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HOI4 AAR ファシ化ポルトガル攻略法

 皆さんこんにちは、ヘルニアです。

 今回はファシ化ポルトガルで、枢軸国の盟主奪取(≒ドイツより強くなる)ことを目標にプレイしていきたいと思います。

 ポルトガルは人的資源こそ少ないですが、余るほどのタングステンが強みです。今回はそれを活かした立ち回りを行い、ポルトガルを超大国にしていきたいと思います。

 

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言わずもがなファシ化

 それでは、いつも通り内戦によるファシ化を狙っていきます。

 イデオロギー(システム的には外交の基盤方針とでもいうべきか)を変更するには、扇動家を雇って「国民投票」をするか「内戦で勝利」するかの二択が主です。

 それぞれ一長一短ですが、内戦によるファシ化は国民投票よりも早期に戦争(初期拡張)可能なため、よりアグレッシブに動くことができます(特にシングルプレイは)

 今回のポルトガルは、枢軸盟主の奪取という、それなりに難しい目的を持ってプレイしていきます。
 ドイツは放っておくとどんどんヨーロッパの国力を吸収してしまうので、それを越える(邪魔する)ためにも、内戦による早期のファシ化を行います。

 なお、陣営の盟主の座を奪い取るためには、盟主(≒ドイツ)の師団数と工場数を一定の割合で越えなければいけません
 ソ連ほどではないにせよかなりの師団を吐き出すドイツに勝つには「スピードが重要」というわけです。

ベルギー戦の用意(枢軸加盟)

 この最初のベルギー戦で失敗しないことが、ポルトガルの初期拡張のコツともいえるでしょう。

 本来、ファシストの国家は一つ、国際緊張度の上がり具合では2つの国を攻めることができるんですが、ポルトガルは3つ(正確には4つ)の国を最大で併合可能です。

 その最初の攻め場所がベルギーで、ここは膨大な資源を持つオランダ(+インドネシア)のお隣です。ここを抑えることで、ドイツの工業力上昇を抑えられるほか、連合戦ではすぐにフランスに攻め入ることが可能となります。

 またお隣のオランダ(+インドネシア)を潰せれば、タングステンしか取り柄のなかった資源問題と人的不足は軽減されます。

 ただ、いくら道路国家のベネルクスとはいえ、ある程度の陸軍で上陸しないと厳しいです(特にベルギーは)

 だからこそ、前もって海兵(+砲兵)の師団を、最低1個師団は用意しておく必要があります。(上陸と上陸後に失敗しないためにも)

 大丈夫。タングステンなら余るほどあります。序盤は歩兵と野砲を中心に師団を作り、徐々に重対空・戦闘機と陸戦で有利になる兵器を増やしていきましょう。

ベルギー戦

 上陸に失敗しないために、海兵を作るべきだと先ほどお話しました。ただ、ベルギーの海軍基地には一か所だけ師団がいない可能性の高い場所が存在します。

 それがヘントという小さな都市で、VER1.6.2の史実AI方針ですとがら空きになっている場合が多いようです。(もし上陸できそうにないなら枢軸入りしてドイツ国境にベルギー軍を引き寄せておく。そうすると、ヘントに師団がいない確率はさらに上がる『※間違ってもドイツ軍を参戦させないように』)

 この弱点をつかない理由はないので、海兵隊を含めた歩兵師団(可能なら10個)を一気に送り付けて、ベルギーが塹壕を作る前に終わらせましょう。
 ベルギーは国土が狭く、イギリスみたいに上陸したらカチゲーというほど甘くないです。指揮力を使って立案を叩き上げ、攻撃ボーナスの高い状態を作り出して戦えればベストでしょう。

オランダ戦

 ポルトガルでベルギーを倒す腕があるのなら、オランダ戦は余裕です。
 ベルギーという橋頭保があるので、普通にAI任せのごり押しでも勝てるでしょう。

 逆にオランダ戦で気を付けてほしいのは、正当化の方法です。
 というのも、ファシ化して二国目の正当化が終わるころにはスペイン内戦に決着がついている場合が多いです。

 それはすなわち、国際緊張度が25%を越えている可能性があるという事で、英仏が独立保証をしてくるという事です。

 ただ英仏は、傀儡国(この場合インドネシア)の独立保証を守らない場合が多く、インドネシアに正当化、宣戦布告しても敵として参戦しない場合がほとんどのようです。(逆にヨーロッパであるオランダに正当化すると、容赦なく英仏が敵に回る)

 したがって、オランダと戦う場合は原則インドネシアに正当化することを心掛けた方が良いでしょう。国際緊張度の伸び具合も低いのでお得です。

 さらに付け加えますと、ポルトガルは東ティモール領を持っているので、インドネシアにちょっかいを出して、併合することも可能です。

 インドネシアの良質な資源をポルトガルのものにしたい場合は、東ティモールを橋頭保にして攻撃を仕掛けると良いでしょう。(もちろん、インドネシアを降伏まで追い詰める必要はないので、数個師団でOK)

スペイン戦

 この時点で三つの国を手に入れたわけですが、お隣スペインの内戦で国粋派が勝利した場合は、さらに領土を伸ばすことができます
 というのも、国粋派はファシスト国家なので英仏が独立保証してくることはないんですね。

 スペインは内戦でボロボロになっているはずなので、余計な師団を作り出される前に、さっさと攻めてしまいましょう。

 このころにはインドネシアの傀儡兵含めて、24個師団以上作れているはずなので、相当スペイン内戦が早期に終わっていなければ、苦戦することはないと思います。

 もし苦戦するようなら、安定と信頼の重対空付き師団を使いましょう。オランダの石油を手に入れていれば、燃料で困ることはないはずです。

▽ベルギー・オランダ・インドネシア・スペイン併合後の工業力。少なくとも大国の仲間入り(工場数100)ぐらいまでは伸ばせる。

対連合戦

 毎度ワンパターンで申し訳ないんですが、今回も空てい使ってイギリス上陸を行います。
 しかしそれ以上に重要なのが対仏戦とバルカン・北欧戦です。というのも、ドイツを越える場合、間違っても英仏の潤沢な工業力を与えてはいけません

 ただでさえ、ドイツの工業力は鬼高いのに、大国のICを吸収されたらいよいよ枢軸盟主の座を奪えなくなります。

 だからこそ、対仏戦などで「誰よりも戦争に貢献する必要がある」んです。
 またドイツの領土的野心を北欧やバルカン半島側に寄せることで、より英仏の土地を確保しやすくする狙いがあります。

 英仏の高い工業力を吸収するためにも、ここは踏ん張りましょう

 まず対仏戦ですが、ベネルクスとスペイン側から攻撃して一気に攻め落としましょう。ここは初期拡張ができた方なら問題ないと思います。

 次に、スイスやハンガリーなど、現時点で戦争に参加していない国に片っ端から戦争を吹っ掛けましょう。とりわけ北欧(スカンディナビア)とバルカン半島は正当化しておいた方がよい相手で、北欧は上手くいけば一部を併合可能です。

 そしてあらかたヨーロッパの中小国を併合したら、イギリス戦。(目安は1940年6月より前)
 ドーバーやノリッジといった海軍基地に空てい上陸し、オランダ戦後に作っておくべき空軍と南米の燃料を活かした重対空付き師団を30個も送れれば、あとは大丈夫だと思います。

 

▽対連合戦後。(英仏を中心に可能な限り西欧はかっぱらう必要がある)また可能なら、ゴムは全てポルトガルで抑えておくと楽である。

第二次連合戦

 対ソ戦が始まるまで、のんびりしている時間はありません。

 今回はとにかくスピード命なので、中東のトルコなど、まだ手を付けていないところにも正当化していきます。

 この時、まだ残っている連合国(カナダなど)が独立保証をしてくる可能性が高いので、それに対処できる軍を用意しましょう

 既に連合戦を終えて世界中に領土を持っているポルトガルなら、連合国残党の国に攻撃できないという事はないでしょう。

 なお、陣営(大国)と戦っている場合は、ファシ国家は正当化が速くなります。その特徴を活かして、イラク→イランとどんどん領土を伸ばしていきましょう。

コミンテルン戦

 さぁ、今回一番の踏ん張りどころです
 陣営奪取のための傀儡師団を作り出すためにも、いかに傀儡ロシアに土地を渡せる(確保できる)かが勝負になります。

 最低限モスクワをロシアに残せないとつらいことになるので、頑張って傀儡ロシアの作成(モスクワの確保)は行いましょう。

 対ソ戦はドイツからの東欧方面もそうですが、中東(南側)からも突き崩してソ連の領土を進みましょう。
 一番の敵はソ連の師団数というよりかは補給の劣悪さで、ドイツ+ポルトガルの師団ですぐに補給がパンパンになります。

 できるだけ、平たく師団を配置して、進んでいくことを心がけましょう。
 (多少補給が悪くても、進軍しないと貢献できない場合がある。被害は出るが、ロシアの確保は陣営奪取のためには必須なので、多少強引な攻めも必要になる場合があるだろう)

 対ソ戦が終わったら、できるだけ東欧から、領土を取得していきましょう(もちろんポルトガルが併合するのではなく傀儡にしたロシアに土地を与える)

 ドイツは地続きのソ連領がなくなると、講和を降りて後は好きにしていいよという状態になります。
 この特性を活かして黒海沿岸州からセヴァストポリ、モスクワを結んでレニングラードをロシアに与えられれば、セーフラインでしょう。

中国(+インド)の人的資源をGet(対日戦)

 対ソ戦中、日本はインドネシアを狙って、こちらに宣戦布告してきます
 プレイされれば分かると思いますがポルトガルは国の人口が数Mしかないのでインドネシアの傀儡兵を確実に使うことになります。

 最低でも40Mでるジャワ島だけは、何としても日本から守ってください
 ここを守り切れないと対ソ戦で頑張る軍が力尽きてしまいます。

 対ソ戦も終わりが見えてきたらいよいよ日本に反攻することができます。

 一番良い展開は中国の州をポルトガルが占領し、非中核州人口も増やしていくこと。連合戦でインドを傀儡化している場合はそれも併合してしまい、ポルトガル自体の徴兵可能人口も増やしておきましょう。

 ソ・印・中という三大人口王国を併合(占領でも良い場合がある)、あるいは傀儡化できたのならば、もう人口問題も悩まなくてよくなります。
 ロシアから大量の傀儡徴兵を行い、ドイツの師団数を越えていきましょう。
 だいたい1000個師団前後あればこのルートなら越えられるはずです。

 なお、工場数は対連合戦あたりからポルトガルが勝ち始めているので、工場建設をさぼっていたなんてことがなければ、苦労なくドイツの工場数は越えられると思います。

 1000個師団ほどと1000個弱の工場を用意できれば、いよいよ陣営奪取可能なラインになってきます。

まとめ

 ということで、見事枢軸国の盟主を奪い取り、ポルトガルを最強国家に仕上げました。
 この後ドイツやアメリカと戦ってもいいですし、ポルトガル語圏のブラジルを取り戻したっていいと思います。

 ポルトガルを使ってみた感想としては、「底辺ではないが決して多くはない人的資源に苦しめられる。しかしベネルクスやスペインに近いという立地が、ポルトガル最大の長所であるといえるかもしれません

 もちろん、タングステンの多さから意外と民需工場を稼げるのも利点の一つではありますがね。
 今回のプレイでは初期拡張しやすいというのが、とにかく助かった要因でした。
 ポルトガルプレイ。HOI4になれている中・上級者の方々には、難しさと拡張性、両方を備えた楽しい国だとお勧めいたします。

 といったところで、今回はここまで。ご一読ありがとうございました。

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