皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回は中道 ポルトガル王国ルートで、欧州の大国を目指し遊んでいきます。
ポルトガルの現状確認

それでは、新NFが追加されたポルトガルの国民精神とNFをざっくり説明していきましょう。
まずは国民精神から。
以前のオランダのようにたくさんのデバフがある形ではなく、ハンガリーのトリアノン条約のように、ヤバめのデバフが2つといった形。
そのうち一つは「頼りにならない軍隊」で
『師団指揮統制率-10%/徴兵可能人口補正-25%/戦争協力度-5%/師団攻勢-5%』
と、できればこれをもって大国と争うのは回避したいところ。
しかしこのNFは、陸軍ツリーの最初を取得することで外れますので、そこまで重たいデバフでもありません。
問題は二つ目「不安定な共和国」で、
「一日当たりの政治力上昇値-0.5/週ごとの安定度-0.5/建設速度-20%」
となっております。
政治力が下がる中、建設速度も下がるのは内政的には中々痛い内容。
幸いなことに、ゲーム開始時の国家元首の効果で「週ごとの安定度+0.5」により上手く2つ目のデバフは±0になっています。
国の安定的な内政のことを考えますと、イデオロギーごとによって違う「不安定な共和国」を取り除くNFは、早く取得しておくといいかもしれませんね。
植民地・産業(軍事系)・海軍

ポルトガルのツリーは大きく分けて「植民地系/産業(+軍事α)系/海軍系/陸軍系/政治(イデオロギー)系」の五つに分かれております。
しかし最初の3つ、植民地/産業/海軍系は合流部分が存在し、取得順などに影響が出てきます。
ではまず植民地系から、こちらはアンゴラ/モザンビークに資源やインフラを追加することが可能。
そしてアンゴラやモザンビークを、政治力と人口、周りからの友好度と政治顧問(政治力+15%)解放とともに、傀儡国家にすることも可能。
もう一つの選択肢として、アンゴラとモザンビークを中核州に取り込めるのが最大のうまみ。
ただし、政治力を約2年の間ずっと-0.2ずつ(計-0.4)されますので、政治力はたまりにくくなるデメリットはついてきます。
それでも、アンゴラとモザンビーク合わせて約7Mが中核州となりますので(政治ルートにもよりますが)元が9Mしかいないポルトガルにとっては中々嬉しい内容です。
続いて産業。
インフラ・産業関係のバフ(研究ボーナスや建設速度)・民軍需工場(意外と軍需は6つもくれる)・研究枠2つ。
さらには産業関係のほかに、軍事関係の恩恵もいくつか練りこまれており「軽航空機のボーナス・砲系・設計者の開放/空軍の生産コスト低下・ジェット技術or装甲・機械化ボーナス」など、中小国にしてはうまみのある内容となっています。
とくに、砲関係の研究が3つあるので、タングステンの強みを活かして野砲系を伸ばしていけるといいですね。
そして最後の海軍が特殊で、ある意味ポルトガルらしいともいえますが「なぜか全海軍ドクトリンできますといわんばかりに海ドク研究ボーナスが一つずつ」
貿易船から空母まで、全ての研究ボーナスがもらえる(上陸関係まであるので、英仏並み)ほか、造船所が15個以上ないと研究枠が5個にならない(取得条件を満たさない)といったツリーになっています。
まぁ政治ルート含め、中小国にしては「かなりNFが強い(印象)」のため、研究の遅れは若干目をつぶれる範囲内だったり。
海軍をゴリゴリ進める必要はありませんが、最終的には進めないと5枠にならないため注意です。
陸軍ツリー

陸軍系は短いながらも結構ぎっしり詰まっています。
陸ドク3つ。よりも陸軍経験値が全部で70もらえるため、初期の師団編成変更分に関しては、汎用に比べて十分な受け取りが可能。
さらには(歩兵技術/支援技術/機甲技術/支援砲兵)のうちどれか2つの研究ボーナスを受け取れます。
さらに砲につぎ込んでも良し、歩兵装備も質を上げるもよし、機甲に走っても良しだと思います。
その他、地味に工場生産量を10%上げるものだったり、特殊兵(特に空てい)のボーナスとキャパシティーアップ。
おまけレベルの要塞などの追加が付いています。
今回の本題となる中道「ポルトガル王国」のルート

中道ルート一番の利点は「ブラジルを中核州として併合(連合王国に)」という部分です。
南米で目立ちませんが、サラッと戦艦を保有しているだけでなく民需が多く人口も40M代と多いブラジル。
ぶっちゃけポルトガルとブラジルで比べたら、ブラジルの方がICも国力も出るだろうというぐらい、中堅国として質の高いのがブラジルです。
それを併合できるわけですから、人口は50M代と実質大国並みに。
ICも米独ソとまではいきませんが、イタリアぐらいならば、並べるぐらいにICが出ますので、大戦にも堂々と参加可能です。
では政治ルートの説明をしていきますと、まず「エスタド・ノヴォ(1)」の右ルートからさらに右「王族の結婚式(2)」→「ドュアルテの帰還(3)」と進んでいきます。
道中で政治力を220もらえますので「ジョアン・フランシスコ・デ・バルボーザ・アゼヴェド(舌噛みそう)」を取得すると良いでしょう。
彼は中道のみで取得可能な、中道の支持率を上げながら政治力を15%増やしてくれます。
先にお話した通り、ポルトガルは国民精神で-0.5の政治力デバフとなっていますので、若干ですが政治力の増加が増え楽になります。
(ほか、研究速度+5%、消費財-5%など、ポルトガルの政治顧問は優秀な人が多めとなっている)
ブラジルで蜂起した軍を助ける

ブラジルを手に入れる方法は2つあるにはあるんですが、片方は直接ブラジルに正当化して殴り掛かるため、アメリカがセット。
ただ今回紹介するもう一つの方は、ブラジルで内戦を発生させ、蜂起した軍側(中道)で参戦することにより、ブラジルをのちのNFで併合するやり方です。
言い忘れてましたが、ブラジルの君主蜂起(4番目)でまずブラジルがファシ化します。
そこに5番目の「ブラジル帝国」でブラジルでの蜂起(内戦)が開始され、その内戦に勝利することで、6つ目の「再統合した王国」の条件の一つが満たせます。
(もう一つの条件は次で説明)
安定度が下がる中道ルート

ポルトガル中道ルートの目玉、「再統合した王国」をとるには二つの条件(NF)を終わらせておかなければいけません。
一つは左のブラジル帝国で、ブラジル内戦に協力してしっかり勝っておくこと。
もう一つが「君主制の復活」で、ここで注意点なのが「ポルトガル君主主義運動を促進」のNF。
これにより週ごとの安定度がさらに-0.5される(2年間)のため、今までかろうじてトントンだった安定度の±がマイナスに。
そして、安定度40%以下で「君主制の復活」をとってしまうと、内戦が勃発してしまうようなので、この二つのNFは連続取得を推奨いたします。
要は、安定度が下がりきる前に「さっさと王国になっておこう」という魂胆ですね。
ブラジルの内戦もすぐには終わりませんので、仮に最速でブラジルを取り込みたいならば以下のような順番になると思います。

ブラジルの統合(ブラジルが併合に応じる)により「不安定な共和国(途中、不安定な君主国に変更されデバフが軽減)」が取り除かれます。
さらには国民精神の「ポルトガル帝国」により「政治力上昇+0.2/州の人的資源+1000/週の戦争協力度+1%」というかなりの効果が付きます。
特に戦争協力度がどんどん上がっていくのはありがたく、君主主義者の台頭の安定度デバフ(2年-0.5のやつ)も取り除かれれば、ポルトガルは国家元首と国民精神のおかげで、安定度と戦争協力度が100%に向けどんどん伸びます。
この際、時間はかかりますがアンゴラやモザンビークも植民地ルートで中核州化に向かえば中核人口は約57Mと英仏伊越え。
ポルトガルとは思えない、かなり潤沢な人的資源を活かし、さらに領土を増やしていきます。
スペインへ拡張

中道ルートにはカルロス主義派スペインと協力するNFが存在するのですが、そもそもカルロス主義派が内戦で出現していないことの方が多いため、実質ほぼ使えません。
ただもう一方のルートとして、スペイン領土の請求権を得るものがあったので、これを使って第二次世界大戦中にスペインに拡張します。
(中道なので、50%越えないと拡張できない)
スペイン内戦でボロボロのスペイン。
ブラジルのICさえ手に入れてしまえば、国力的には逆転いたしますので、物量押しでも十分勝つことができます。
今回の僕は、騎兵士官がいただけの理由で騎兵の物量押しを行っていますが、ポルトガルですからタングステンを活かし、野砲の火力を活かしたってなんの問題もありません。
戦後、ポルトガルはロマンでスペインを全併合。
言わずもがな内戦でガタガタだったこともあり、迎合性というより土地は(州にもよりますが)ガタガタ。(だから面倒な人は傀儡化でもOK)
しかしヘルニアは、天下の戒厳令とスパイのレジスタンスの鎮圧を組み合わせ、物理で併合いたしました。
(それにより20%以下でほぼ抑えてます)
独ソ戦開始後、対ヴィシーフランス戦へ

さて、今回最後となる戦いは、枢軸戦となります。
というのも中道のポルトガル、ファシの国家全てに対して、宣戦布告を一気に獲得する「ファシズムへの対処」というNFが最後にあります。
今回はドイツが対ソ戦に向かった段階で、ヴィシーフランスに対し宣戦布告。
1.9からヴィシーフランスはドイツの傀儡ではなく、ドイツに独立保証された一つの国家としての立ち位置となっています。(=枢軸加盟はしていない)
そのため、宣戦布告直後はドイツ軍がおらず、その間に山岳も若干ある仏西国境を突破。
しかしすぐにドイツ軍が来たため「前回のフランス民主以上」にため込んでいるドイツ軍に対処するべく、防衛戦を展開。
幸いスペインとブラジル含め結構な州を統治しているおかげで、建設箇所にはこまらず着々と対独戦中もICを増やします。
そして、ドイツがソ連などとの戦闘で備蓄が底をついたところを、反攻開始。
今回は連合国が大量にいたおかげで補給圧迫に苦しみましたが、何とかまずは「北フランス」まで戦線を伸ばし、補給の実質的軽減(兵の分散配置)に成功。
その後は、比較的平たい北仏を中心に進軍開始。
途中スイスの連合入りなどもあり、独伊の兵力がさらに分散していく中、ソ連・連合・ポルトガルの物量押しは止まりません。
ブラジルを中核州にしているおかげで、1M~2Mの被害ならば立て直せる範囲ですので、多少の無茶が効きます。
最後は、ソ連とポルトガル(+連合)でベルリン占領競争となり、ベルリンを落とした後は、ウィーン以外のほぼすべての都市をドイツは抑えられて降伏。
イタリアも主に連合国の上陸に最後は対処しきれず、降伏しました。
まとめ

ということで、最終的には独伊の傀儡化(といってもドイツは東ドイツに縮小されたが)をしまして、今回のプレーは終了です。
なかなかロマンのあるルートかつ、中核州人口とICも結構伸びますので、大戦への介入も国力があって楽しめます。
ポルトガルは「中道以外も結構強力な政治ルート」が多いので、かなりオススメの中小国になったとも思います。
といったところで今回はここまで。ご一読ありがとうございました。よろしければツイッターのフォロー、記事の拡散などしていただけると励みになります。