皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回はユーゴスラビアで、七大国を倒していきたいと思います。
内戦で国民精神除去

内戦で一気にイデオロギーをファシに変更するのは、中小国の初期拡張の上定番ですが、ユーゴスラビアの内戦はそれ以上のメリットが出てきます。
ユーゴスラビアは多民族国家という背景から、複数のデバフとなる国民精神が存在します。
本来ならNFを進めていくことにより解除できるものですが、内戦をすることによって、全ての国民精神を取っ払うことができます。
これで、足かせだらけでろくに動けなかったユーゴスラビアも、不自由なく動くことができるというわけです。
NFは政治力の溜まる西側重視を取った後は、NFを取得せずに政治力をためましょう。(内乱と正当化分の政治力確保)
内戦は通常通り、(陸軍全解体後)騎兵一師団だけを事前に訓練させておき、誰もいない都市を塗り絵していきましょう。
意外と山岳が多く、ちんたらしていると敵兵が湧いてしまうので急ぎめにいきます。
また工場生産に関しては、歩兵装備、支援装備、野砲、今回の僕は後々対空砲→重対空の順で生産ラインを増やしていき陸軍で活用していきます。
バルカンの制圧

らくらくな内戦を終わらせたら、最初に倒さなければいけない相手としてオーストリアが挙げられます。
要は、ドイツにアンシュルス(≒ドイツの国力Up)される前に、ユーゴスラビアが併合してしまおうという事ですね。
また同時に、ブルガリアにも正当化していきます。ハンガリーとかでもいいですが、ブルガリアは最初に枢軸加盟する中小国なので、さっさと潰しておくと後が楽になります。
オーストリア戦は、枢軸国に入れば簡単な方で、1~2個師団包囲すればほぼ勝ち確。できなくとも間を縫うようにしてウィーン他都市を落とせれば倒せるはずです。(勢力はほぼ同数なので、序盤でいかに包囲殲滅Or間を縫って進撃できるかがカギ)
問題はブルガリアの方でして、こちらもドイツに横取りされないため、単独で戦う必要があるのですが、国境は山岳が多く素歩兵じゃなかなか抜けません。
そこで、みんな大好き重対空と野砲を組み合わせた歩兵8野砲1重対空1(無理を言えば野砲が2あるとなお突破しやすい)の編成で強引に突破していきましょう。
幸いにも、ユーゴスラビアの初期陸ドクは優勢火力なので、対人攻撃力は並みの中小国より高いです。
野砲の火力とドクトリン(あと立案ボーナス)で強引に、ブルガリアへの道をこじ開けましょう。
→こじ開けたら理想は包囲殲滅で切ればよき。どうしても勝てそうになかったらドイツの力を借りて最速でブルガリアを傀儡化できれば、飛び地なので、ドイツは領土を分捕ってはこない。はずです……。
イタリア戦(+ハンガリー)

さて、バルカン半島お馴染みの独伊をぶつける方法を今回も使っていきます。
ユーゴスラビアはイストリアを中核州としているので、正当化はすぐ終わるでしょう。
イタリア戦の手引きですが、まず飛び地となっているザラは確実に潰しましょう。万が一後にぶち抜かれて、ベオグラード陥落などたまったもんじゃありません。(可能なら独の遠征軍などで海岸を防衛できると良き)
似たような内容として、1939年ど頭食らいにイタリアがアルバニアを併合するNFが完了します。史実AIがONならほぼ確実に成功するので、そこから南の領土を荒らされないよう、併合後最速で潰しておきましょう。
肝心の北部イタリア~ユーゴ国境では、最初はユーゴ軍で防衛し、ドイツ軍が国境についたら一歩後方のプロビに防衛線を引いて独伊をお互い消耗させましょう。
こちら側の兵士が多すぎるとイタリアが攻めてきません。にらみ合いで消耗しないというパターンになると後々苦しくなります。
元気いっぱいのイタリア軍(+山岳)を突破させるのは、並大抵の陸空軍ではできないので、はやめに消耗させておきましょう。
少し話は飛びまして、イタリア戦中にトリアノン条約をハンガリーが破棄してくると思います。
これによりハンガリーはファシ国家になるので、さらなる拡張のチャンスです。
イタリア(大国との)戦中で、正当化時間は大幅カットされています(ファシ国家だから)。ハンガリーがファシ化したら、正当化し、さらに領土を拡張していきましょう。ブルガリアを倒せるなら、ハンガリーはほぼ平押しで勝てると思います。
話はイタリア戦に戻り、独伊による消耗で弱らせる(人的被害約1M前後目安)ことができたら、海岸側の方からブルガリアと同じ要領で一気に進軍。
突破が難しそうであれば、まだ消耗が十分でない可能性が高いので、再度上記のような師団配置をさせましょう。
とはいえ、ここの難しいところは1940年ど頭くらいにはイタリア戦を終わらせないといけないこと。
本来であれば、チェコス→ポーランドと行くドイツ君ですが、人的資源の損耗により、NFが通常通り進まず、くるう可能性が高いです。
そしてそれにより、ソ連と交戦のNFを史実寄り1年以上前倒しで取得する場合があり、ソ連と交戦し始めてしまう可能性がそれなりにあります。
そうすると、イタリアがコミンテルン陣営に入ってしまい、手を付けられなくなるので1940年、遅くても前半ぐらいには決着を付けないといけません。
北部の山岳地帯を突破したら、イタリア軍を北と南で分断。北の敵は必ず包囲殲滅し、戦力を減らしましょう。
南の敵が50個師団程度溜まっている場合は、あえて前線をドイツ軍に任せイタリア軍に攻撃させ、敵の指揮統制が切れたタイミングで攻撃して突破。イタリアは縦長なので、上手く包囲殲滅できれば、なおGoodです。
▽伊戦の様子。上手くヴェネツィアの海岸沿いを突破できれば、一気に戦線を広げることができる。

▽伊戦後の領土要求。

イタリアの領土を取るとき、抑えておきたいのが、ザラ、アルバニア、イストリア、南チロルです。
これらは小国として傀儡化(および併合)される可能性があるので、後々地味に戦線を増やすぐらいなら優先して取得しておきたい場所です。
しかしそれ以上にイタリアの傀儡化が、最初の請求で確保しておきたいマストになります。
ドイツは既にオーストリア(ユーゴ)で既にイタリアと切り離されているので、直接併合してこない傾向があります。
逆にイタリアさえ傀儡化してしまえば、イタリア本土はほぼ取り放題になりますので、より多くの領土(IC)を確保するためにも、イタリアを傀儡化させましょう。
対独戦(IN大東亜)

おそらくイタリア戦後、ドイツはかなり早い段階でソ連へ宣戦布告し、たたかう流れになるでしょう。
このままではソ連(および連合)においしいところを持っていかれる可能性があるので、ユーゴスラビアもドイツ解体ショーに参加です。
大東亜共栄圏に入ることで、日独の相互独立保証を回避することができます。
ドイツ軍はかなり弱っていると思うので、敵の消耗などを見つつ、険しい南部を突破していきましょう。
逆に南部を突破できればあとは真っ平なので、かなり順調に敵を倒せると思います。
ここで戦いの流れをまとめますと、まずドイツがソ連に宣戦布告し「独・ルーマニアVSソ連」の形に。
ユーゴは大東亜共栄圏に入り、ドイツへ宣戦布告(日本には参戦させず、こちらも日中戦争などには参加しない)。しかしルーマニアが参戦してこないのでルーマニアに正当化、宣戦布告。
ルーマニアの独立保証を残していたチェコスが、枢軸国として参戦。
ドイツ降伏間際に、ポーランドがソ連に宣戦布告されて枢軸加盟。
枢軸降伏。ドイツ・ルーマニア・チェコス・ポーランドはユーゴとソ連で分割という流れになります。
なお、チェコスはこの時期要塞がほぼ出来上がっているので、強引に突破しようとすると貴重な人的をゴリゴリ持っていかれます。
ドイツを迂回するか、一点集中攻撃で突破するかのどちらかで対応して行く必要があるでしょう。
枢軸戦の講和会議

※ポーランはぎりぎりで加入しVPを踏まれなかったため、この講和会議では参加せず。後二回目の講和会議でソ連と分割。
ここでもイタリア戦同様、ドイツだけは傀儡化されると厄介なので、ドイツ傀儡化を最優先で行っていきましょう。
共産主義国家は傀儡化コストが低いため、敗戦国をすぐに緩衝地帯(ソ連側)にされてしまいます。
それを回避するためにチェコも傀儡化。以外にもチェコスの人的の70%ほどはチェコに集中しているので、これでも十分役に立つ傀儡国になってくれます。(対パルチ用)
あとはちょい多めにドイツに土地を残せれば、ご自由でかまいません。ドイツに土地を残しておけば、大規模な傀儡徴兵が可能なので、後のソ連戦で大いに役立ってくれることでしょう。
対ソ戦

ソ連戦は防衛→攻勢ができればはっきり言っておやつです。
ポーランドのソ連戦同様「約3M~4Mぐらい」の死傷者を出せればソ連軍は疲弊してくるので、その後は一気に大規模攻勢を仕掛けてやりましょう。
よくも悪くも、ルーマニアをソ連側にしたおかげで大規模な包囲殲滅が今回は可能でした。
敵緩衝地帯(中小国)は厄介ですが、降伏した時、分断することが可能なので、あえて狙ってみるのもアリかもしれませんね。
なお、ドイツとイタリアの工業力を既に吸収しているので、戦闘機と支援機を大規模に作れるはずです。
人的資源が決して多いとは言えないユーゴにとって、被害は少しでも軽減しなければいけません。
目標は対ソ戦で1M死ぬことを回避していきましょう。さもなくば、この後の連合戦(+日本)はかなりきつくなります。(対ソ戦あたりから全成人徴兵も視野に入れ始めるラインになる)
※ソ連はもちろん傀儡化し、人的と資源タンクにしよう。ファシの傀儡化は存分に工場が入ってくるので、併合より断然お得だ。
連合戦(スイス開戦)
さて、今回のメイン。連合戦(英米仏及び、太平洋戦争に負けた日本)との戦いです。(開始は1944年5月頃)
今回のために300近くの歩兵+野砲+重対空師団を確保(独ソの傀儡徴兵含め)
空軍も、イギリスと同等の20K弱(13000ほど戦闘機(ほぼ二型)。残りは支援機及びその他)を用意しました。
まずは、陸軍があまり消耗していないフランスを速攻で倒すため、ベネルクスだけでなくスイスからも迂回します。
対仏戦

対仏戦の前に大前提なんですが、この戦い。少なくともイギリスを倒すまではソ連に参戦要請を出さないでください。
最後にやっつけたソ連はいまだ自国の陸軍再建が終わっていません。そんな中参戦させたら、中国側から一気に連合軍がなだれ込んでくるので、師団を集中運用するためにもソ連参戦は後にしましょう。
さて対仏戦ですが、ベネルクス~イタリアまでの長い戦線全てで攻勢をかけて、ごり押しで突破していきましょう。
フランスの陸軍は言うほど強くはなく、また戦線が長いために薄く広く伸び切っています。制空権さえ取れれば、突破は簡単なので、一気に進軍し降伏。連合の陸軍数をごっそり減らしていきましょう。
なお仏降伏後、同じファシイデオロギーのスペインが陣営を立ち上げないかといってきました。
スペインがいることで、地中海の出入り口の一つ、ジブラルタルを抑えることができることに加え、200個師団以上のスペイン陸軍が仲間になってくれます。
ここで拒否する意味はほとんどないので、スペインとともに連合を倒していきましょう。
航空機で粉砕

ちゃっかり傀儡にしていたイタリアを併合し、その海軍力を吸収しているユーゴですが、流石に膨れ上がった英米海軍およそ700を海軍で倒すのは骨が折れます。
そこで、大量に作った支援機で海軍攻撃を仕掛け、敵の艦数を減らしていきます。
支援機よりも攻撃機の方がパワーは上ですが、敵の旧式軍艦を片付けるには支援機の集中運用で十分です。
ドーヴァーから地中海にかけて空軍を飛ばし、敵の海軍数を減らしていきましょう。
またこのころから、ゴム不足がかなり深刻になり始めてきます。
それは空軍の大量生産もそうですが、そろそろ陸軍の機械化をし始めないと通用しないレベルになってきているからです。
フランスなども含め、建てられる土地に大量の精製所を建設し、空軍や装甲車両分のゴムを確保していきましょう。もちろん、その手の研究も最終段階まで終わらせるに越したことはありません。
イギリス上陸戦

敵を十分に空軍で減らしたら、いよいよイギリスに上陸です。
奪った傀儡国の海軍を使って、上陸支援任務で制海権をとり乗り込んでいきます。
上陸地点は『海軍基地レベルの高いところ』を優先しましょう。後半は補給と空軍が攻略の肝になります。フランスから飛ばす空軍で制空(支援。可能なら輸送機も)をとりつつ、補給の多い場所に上陸して英陸軍を踏みつぶしていきましょう。
先ほども言ったとおり、現代戦車を使っているので、装甲はまずぶち抜かれません。上の二つを守っていれば、敵を踏みつぶしながら進撃できるでしょう。
中米(メキシコ)からアメリカへ

英仏までは比較的簡単に進むことができますが、今回一番の敵はやはりアメリカです。
既に空軍で海軍をほぼ全滅させているとはいえ、そう簡単に倒せる相手ではありません。
そこでまずは、カリブの島々を確保し(プエルトリコやジャマイカなど)、空軍やレーダー基地として運用しましょう。
そして、陣営の盟主の座をこのころに奪い、パナマなどに宣戦布告しベネズエラ・ペルー等を仲間に。
ベネズエラを橋頭保に陸路で北上もよし、強襲上陸で中米の小国を踏みつぶすもよしです。いすれにせよ、中米は補給と空軍との戦いになるので、インフラと航空基地はMax。海軍基地もMaxの最大状態で臨んでいきます。
もし補給を圧迫した状態で無理に攻勢を仕掛けると、アメリカの連続攻撃に耐えられず装甲師団が粉砕(追い越し殲滅されて)しまいます。
しかしそれはアメリカも同条件で、メキシコの貧弱なインフラに大量のアメリカ軍が集結するので、追い越し殲滅のチャンスでもあります。
ねらい目は敵の攻撃が続き、指揮統制が切れた瞬間。そこで、一斉に発展すれば、敵の10個や20個師団は簡単に追い越し殲滅できるはずです。
▽アメリカ戦の様子

アメリカ領の旧メキシコ領土ぐらいまで来れれば勝ち確で、このころになると同盟のスペインやドイツがグリーンランド経由でカナダ等に上陸してくれます。
ありがたいことに兵力分散でさらにスムーズに進撃できるので、一気に敵の大都市を落としていきましょう。
なお、アメリカ戦をしているころには既に核爆弾が作れているとは思いますが、あくまで最後の手段にしましょう。
インフラや航空基地など、いろんなものがぶっ壊れて進軍しにくいので、使わないなら使わない。使うんだったら大規模(最低100個)に使って一気に勝負を決めるかのどちらかがいいと思います。
インド経由とロシア側からのサンドイッチ

アメリカさえ倒してしまえば消化試合。と行きたいところですがどちらかというと泥試合です。
中国やインドはインフラが貧弱なので、ここもアメリカ戦同様しばらく牛歩で進むか、上陸などを駆使して戦線を増やし、進んでいくなどしていった方がよいです。
一か所の正面突破では、おそろしく時間がかかってしまいますので、兵力分散を意識して降伏に持ち込んでいきましょう。
日本へ上陸

最後の砦である日本も、現代戦車の上陸の前には無力です。
長崎と広島など、二か所以上で上陸し、敵が大規模に来て塹壕を掘られる前に電撃進行していきましょう。
大阪から西がとれれば、補給も制空権も安泰なので、これでようやく連合戦を終わらせることができます。
→というほど甘くはなく、実際はオーストラリアもやることになり、連合戦は7年にもわたる長期戦となった。
まとめ

という事で、無事スペインとともに世界を制覇。(倒してもいいけどやる気が続かんかった)
大変ではありましたが、伊独ソ仏英米日(7大国)を倒していきました。
本文では取り上げませんでしたが、ファシ化ユーゴスラビアは英仏の独立保証をもらい、暴れまわることができたり。三型戦闘機を鬼のように早く研究できたりと、使いこなせればかなりの狂犬国家です。
人的も意外と多いので、上手く大国の介入をすり抜けてさえ行けば、こういった実質的世界征服も可能になります。
陸空軍に自信がついてきた方は、ユーゴスラビアほか、バルカンの国を扱ってみてはいかがでしょうか。
といったところで今回はここまで。ご一読ありがとうございました。