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HOI4 レジスタンスと占領政策について


 皆さんこんにちは、ヘルニアです。


 今回は新Verで新しく追加された占領政策レジスタンスについて書いていこうと思います。


※前々回の記事同様、まだ日本語化されていない部分が一部あるため、表記の揺れ。もしくは記事の方に、訳の間違いなどが発生する場合がございますので、予めご了承ください。


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占領をすっぽかすと……(統治する意味)


(※上記は占領が上手くいってない(マネしてはいけない)悪い状態を作り出したもの)



 まずは、Hoi4で占領する意味について、軽く復習がてらおさえておきたいと思います。


 以前のVerからもそうでしたが、敵国の領土を戦時中に制圧(部隊配置)しないと、工場等の建物がぶっ壊されてしまうという面倒な機能がありました。


 今Verからそれが一気にかわり、直接部隊を配置する形ではなく占領政策占領に使う師団を設定しておけば、勝手に統治してくれる仕組みになりました。



(ただし統治に必要な歩兵装備などの武器は必要(ここ重要))



 また変更点として、自国の植民地(直接統治している、例えばアフリカとか)も統治を怠ると、レジスタンスがわく場合もあります


 それは平時においても一緒なので、日本のアジア統治が(平時にも関わらず)最初からレジスタンスが沸いてしまうのはそのためです。



 じゃあ気になってくるのは、そのレジスタンスを抑える方法。(できれば低コスト/効率的な、占領政策と使用師団の設定)ということだと思います。

チェックしてほしいのは「レジスタンスの強さ」と「迎合成の強さ」


 ここからが本題、新機能になってきます。


 まずチェックしてほしいのが、各州ごとに定められている「レジスタンスの強さ」と「迎合性の強さ」です。


 レジスタンスはおおむねわかりますよね。ここの値が高ければ高いほど、より工場などが(その州)でぶっこわれやすくなるということです。



 じゃあ迎合性(コンプライアンス)とはなんぞ? ということだと思いますが、これは「支配国に対しての従順度」みたいなものだと思ってください。


 だからここの迎合性が高ければ高いほど「支配国に協力的」で、現地の資源や人的や工場を、通常より多少多く使わせてくれます


 そして迎合性の高さは、レジスタンスの広がりを抑えてくれます



 例えば日本統治のアジア圏の州は、迎合性が低く、そのためレジスタンスの活動を抑えるバフがちょっとしか尽きません



 逆に欧州のアフリカ統治は、迎合性が高くレジスタンスの湧きはかなり抑えられています



 もちろん、レジスタンスを抑える方法は他にもいくつかありますが、大事なのは【この「レジスタンスの強さ」と「迎合性」がかなり密接にかかわってくる】ということが大事なポイントの一つです。

占領政策の違い。どれを選べばいい?


 先ほどのレジスタンスの強さと迎合性さえ分かっていれば、占領政策の選択は言うほど難しくはありません。


 それではまず、上記の占領政策画像をもとに、解説していきます。



 アイコンでおおよその察しは付くと思いますが、上に行くほど緩い統治で、下に行くほど厳しい統治になる傾向です。


(ただし、ものによっては工場の修理速度アップなど、別のメリットが付くものがあります

 詳細は、各占領政策の名前の上にマウスを置くことで、確認できるので、判断の足しにしてください)




 話は戻して、緩い統治なほどこの国は結構自由にやらせてくれるな。このまま支配が続いても、特に問題はないかも」と迎合性が上がりやすい傾向にあります。

迎合性の上げ方

 迎合性の上がり具合は、真ん中の白い旗に%(基本は-〇〇%)として書かれています


 心配しなくても迎合性の上がり具合は、


 (基本値(+0.07%)+平時(+10%→+0.007%))+占領政策の種類(±0.0〇%)+高い迎合度(-0.0○%)


 となっております。(もしかしたら他にも足し引きあるかも)


※補足:高い迎合度とはつまり、迎合度が高いほど迎合性がガンガン上がらないようにするための「バランス的な差し引き」のようなものです。


 そのため、迎合性が低いほど、高い迎合度のマイナス値は低く

 逆に高いほど、高い迎合性のマイナス値は高くなります
 



 要は、まず基準として毎日0.07%ずつあがるよ。


 平時だったらその10%。つまり0.007%さらにあがるよ。


 でもそこから、占領政策が厳しかったり既に迎合度が高かったりすると、差し引かれて、一日の上がる量が減ってしまうよ。


 というのが、だいたいの迎合性計算となっています。


 
 迎合性が高いと「統治を緩くしないとなかなか上がりません」が、迎合性が低い場合は「多少厳しい統治でも、迎合性が上がる可能性はある」ということなんです。

レジスタンスを一気に取り締まる


 逆に厳しい統治にすることで、一気にレジスタンスの力を抑えることもできます。


 アイコンで言いますと、一番左のこぶしのマークになりますね。


 これの値が高ければ高いほど、レジスタンスの抑制(上限)を抑えられるという仕組みです。


 仕組みなんですが「ここが今回最大の注意点です。



 厳しい占領政策を、100%、完ぺきに活かすには、その分「人的」と「装備」が必要なわけです。(当たり前)


 
 私が「統治に必要な、歩兵装備などの武器は必要(ここ重要)」といったのは覚えていますでしょうか。


 戦闘と同じで、占領も武器がないとその効力の数十%しか発揮できないこともあります。



 ですから、占領政策で一番まずいのは、兵器が枯渇してしまうことなんです。



 例えば、ゲームスタート時の「そもそも歩兵装備が足りていない状態(日本とか)」



 あるいは、広範囲の領土を制圧、また大規模な戦闘で多くの歩兵装備を失ってしまった場合(ドイツなど)が、まずい状態の一つに挙げられます。



 また占領政策の種類によって、必要な人的と装備の数は大分違います


 占領政策の一番右の、人の表示。これが守備隊の必要数の増減を表しており、-60%のかなり寛容なものや、いやいや、人を大量動員して一気に鎮圧だ、とむしろ+50%のものもあります。


(占領政策「守備隊なし」で-100%なのは、そもそも誰も置いていないからという当たり前の仕組み)


 当然、厳しい統治にはそれだけ必要な装備と、人的資源が必要ですので、備蓄とも相談しつつ占領政策は選んでいきましょう。

占領部隊はどんな師団が良いの?


(上記はドイツで仮に使用した、占領師団。騎兵10軽戦車2の制圧25の師団

 なお、支援中隊は(占領だけに使うなら憲兵以外ほぼ無意味なので、中隊はほぼ無くてもOK(よって上記画像みたいに偵察とか入れないように))



  ~~~~~~~~~~~~~~



 先ほどの話の延長線ですが、基本的には統治する部隊の歩兵装備等の兵器が足りていなければどれだけ制圧力が高くても効果をフルに活かせません



 ですので、装備(備蓄)範囲内ということが大前提、ということで話を進めていきます。



 以前のVerから、特に騎兵は制圧力が高く、対レジスタンスに大きな活躍をしていました。


 今Verでもそれは変わりません(≒歩兵装備のみでの制圧は、騎兵が2.0で一大隊あたり最も高いです)


※ちなみに歩兵師団の制圧力は1.5です。



 ただ騎兵よりも高い存在がいまして、それがトラックや新たに追加された装甲車。そして軽戦車です。


 トラックは騎兵を越える2.2装甲車と戦車は2.5の制圧力を、一大隊あたり誇ります。


(なお余談ですが、軽自走対空砲は制圧2.0(騎兵と同じ)で、一大隊当たりの必要数が軽戦車の25%となる15両です。上手く使えば、軽戦車より低コストで強力にできるかも



 そのため、装甲のあるこれらの大隊の方が制圧力では高いですが、やはり軽戦車や装甲車を「1から」量産するとなると、そこそこの軍需工場を割かなければいけません。(特に最初から戦車をもっていない国)


 したがって、基本は騎兵・あるいは歩兵を中心とした歩兵装備のみの師団が、(全ての国で)最も管理しやすい師団ではと考えています。



 が。大国では、ここで軽戦車が思わぬ活躍をするんですね。


 特にドイツではその傾向がものすごく強いです。



 ドイツは初期から、約700強の軽戦車を保有していることに加え、チェコスの併合イベントによりチェコス性の軽戦車が約1000ほど入手することができます。


 そのため、軽戦車がだいたい開戦時には2000両ほどあることになり、これだけあれば、占領の騎兵師団に軽戦車師団を混ぜ込んだりして、制圧力を上げることも簡単なんですね。



 といった具合に、余っている装備(鹵獲したもの等)を活用することも、国によってはできるんですね。


占領政策、及び占領師団変更のテクニック


 テクニックというほどのものではありませんが、覚えておくと統治が便利な方法をご紹介します。



 まず、自国の占領地域に、どれくらいの師団と装備が必要なのかの確認方法です。


 国ごと(例えばエジプトとか)に師団編成とその隣に0.3とか0.84とか数字がかかれていると思います。


 これは、占領に必要な師団が(占領に使っている師団で)0.3個師団。0.84個師団必要ということです。



 そのため、実際には師団編成の0.3個分だけ統治に使われている。3.5個分だけ統治に使われているといった、基準になります。(自動補充されるようです)



 
 このとき気を付けてほしいのが、複数ある州(エジプト等)は州の合計がまず表示されることです。


 国旗のすぐ近くにある▼ボタンをクリックすることで、各州の状態を確認可能です。(もちろん、州ごとに制圧の師団を変えたり、統治方法を変えたりもできます)


 場合によっては、一か所だけレジスタンスの値が高い!(戦焦点などで)ということもありますので、そういったときは、個別に占領政策と師団を変更していきましょう。



(なお、マップの州をクリックして出てくる『州の情報(核爆弾落とすところ)』からも、迎合性ゲージの下にある統治方法と師団をクリックで、変更画面にいち早く飛べます


 レジスタンスが沸いていると州を即クリック、即変更という際には、スピーディーに行えそうですね)


 
 また、一括で占領政策基本占領師団を変更することも可能です。


 占領画面を開いて一番左上。


 これが「基本」となる占領政策と、占領に使う師団ですので、一括変更したい場合はここから変更しましょう。


 また、陸軍の師団と同じように、守備隊に必要な装備数、また戦闘結果も、右上のどくろ(+紙)マークと戦車(+紙)マークで分かります


 必要装備数が「きちんと100%になっているか」「無駄にきつい占領政策にして、余計な歩兵装備を占領に回していないか」などをチェックしてみてもいいかもしれません。



 そして最後、レジスタンスの強さ(正確にはレジスタンスのターゲット値)という強さの上限が設けられています。(≒こぶしマークの-50%とかは、ここの上限を引くことを意味します


 具体的には「この占領政策ならば、レジスタンスの強さは最大でも5%までしか上がりませんよ」という表示ですね。


 これは、占領地の国ごとの▼をクリックすることで見ることが可能です。(赤い縦のバーが、上限値です)


 強力な占領政策というのは、師団と装備を多く使う分、この基準を大きく下げるのがメリットですので、0%に近づけられるものを(もちろん備蓄内で)選んでいきましょう。

 

イデオロギー別にある占領政策等


 占領政策は「守備隊なし」~「戒厳令」にかけて、おおよその階段状に緩い~厳しい統治となっています(汎用)


 これらの中には、少しだけ使える工場・資源を増やすもの(小恩恵)もありますが、使える資源と工場を大きく上げてくれる占領政策もあります


 それが「強制労働」と「過酷な割り当て」です。


 強制労働は現地の資源を40%上げてくれるもので、例えばですが、資源量の多いセイロン島やバクー油田などですと、短期的に資源量を一気に増やしてくれます。


 過酷な割り当ては現地工場を25%あげてくれるもので、いわゆる首都のような工場密集地で力を発揮します。



 上手く部分的に使えば、ICや資源上でそこそこの恩恵を受け取ることも可能ですが「必要な守備隊数が多く、迎合度も大きく激減してしまうため、長期間使うのは難しい政策」になっています。


 ですので、緊急用(一時しのぎ)的に活用できればいいなぁ、くらいでも大丈夫でしょう。



 たいして、民主・ファシ・共産それぞれには、特別な占領政策があります。


 簡単に特徴を説明しますと、民主は緩い統治で、迎合性を唯一上げてくれる占領政策です。(地方自治


 ただし、レジスタンスを抑える力は零なので、戦時になる前に高い迎合性をさらに高めていくのに扱われます。


 たいしてファシの占領政策は、絶対レジスタンスつぶすマンで、最高レベルのレジスタンスの抑制-65%を誇ります。(苛烈な抑圧


 が、迎合性がものすごく下がる(-0.1%)うえ、必要な守備隊+100%と、コストが高く、将来的に絶対嫌われる統治方法です。



 最後、共産は「労働者の開放」で、これは現地の資源+30%、現地の工場+20%と州のうまみを獲得する内容


 それでいてレジスタンス-15%、迎合性-0.2%、必要守備隊-20%と、最優秀ではないものの、結構バランスの良い統治方法


 資源や工場を程よく使っていきたいという場合は、扱ってみてもいいんじゃないでしょうか。

 

まとめ


 ということで、以上がレジスタンスと占領政策。そして迎合性についての基本的な内容でしたが、いかがだったでしょうか。


 これらの占領政策は、一部諜報関係ともつながっているほか、大量突撃の陸ドクや参謀の恐怖公にもつながってきます。


 うまく使いこなせれば「いちいち守備隊を配置する必要もない」ため、案外楽かもしれませんね。(少なくとも手抜きやのヘルニアは楽になった)

 

 もちろん、装備が足りて、しっかりレジスタンスが抑えられていることが前提ですので、戦時になったらたまった陸軍経験値などを一部用いて、制圧用の騎兵師団などを作りこんでみても良いと思います。


 といったところで今回はここまで。ご一読ありがとうございました。よろしければツイッターのフォロー、記事の拡散などしていただけると励みになります。




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