MRでさらに領土を増やしたが、IS-7量産進まず
さて、ここで今回一番の問題となる生産コストについてお話していこうと思います。
生産コストとはその兵器一つを作るに対してどのくらいの軍需パワーが必要かというものです。
基本となる歩兵装備ですと0.5とかでかなり低いですが、超重戦車扱いのIS-7はなんと100です。
これは他の戦車、例えば主力となる中戦車ですと13とかで、重戦車でも25、27といった生産コスト。
すなわち超重戦車は、中戦車の7倍、重戦車の4倍近く一両当たり作るのに、コストがかかるということなんですね。
重戦車もその傾向がありますが、超重戦車までいくとこのコストの問題が大きすぎて、実際に対人戦で使おうという人はまずいません。
だったら中や重戦車。あるいはその派生となる自走砲や駆逐戦車などを使った方がコスパが良く、より多くの質の良い師団をそろえられるからです。
結局のところ『やすさ』というのも戦いにおいては重要な内容の一つなんですね。
しかし超重戦車はそのバカ重いコスト、足の遅さ(歩兵師団並み)の代償にゲーム内最高レベルの火力と装甲を誇ります。
相手がガチの戦車師団を使ってくる人だった場合、もう勝ち目は0に等しいですが、無駄に突撃してくるAIならば、この装甲を活かして守り切れる(かも)という算段です。
しかしいったように生産が追い付かず、144個師団に1大隊(数にして15両ずつ)のIS-7を充足させることがなかなかできません。
結局全部で2160輌必要なんですが、1000輌程度で対独戦が開始してしまいます。
序盤、ドイツ軍優勢
ノルウェー方面24個師団。欧州方面120個師団。
ソ連軍がここまで少ないのは『一種の超緊急時代』だったりします(普通だったらどんなに少なくても250~300はないと大変)
工兵を進めていたことと、一部の師団にはIS-7が行き届いているおかげもあり、防御が順調な場所もありましたが、やはりすべての場所で優位というわけではありません。
空軍は最低限しか作っていないためトントン前後(若干負けてるくらい)
山脈や川などがあるところは上手く守れていますが、平たい場所で塹壕もなく制空権も取られているとなると1~2個師団じゃとても守り切れません。
特にルーマニア国境から旧ポーランド東南部は守り切れず、上手く撤退線(手動で撤退)を引きながらなんとか殲滅された師団は2個だけに抑えました。
普通だったらソ連は後方に予備師団がいるもんなんですが、今回はIS-7を作っている関係でいるはずがありません。
大きくぶち抜かれたら大撤退するしかありません。
そんな地味にいやらしい緊張感の中、徐々にIS-7の工場効率も良くなっていき、戦車の充足が8割を超えたころには何とか枢軸軍を止めることに成功しました。
数こそ多くありませんが、ご説明したようにIS-7は対ティーガーⅡのために造られたおぞましいほどの装甲と火力を持っております。
この時期のドイツ主力の三号や四号戦車など、蚊のようなもので、パンターでさえこの硬さをぶち抜くことは不可能でしょう。
少し怖いのは「ドイツ空軍」に対してはIS-7の機銃で落とすことができないことですが、空軍もようやく劣悪からトントン程度には落ち着いてきました。
(無理やり改造による優位性でごまかした)
その後、師団長である将軍の何人かが24→30人を指揮できるようになったため、少し師団を追加で配備し、反攻作戦を立てていきます。
※独ソ中期にもなると一日8輌近いペース(軍需150以上)で結構おぞましい数作っている。