皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回は共産フランスで、ソ連と手を組み独伊を倒していきたいと思います。
共産フランスの注意点
さて、新しいフランスに伴い共産ルートももちろん変更が加えられました。
具体的には共産ルートといいましても3種類ありまして、一つは共産化しつつ連合入りする英仏ルート。
こちらは主に、研究速度+5%の恩恵などもNFでもらうことができます。
もう一つが内戦を起こしたのち、英西独伊に宣戦布告。+特別な諜報作戦を解禁するアグレッシブなルート。
(こちらは面白そうなので、また別の機会でじっくりプレイしますね)
そして今回やるのが、フランスで一番難易度が低い(≒フランス初めてでもくたばりにくい)と思われるコミンテルン入りするルートです。
ただそれらの小分岐に入る前に、まずはフランスを共産化させないことにはたどり着けません。
じゃあ、さっそく共産化ルートに向けて一直線だ! と行きたいところなんですが、2つほど最速共産化にストップをかける存在があります。
一つは、国民精神にもある「何の効果もなさそうな『政治的暴力』」
これがあるとどうなるかといいますと、共産ツリー上にある「共産主義閣僚の招致」「組合の強化」「法的平等」
これらのNF取得時にバッドイベントが発生いたしまして、それが「講義が暴力へと陥る」というもの。
これは発生いたしますと、安定度-5%。ファシ・中道支持率変化+2.5%(おそらく共産ルートのため、これら政党の支持率が変化)。
あるいは政治力-50のどちらかを迫られることになります。
特に政治力がたまりにくいフランスとしては、50とはいえ序盤に持っていかれるのは結構な痛手。
かといって、将来安定的に戦う計画の場合、安定度はできれば高めに保っておきたいので、できれば上も取りたくはない。
どちらを選んでもまずまず痛い内容が、合計で3か所も共産ルートにあるため、知らずに突っ込まないようにまずは注意です。
このバッドイベントが起きないようにするためには、NF「同盟の解散」で政治的暴力を取り除けますので、取得しておくと安心でしょう。
※(もちろん、70日もかけてられっかとすっ飛ばしてもOK。ただし戦時中に安定度が低すぎて、ストライキ等が頻発しやすくなる点は注意)
そしてもう一つ。こちらの左ルートには旧Verにもあったマティニョン協定をとる「労働法の改革」というものがあります。
これを(おそらく)1938年より前程度には取っておかないと、国民が一年間のストライキを起こし、工場生産量-90%等のデバフが付きます。
繰り返しますが、放置していると一年です。
38年ごろはやっと軍需工場が増え始めてきて、生産量が増えてきたというところに鬼デバフが降ってきますから、できればこれも回避しておきたい内容。
幸い、このデバフが付いた後にも「労働法の改革」を取得すれば、デバフが取れるように作られていますので、遅かれ早かれこのNFは取らないといけなくなるといった形です。
※なお、マティニョン協定はディシジョンから結構あっさり外すことが可能です。
以上、政治的暴力とマティニョン協定の二つの足かせを上手く回避しつつ、共産化を目指していきましょう。
NF「決断を迫る」で、共産化しつつ厄介な政治的準内戦を外すことができます。
(条件:共産化支持率45%以上。主にNF、選挙イベント等で上昇可)
ゆっくり内政して資源・人的・政治力を潤沢に整えてみる。
共産ルートの終わりには、多くのファシ国家に宣戦布告可能となる「ファシストへの先制攻撃」というものがあります。
ですので、チェコスが併合される前やドイツがポーランドをソ連と分割したタイミングなど、不意打ち気味に宣戦布告することも可能です。
しかし、せっかくソ連と組んでいるので、今回は独ソ戦まで準備してドイツと戦ってみようというのが実のところメイン。
41年ほどまで時間があるため、今回はたっぷり内政をすることができます。
まず、共産化ルートなんですが、NF「女性参政権」により政治力が日ごと+0.25上がっております。
政治顧問のガストン・アンリ=エーと組み合わせれば、政治力は(安定度にもよるが)1.6程度と、中々潤沢に使えるようになっていきます。
さらに、中央の中核州化ツリー「フランス連合」の取得によって、アフリカの一部を中核州にすることに成功。(中核州人口が75M→戦時時期80M近くほどに)
あらかじめ迎合度を80%以上にしていたので、フランス連合のデバフとなるレジスタンスの50~100%上昇も、Ver1.9.1ならば迎合度が上がりやすくなっているため、協力政府の作成で回避可能です。
その反面、完全雇用の国民精神が取れないという重石は残ります。
これは、徴兵法を上げると新たに工場生産量のデバフ(働き手がいなくなることを表現)するので、徴兵法を上げずらいデメリットも乗っかってくるようです。
しかしその徴兵可能人口補正-25%も、共産ルートならばNF「農業集団化」で補正を+15%もらうことができるので、-10%に補正を抑えて徴兵が可能です。
(おおよそだが、上記の条件で行くと大規模徴兵ならば約2Mほどの余裕を作れる)
さらにIC面でも、政治ツリーの左ミニ産業ルートはそこそこの工場をもらえることに加え、産業ツリーも今回は時間があるので、結構時間をかけて植民地を含めて強化。
さすがにベネルクスや工業地帯のチェコス、ポーランドの半分を食ったドイツには追い付けませんが、それでも開戦時期に200ほどのICを用意いたしました。
一切拡張していない割には、NFだけでも4倍近くにできるため、フランスの国土の豊かさを再確認させられますね。
またこのICに関連して忘れがちになるのが、資源面での民需獲得がフランスは大きいです。
特に鉄、次点でアルミ。(今回ゴムやタングステン、クロム地域は協力政府に解放した(というよりしないとボロボロになる))
これらを英米、さらには中小国が輸入してくれるだけではなく、今回は協力政府を複数作ったため、その国の工場(NFで増えた部分)の多くもフランスに流れ込みます。
結果、戦時中の貿易で獲得したMax工場は100を越え、タイトル通り戦っているのにがっぽり大儲け状態。
特に戦っている最中は総動員(10%)+戦時国債(-5%)+ヴァンサン・オリオール(-5%)で0%となり、すべての民需を使いたい放題になるという「なんとも内政が楽しいのが共産ルートなのです」
のんびり枢軸戦
それでは、この伸び切ったICを使ってドイツ軍を倒していきたいと思います。
ただ、ドイツ軍の質は屈指の高さであり、いくら独ソで挟み撃ちしたとはいえ、そう簡単には倒せません。
特に、序盤から空軍を大量生産しているドイツ空軍に追いつく(質的な意味も込めて)は、(よほど序盤から空軍生産しない限り)戦争の中盤程度になってくるでしょう。
ということで、防御で頼もしい重自走対空を今回も使っていきます。
また、今回は検証もかねて装甲車の偵察を導入。(もちろんそのためにICも割いてみた)
使ってみた感想としては、支援装備を使わない(かつ速度が下がりにくい)といったメリットはありますが、積極的に使うかと聞かれればうーんといったところ。
もちろんないよりはあった方が良いと思うんですが、自動車化の偵察の方が使い勝手が良い(野戦病院などのほかの中隊でも利用可能)なため、優先順位はそこまで高くないとは感じました。
※ただし装甲車は改造が可能で、最終段階の軽機械化車両は元の状態で16km/h
改造せずともトラックや軽戦車以上(上手くやれば3型軽戦車のスピードを殺さず運用可能)といった、面白い存在です。
まぁ今回はその速さを活かすこともなく、ひたすら防衛して相手の充足を削ります。
イタリア上陸からの反攻
フランスは海軍もあるため、今回は久しぶりにイタリアのかかとに上陸。
北部の軍と南部から上陸した10個師団でサンドイッチにし、イタリア降伏を目指します。
イタリアはエチオピア方面に結構な師団を割いていることもあり、意外と本土は手薄。
パレルモは無血上陸に成功し、イタリアのつま先への進行にはペナルティーがかかりましたが、野砲と重対空の装甲で、ゴリ押して突破。
また南部上陸によって、北部の配置がぶれたすきを逃さず、北部で一気に進行開始。
ローマで勢いは止まらず、ナポリまで北軍で落とし、想定以上にイタリアを早く落とすことに成功いたしました。
連合だから、やはり物量で押してみたい
さぁ、今回は政治力も人的も、資源も工場も装備も余裕があります。
(唯一足りていないとしたらCASだけ。ただこれは防御の安定をはかって重対空を導入したのと装甲車を検証で使った結果なので一部しょうがない)
いつも以上の無茶が効きますので、野砲と制空権(CASは少ししかないが)で押していきます。
もちろん、疲弊したベネルクス側はなんなく突破し、そのままドイツ北西部へ。
ただドイツ攻略にとって一番の難所が、ウィーンを取り囲む山岳。要塞地帯です。
ここは防御側が有利になるうえ、ドイツ軍の質はお話した通りAIでは最高レベル。
こちらもよほどゴリゴリの山岳師団など、対策しない限りには簡単に突破はできません。
それを解決するための物量ですから、まずは北部の比較的平坦なベルリンへ向け侵攻。
今回はイタリアを落としているので、キツイ道ではありますが、ネックとなるウィーンへとこちらも前進。
質はそこそこ高めの編成にした師団でしたが、それでも最終的には山岳・川・要塞に阻まれ約1Mの被害を出してしまい、ドイツを撃破。
まぁその被害の甲斐もあり、戦後は独伊を傀儡化。ベネルクスもちゃっかり併合して、なんちゃってEU圏を確立しました。
まとめ
ということで、今回は共産フランスでのプレイでしたがいかがだったでしょうか。
個人的には内政(植民地関係含め)が過去一番に楽しくて、どちらかといえばトロピコやっている気分に近かったです。
共産ルートは色んな資源面で余裕のあるルートですので、独伊以外、またそれ以降の戦いも行っていけそうですね。
といったところで今回はここまでです。ご一読ありがとうございました。よろしければツイッターのフォロー、記事の拡散などしていただけると励みになります。