害の多かった連合国に傀儡にされてしまいましたが、ICは1000を軽く超え、やろうと思えば世界征服もできますが(私とPCの体力的にそこはご勘弁を)

 最初にアジアのスウェーデンといったように、扱えればなかなか広西軍閥は強いです。
 特にポルトガルやスペインを食ってからは、中核州人口的にも並みの大国と遠慮なくぶつかれるので、今回のような大拡張も可能というわけです。(初期ICは9なので、今回のICは100倍以上に)

 軍閥プレイはアジアだし、IC伸びなくてつまらないという事もないので、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

 といったところで、今回はここまで。ご一読ありがとうございました。

 

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