皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回はHOI4で最も基本となる操作を要求される、ドイツを使っていきます。
どちらかというと、新たに始められた初心者様。あるいはプレイを始めて間もない方向けに書いていくので、AARというより攻略情報よりになると思いますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
なお、主目的としては英仏ソを倒すこととしたいと思います。
ドイツの現状を確認

ドイツ最大の強みは高い拡張性とそれを支える質の高い陸軍だといえます。
当たり前ですがファシ国家であるため、積極的に戦争を吹っ掛けられますし、周りにはオランダやスウェーデンやポーランドといった魅力的な国があります。またフランスやイギリスなどにも、いきなり戦争して勝てるぐらいの強さがあります。(もちろん、大国をいきなり落とすのはそれなりのPSを求められるが)
加えて、国家元首により政治力がたまるスピードが速く、充実した人材や設計社などを戦争前に数多く任命できるのもうれしいところ。それに加えて陸軍(特に戦車と陸軍ドクトリン)の強さはトップレベルで強くなりますから、陸ではほぼ勝てます。逆にドイツと真正面からぶつかれる国は、ソ連かアメリカぐらいのものでしょう。
さらに、初期の工場数もそれなりに多く、NFでもらえる工場数も多いため、拡張しなくても十分工場数は増えていきます。人的資源もそれなりに多いため、HOI4の技術が付いたらこれほど扱いやすい国はないといえます。
と、ヨーロッパでは最強の地位であるドイツですが、海軍と空軍に関しては苦手分野に属します。
とりわけ海軍の貧弱さは致命的で、七大国最弱の海軍数であることに加え、積極的に使っていきたい潜水艦に限って最初からあるのは旧式。海兵隊などで上陸を行いたい場合は、最低限の海軍の強化は必要でしょう。
また空軍ですが、爆撃機(近接・攻撃なども)に関してはトップクラスで強いのですが、ド肝心の制空権を握る戦闘機の研究ボーナスがないのが痛いところ。
そのため、1939年から始まる連合戦では1940年式の戦闘機ではなく、36年式の戦闘機をメインに扱うこととなります。基本性能の質ではじりじりと差を付けられる可能性があるので、空軍経験値を使って改造。それを大量生産する必要が出てくるでしょう。
最後に、膨大な数の空軍を使うとなると、多数の機体に必要な燃料が必須になってきます。
オランダなどに初期拡張するのか、精製所を建てるのか、ソ連などから輸入するのかのいずれかを迫られるので、燃料確保の方法は事前に考えておきましょう。
NFについて
さて、今回はできるだけ史実通り(?)にやる予定なので、初期拡張も致しませんし、もちろんラインラントから始まるルートを進めていきます。
ここからは正規ルートのNF(国家方針)をご説明するとともに、その他の産業・陸海空軍についても、簡単にご説明していきたいと思います。
ラインラント

基本的には、最初にこのラインラントを取得して、非武装地域を解除するとともに、政治力120を獲得するのが、ドイツでの無難なやり方です。
獲得した政治力は初期拡張の正当化に使うこともアリですし、理論家などを雇うこともありだといえます。
ラインラントで手に入れた政治力は、貿易法を自由貿易に変更するか、グデーリアン上級大将を雇うのが一般的です。
自由貿易に変更することで、研究時間の短縮を狙うのがドイツの研究速度の遅さをカバーするものになります(その分、鉄がすこぶる足りなくなります)
したがって、慣れていない方はグデーリアン上級大将を雇うのが、一番やりやすい方法ではあると思います。もちろん、最初から海軍を増強したいなら海軍の設計社を選んでもいいですし、軍需工場の建設速度を上げたいなら、ヴァルターフンクを採用してもいいです。
そのあたりは、自分が今やりたいこと、あるいは数か月先にやりたいことを意識しながら任命していくと良いでしょう。
なお、史実AIがONなら、ラインラントでいきなり英仏と戦うことはありません。そこらへんはびくつかなくても大丈夫です。
アンシュルス

オーストリアはできるだけ早めに手に入れたい、ドイツの中核州になる土地です。(とりわけ、初期拡張しないならなおさらである)
その理由は主に2つで、1つはそこそこある民需工場が手に入り、建設速度が上がること。
もう一つは、戦争協力度が上がるため、戦争経済に変更することができることです。
要は、ドイツの速い建設速度を、さらに加速させることができる重要なNFのため、早めに取得したいという事になります。
オーストリアを併合すれば、オーストリアの兵士や元帥も使えるので、後の戦争でしっかり活かしていきましょう。
(僕の場合、オーストリア軍は機甲師団に変更して運用している)
なお、アンシュルスは国際緊張度が10%も上がってしまうため、これを取得する前には初期拡張の宣戦布告を終わらせておきたいところ。さもないと英仏が独立保証してきて、望んでもいない戦争をすることになりますので、気を付けましょう。(→初期拡張をする場合、アンシュルスまでには終わらせておこう)
チェコスロヴァキア

民需工場が魅力的だったオーストリアとは対称的に、チェコスの併合は軍需工場が地味に多く手に入るイベントです。
こちらも、先にユーゴスラビアのNFを進めるなどしない限りは、史実AIがONならまず英仏は折れるので、積極的にとってしまいましょう。
なお、チェコスの完全解体には三つの選択肢が最終的に出てきますが、正直お好みでいいです。
パルチザン用などに兵士が欲しいならスロヴァキア作成。同盟のハンガリーを強化したいなら中段。工場は全部俺のものってんだったら一番下になります。
産業

ドイツの産業ルートはトップクラスで強力です。
研究ボーナスも複数もらえる上に、もらえる民需工場は12個。やろうと思えばハンガリーとルーマニアを従属させることができ、加えて精製所のゴムの量を増すことができます。(もちろん、アウトバーンも補給面ではなかなか優秀)
とりわけエグイのが民需工場12個で、これにより、ドイツの軍需工場はガンガン建ちます。そして精製所でのゴムの量+2が地味に大きく、AIのドイツはこれにより安定的な空軍生産を行ってきます。(正直一番つらいのがこれだったりする)
また工場の建設速度にもバフがかかるので、とりわけ民需工場は早めに確保しておきたいルートになります。
陸軍

ドイツの陸軍NFは全部で三つしかありませんが、一つ一つが超強力です。
全部取得すると陸軍ドクトリンのボーナスが4つに、装甲技術系のボーナスも4つと、まさに戦車と陸ドクの一点を強化していきます。
とりわけ、ソ連との条約でソ連が承認することによるNFは大きく、三号戦車を1937年には生産ラインにのせることだって可能です。
機甲師団をメインで使う場合は、早めにソ連との条約を取得することをおススメします。
なお、シングルプレイであれば最後の陸軍の諸改革2は無理やりとる必要はありません。三号戦車と一定程度の陸ドクと、戦闘・近接機がそろえば、十分すぎるほどにヨーロッパを制圧できます。
海軍

正規ルートの場合、Z計画かUボートの取得、どちらかで悩むことになりますが、基本はUボートでいいでしょう。
というのも、ドイツ海軍はとにかく数が足りませんから、Z計画を取って一度主力艦隊を潰されると、イギリス上陸が厳しくなります。
その点量産の効く潜水艦は、やられてもどんどん変わりを作れるので、イギリスを持続的に苦しめることが可能です。
とりわけUボートで解放される巡洋潜水艦は、航続距離が長いため、大西洋の中心などでも活躍できる優れものです。
大西洋は護衛艦隊こそ出てくるかもしれませんが、潜水艦の天敵である空軍はほぼ出てきません。
より安心して通商破壊ができるので、積極的に活用していきましょう。
空軍

先ほど、戦闘機のボーナスがないから、ドイツ空軍はじりじりと差を付けられるといいましたが、決して空軍や空軍NFが弱いわけじゃありません。近接航空支援機・攻撃機・爆撃機などの研究ボーナスがNFの選択次第でもらえることに加え、戦場支援ドクトリンの研究ボーナス4つと研究時間短縮の精神まで獲得できます。
要は、戦闘機以外の研究ボーナスはほぼそろっているんだから、戦闘機のボーナスがないと嘆くのはあまりにも多くを求めすぎている、という事です。
戦闘機は自力で開発し、質の高い爆撃機で戦場を支援していきましょう。
なお、マルチなどなら、ドイツの下に優秀な戦闘機ボーナスを持ったパスタがいます。独伊は手を組むと、恐ろしいぐらいお互いの短所を補えるので、盟友になる関係と言えるでしょう。
研究について(~1939年)

どの国でも基本そうですが、
工業系>陸軍>空軍>海軍と言った優先度で研究していくのが、基本となります。
とりわけ、ドイツの海空軍は、最初から1936年式の装備がほぼほぼそろっているので、重点的に研究する必要はそこまでないです。(やるとしたらドクトリンくらいのもの)
最優先で工業と陸軍、手が空いたら空軍ドクトリンを取得し、海軍ドクトリンは取るものないなぁ、って時にでも取得しましょう。
初期拡張とメフォ手形

ドイツ固有の国民精神であるメフォ手形ですが、ディシジョンから支払いを延期させることで、より長い間バフを受け取ることができます。(効果としては、民需工場とインフラ(あと原子炉)以外の建設速度UP)
アンシュルスやチェコスの併合と言ったイベントで、だんだん下がっていく一日ごとの政治力の減りを抑えることができます。
ただ初期拡張をして工場を増やした方が良い場合も多く、支払いを延期させる絶対性はありません。
仮にメフォ手形を活かすのであれば、早めにアンシュルスなどを取得して民需工場を増やし、恩恵を受ける軍需工場などをガンガン建てていくのが一番だとは思います。
なお、一度戦争が終わるか支払い延期をしなかった場合は、消費財+20%というそこそこエグイデバフがしばらく付きますので、その辺は覚えておきましょう。
スペイン内戦での戦い方

さて、話は少し戻してスペイン内戦です。
初期拡張をしない場合は、スペイン内戦に義勇軍を送ることはほぼ絶対と言えて、その理由が陸空軍経験値を獲得するためです。
海軍経験値と違って、陸空軍の経験値はよほど大規模でない限り、演習ではなかなかたまりません。そこで、実戦経験を積ませて、より多くの経験値を得ることが目的になります。
スペイン内戦では軽戦車師団などの装甲を持つ師団を送り、高い立案速度とスピードを活かして、共和軍の兵士を着実に潰していきましょう。空軍は戦闘機と近接航空支援機でアシストをかけて、戦車の進軍を援護しましょう。
そして兵を動かす手順ですが、まず北部に孤立している敵師団を殲滅。その後はカタルーニャ方面を分断して、バルセロナを落としてしまいましょう。
(この時、AIは港や都市がないのに、どこからか補給をもらっているバグが発生する場合がある(勝手に苅田狼藉と呼んでいる)。もしその状況に出くわしてしまったら、包囲殲滅時には十分な立案をため、容赦ない連続攻撃で敵の指揮統制率を減らしていこう)
バルセロナが落ちたら、次は首都であるマドリード。ここは軽戦車の充足を整えつつ立案と空軍さえ取れれば、問題なく、突破できるはずです。バルセロナとマドリード(+α)が陥落すれば、共和派スペインは降伏するので、北→東→中央の順番で攻略してみましょう。
連合戦への準備戦力。(師団編成と海軍編成。空軍総数など)

さて、ここからようやくAARっぽく書けます。
今回用意した陸海空それぞれの戦力と、師団編成などをご紹介したいと思います。あくまで参考程度に、攻略の糧にしてください。
陸軍の師団編成と総師団数
歩兵96個師団(砲兵)+歩兵と工兵のみの師団48個
歩兵7砲兵2、工兵偵察砲兵中隊(のち三点セットと略)のシンプルな火力の高い編成。ドイツは機甲師団を大規模に使うだけでなく、空軍も、さらには潜水艦用の燃料もいる。
そのため、重対空を入れた編成は燃料的に重すぎると判断し、今回は砲兵で押すことに決めた。そうはいっても、砲兵付きの師団を100個近く用意するとなると、かなりの数の野砲が要求されるので、長い時間をかけてしっかり準備しよう。逆に歩兵装備はかなり余ると思うので、今回は歩兵十大隊+工兵のみの師団を、48個作った。
デンマーク・ノルウェーでの駐屯のため、この後歩兵のみの師団をもう48個作る予定だ。
軽戦車20個師団
軽戦2、自動車5、自動車砲兵2に三点セットという、軽戦車を何とか使えるように火力を底上げした編成である。最高速度は速いので、迂回して包囲殲滅などにめちゃくちゃ使えるお気に入り編成だが、装甲値は期待しない方がいいくらい低いので注意が必要である。(独ソ戦序盤ぐらいまでなら、ぎり使えるレベルである。ただし対戦車戦闘が低いのはお察しである)
中戦車14個師団
自動車8、中戦車2に三点セットという、かなりシンプルな編成。まぁ、英仏相手にはこれぐらいで十分だったりする。
なお、できるのであれば機甲師団は40幅にする価値がそれなりにあるのだが、今回は陸軍経験値的な意味で足りなかったので、20幅で妥協した。
海兵隊10個師団(のち中戦車導入予定)
現在のところ海兵5の砲兵2で戦闘正面幅16だが、経験値と備蓄がたまり次第中戦車大隊を二つ追加予定する編成。
言わずもがな英上陸用の編成であり、中戦車を付けるのは敵の歩兵師団を装甲値でだまらせるためである。なお、余裕があるなら水陸両用車(あるいは戦車)を用いた方が良い場面もあるだろう。
海軍編成(39年9月19日時点)
主力艦隊
戦艦4重巡4軽巡8駆逐26
あまり言うことはない、最初から生産されている海軍をひとまとめにしただけである。よって設計的にはかなり貧弱だが、海上艦による通商破壊を行うのであれば十分な戦力だったりする。
なお、どの艦隊もそうだが、基本はフランス降伏まで戦力(と燃料)を温存しておく方向性だ。
通商破壊艦隊
巡洋潜水艦24(のち、最初の使用時に32まで増える)
最終的には32隻を4任務部隊に分けて、大西洋の中央からイギリス西部の海域で通商破壊を行わせた。全滅することは相当まれだが、一回の戦闘で1~4隻ぐらいまでは沈む可能性がある。そのため戦時中も潜水艦は作り続け、自動補充機能でどんどん補っていくのが良いでしょう。
機雷敷設艦隊
旧式潜水艦18
一型の潜水艦はすぐに見つかってしまうため、通商破壊が言うほど得意ではない。浅瀬であるドーバー海峡などで通商破壊したら、護衛艦隊と空軍攻撃でもみくちゃにされるだけだ。
そこで、旧式潜水艦は機雷敷設用に改修し、万が一不利になったときに機雷をばらまいておく。(ひとまず北海頭部に)
必要性は限りなく低いが、むやみにやられてしまうよりかはマシである。
空軍総数(9月22日時点)
戦闘機2400/近接航空支援機1000/攻撃機500/戦術爆撃機700
(今回の戦争開始は11月2日のため、もう少し戦力は増える)
対ポーランド

史実AIならばほぼ間違いなく、ダンツィヒの割譲は拒否されるので、戦争の準備をしっかり行っていこう。
訓練させた戦闘機と支援機を戦争の始まる一か月前ぐらいには最前線の航空基地に配置し、陸軍の侵攻を援護しよう。
突破のかなめとなる機甲師団は、ポーランド西部の地形的に平らなところに配置すれば、ガンガン敵を倒してくれるはずだ。
あと僕の場合、飛び地側にも戦車を配置しているが、個人的に管理しやすいだけであって別に歩兵師団でもいい。ただ補給がパンクしない程度には配置をするべきであろう。
歩兵90個師団以上。機甲師団10個師団以上もいれば、AI任せの平押しでも攻略可能なので、積極的に進行してしまおう。
※むしろ、展開していた空軍の任務中止を忘れて、燃料を無駄にする方が死活問題になりかねないので、降伏したらすぐに空軍の整理は行おう。
対ベネルクス・フランス

史実通りであれば、北欧から片付けることになるのですが、フランスを長生きさせる利点はそこまでありません。一刻も早く倒して、イタリアの体力を温存させるよう努めましょう(伊はアルパイン要塞に突っ込むだけではなく、地中海で海軍をぼこぼこにされる。放っておくとどんどん弱体化するので、フランスは早く落とそうという事)
道路だからすぐに倒せると思いがちなベネルクスですが、流石に制空不利の中歩兵師団だけでは簡単には突破できません。とりわけ制空権は必ず確保し、しっかり空軍のアシストを付けた状態で戦車師団に突破してもらいましょう。
なお、ドイツ西部の航空基地は貧弱なので、あらかじめ航空基地を建てておくと少しは使い勝手がいいかもしれません。
ベネルクス三国を倒したら、フランスはもうすぐそこ、史実AIならフランス北部はガラガラという事も多いので、実質勝ち確です。
それでもパリの前でフランス陸軍に止められてしまった場合は、高い立案速度を活かして、敵の指揮統制率をくじいていきましょう。
フランスを落としたら、ヴィシー政府を作ることができますが、ここは取りたい領土に合わせてお好みでいいです。
ただ、難易度的に楽なのはヴィシー政府を作る方なので、まだドイツになれていない方は傀儡のフランスを作ってしまいましょう。
対北欧

この場合の北欧はデンマークとノルウェーをさします。ここ二つを抑えることにより、バルト海に侵入されることを防いでくれるわけです。
この時、倒すのが面倒くさいのがノルウェーの方で、AIのドイツ軍も時折苦戦しています。
デンマークは陸路でつながっているので、補給面でも問題なく侵攻でき、海軍も使いませんが、ノルウェーはそうはいかないからです。
一番手っ取り早いのはスウェーデンを道路にしてしまう事であり、これで陸上経由による補給ができるはずです。とはいえ、スウェーデンとデンマークの国境は海峡扱いなので、海兵隊など使わないと、苦戦する場合があることには気を付けましょう。
スウェーデン迂回をしたくない場合は、北海東部などに主力艦隊で上陸支援任務を出し、オスロなどに上陸します。ただし、補給がかなり劣悪なので、急いで複数の港を確保する必要性があることは覚えておきましょう。
補給さえ改善すれば、あとは大した質の陸軍ではないので、歩兵20幅の師団でも普通に戦えるでしょう。
対バルカン半島やスイス

バルカンはハンガリーなどを始め、味方になってくれる国も多いですが、戦うことになる敵もいます。
とりわけユーゴスラビアはイベントで宣戦布告できるため、これを機に一気に手に入れておきたいところです。
タンネンバウム作戦で宣戦布告できるスイスもそうですが、基本は対仏戦の後暇になった歩兵師団などで攻略していくことになります。スイス・ユーゴ・ギリシャあたりは48個師団でひら押しすれば十分に勝てる相手なので、落ち着いて一国ずつ相手にしていきましょう。
なお、燃料不足のため、ルーマニアなどに侵攻する場合は、48個師団だと手こずる場合があるので注意しましょう。
対英

さて、連合戦の大きな戦いの一つがイギリスとの戦いです。
イギリスは島国なので、制海権を取って上陸するか、空ていで上陸するかのどちらかを行う必要があります。
このうち、空ていでの上陸は、制空権を取って敵の海軍基地にに空てい上陸するだけの簡単なお仕事なので、ここでは省きますね(既に西や洪などでやっているので、そっちを見ていただければ幸い)
ドイツで制海権をつかむにはイギリスの輸送船を沈めていく方法が効果的です。そのために使う三つのものが、潜水艦、海上艦、攻撃機の三つになります。
潜水艦は大西洋に広範囲で展開することで、護衛艦隊のいない敵輸送船団を狙っていきます。
イギリスのAIはそこまで賢くないので、大西洋の中心まで潜水艦を展開すると、護衛艦隊がいない場合なども見受けれれます。そこを突いて、敵の輸送船を少しずつ減らしていくのです。
また攻撃機を中心に、ブリテン島周辺の海域に海軍攻撃を出せば、輸送船だけではなく、そこをうろついていた駆逐艦や潜水艦も一緒に沈められる場合があります。大規模な空軍を展開し、安全に敵海軍をたたくなら海軍攻撃が一番です。
そして海上艦を使った通商破壊は、より大きな戦果をつかむことに適しています。敵の輸送船を数十隻単位で沈めたい場合は、海上艦で通商破壊するとうまくいくでしょう。ただし、相手の輸送船を多少潰して(≒少し弱らせて)からの方が賢明です。
相手の輸送船を二ケタ台まで減らすことに成功したら、上陸の準備完了です。
海兵隊を用いて、北海、あるいはドーバー海峡側から上陸しましょう。
制空権は確実にこちらがつかめるはずなので、あとは機甲師団さえ上陸させることができれば、問題なく勝てるでしょう。
インドまで伸びてしまった場合
仮にインドが大国になってしまった場合、バルカン半島からトルコを通って中東を経由してインドに向かうか。リビアからシリア方面まで行き、同じく中東経由でインドに向かいましょう。
この時、補給面でかなり苦労する場合があるので、インフラ強化や、場合によっては航空基地建設からの輸送機を使うなどして、スムーズに戦いましょう。
戦後の領土獲得場所
戦後、ドイツとして取っておきたい土地としては、ポーランドやベネルクス、北仏は当然として、ゴム資源のある東南アジア方面は欲しいところです。
ゴム、そしてオランダの植民地から出る石油を抑えることができれば、後の生産がすごく楽になります。あとはニューカレドニアやアフリカ南部のクロム地帯を獲得しておくと、重戦車生産が気楽かもしれません。(もっとも、クロムがなくともこの先何とかはなるが)
あとは、パキスタンとかを傀儡化すれば、ドイツの人的資源を温存できるとは思います。(これも優先度は低い)
あとは、対米戦を考えるならば、カナダを獲得してしまうのが気楽でしょう。
対ソ戦準備とメフォ手形

さて、メフォ手形を使ってきた場合、連合戦後支払いを行うこととなります。そこそこ長い期間ですが、英仏を倒した後の工業力ならば、完全ストップという事もないので、問題ないでしょう。
逆に、英仏を倒したことで国民精神を向上のNFを取得できます。一日ごとに上がる政治力の値が+1.0されるので、余るほど政治力を獲得できます。
傀儡国の併合など、この政治力を存分に使って立て直しを行いましょう。
対ソ戦

はっきり言ってしまいますと、英仏を倒してしまった枢軸国は、ほぼ無敵ですので、ここから先は半分消化試合になります。
ただ気を付けておかないといけないのが、大量の工業力からくる大量の空軍と機甲師団を、支える燃料がないという事。そのため、連合戦後にカナダを獲得できた場合、本来なら対米戦を先に行ってしまうのが楽なルートです(世界征服的にも)
しかし、今回はあくまでも英仏ソの打倒が目的なので、対米戦は行いません。
全軍でソ連を倒しに行きたいと思います。
ソ連戦。後半の補給難と航空基地の少なさに注意

ソ連との戦いで気を付けなければいけないことが、モスクワ以東のインフラの悪さと航空基地の少なさです。
これらにより、軍が本来の力を発揮できず、対ソ戦が長引いてしまう可能性があります。
それを避けるためにも、インフラと航空基地をしっかり建設し、余裕があるならレーダーも建設していきましょう。
それができれば、英仏を食ったドイツならソ連は余裕です。圧倒的な物量で進撃する光景を、楽しんでプレイしましょう。
まとめ

という事で、無事ソ連を倒し、連合とコミンテルンを倒してきましたがいかがだったでしょうか。
ドイツは陸海空全てにおいて高いポテンシャルを持っているので、慣れている人が使えばどこまでも化けます。
まずはこの国を使いこなして、HOI4に磨きをかけていくといいんじゃないでしょうか。
と言ったところで今回はここまで。ご一読ありがとうございました。
コメント
すみません、まず初期拡張って何ですか?
英、米、仏、ソ、日、独、伊と言った大国、あるいは陣営などと戦う前に、
国力の低い中小国に攻めて、事前に工業力などを稼ぐことです。
英仏が独立保証で絡んでくる前に領土拡張する必要があるため、
初期の方に行う拡張→初期拡張と呼称しております