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ドイツ戦車8分解説 戦間期『軽戦車』編

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『二号戦車』つなぎとしての戦車


 将来的に三号戦車(15t級)を作るにしたがい、一号戦車はあまりに小さく(5t)非力すぎました。


 そこで、一号と三号のつなぎとして、一号よりもある程度大型化、かつ対戦車戦闘能力を最低限持たせたのが二号戦車です。


 武装は20mm機関砲を装備し、一号よりはましな攻撃力を持つことになりましたが、問題は防御力にもありました


 先の一号同様、二号戦車もまたスペイン内戦でソ連の戦車に撃破されています。

 ポーランド侵攻に至っては、白のバルケンクロイツ(十みたいなマーク)が目立つように張られていたため、そこを狙われて撃破されるといったことが起きました

 のちにバルケンクロイツははがされ、また二号戦車は増加装甲版をつけることになりましたが、元々の装甲が薄く、また対戦車戦闘能力も結局は20mmの機関砲のため、これもまた自走砲などに転用されていきます



 独軽戦車は元のスペックこそ高くない(練習用・つなぎなんだからある意味当然)ですが、早くに旧式化したことで、優先的に別の使い道がないかと模索されたのも重要な部分です。

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