皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回はメフォ手形を活用したドイツの内政についてご紹介していきます。
というのも、VER1.6になってから、AIドイツは本当に強化されました。なんで拡張もせずあそこまで強くできるんだろうと、AIの動きを見たところ、なるほどと思える内政のコツが多く存在していました。
したがって、AIドイツの動きを参考(≒手本)に、本日は内政を回してみたいと思います。
初手の民需建設は37年10月頃まで
最初に民需工場を建てて、そのあと軍需工場を一気に建てる方が建設効率が良い場合がほとんどで、ドイツも例外ではありません。
AIドイツは1937年10月頃まで目一杯民需工場を建て、そのあと軍需工場などを作っていく流れでした。
それを参考に、私も民需工場の建設、さらにはそれに合わせたNFや政治顧問を採用していきます。
建設は基本インフラの高い土地に建設して行きましょう。
メフォ手形で消費財-5%されているので、比較的早く建つはずです(民需のバフはないが、なくても十分強い)
NFはラインラントで政治力を確保したのち、産業系をゲーリング工場まで進め、ひとまず民需+6を受け取ります。その後は陸軍系のソ連の条約まで進み、装甲と陸ドクボーナスをもらいます。
でもって再び産業系の民需+6と追加の研究枠をもらった後、アンシュルスといったまでが1937年いっぱいまでのおおよその流れです。
(なお、アンシュルスは経済的自立取得後、すぐに取れるとさらに民需工場を伸ばせる。多少強引だが、歩兵師団を無理やり徴兵して狙ってみるのもアリだろう)
政治顧問はボルマン(政治力)→ゲッベ(戦争協力度)→戦争経済→シャハト(民需)→グデーリアン→輸出重視(自由貿易だと後の精製所建設の意味合いが薄れる)といった順番で、この後はお好みで大丈夫です。
→あえて言うとすれば、シャハトの後、ヴァルター・フンク(軍需)をいれると良いと思います。
あと、重要なことですが、メフォ手形の更新は忘れずにやりましょう。これが今回の中核になるので、忘れると痛いです。
装備の割り当てが重要。戦闘機多めに
最初は歩兵装備中心に軍需工場を割り当て、歩兵師団を作っていくのですが、基礎工作機械研究完了後ぐらいには、歩兵装備の軍需の半分ほどを戦闘機に割り当てましょう。
AIドイツは1939年までに余裕で36年式戦闘機を3000機ほど作ってきます。
これを実現するには、早めの戦闘機大規模生産をしておくと、後戦車などのほかのものに軍需を回すことができます。
(余談だがAIドイツは戦車(軽・中)をほとんど生産せず(正確には1940年以降から中戦車を使い始める)、野砲中心の陸軍設計をしてくる。加えて、対空砲も中隊に混ぜる程度に生産しており、AI相手の内政と陸軍設計では十分すぎるほどあっぱれにドイツを使いこなしている)
今回は史実頃にズデーテンを取得していくので、歩兵装備の軍需工場は4程度割り当てておけばそれなりにまに合うと思います。
研究は産業系>陸軍系に特化
対人戦なら空軍ドクトリンも取りたいところですが、AIドイツの内政は産業と陸軍系に特化していました。
その結果、ヨーロッパでは敵なしといえるほどのICと陸軍力、それを補う空軍力が手に入っています。
工業系は多少時代が速くても取得、38年式計算機なども37年中ごろを過ぎたら取得してもよい頃合いでしょう。
建設バフよりも工場生産量や生産効率上限を優先し、少ない軍需工場でも多くの兵器を生産できるような体制を整えましょう。
軍需を10個以下建てたら、精製所建設
さぁ、AIドイツの戦闘機生産の基盤、精製所の建設にいよいよ取り組んでいきます。
1937年10月ごろ(おおよそアンシュルスが終わるか終わらないか)まで民需を建てたら、若干の軍需工場(10個程度)を建てましょう。
でもって1937年には戦闘機に軍需工場の割り当てを15、可能なら20近く当てるのが良いと思います。
軍需工場の建て増しをしたら、精製所を10個以上15個以下程度建設して行きます。
ドイツという国は、NFで精製所のゴム数+2という、面白くも強力なNFが存在しています。
それにくわえ、メフォ手形とシャハトのバフにより、通常よりも早く精製所を建設することができるのです。
※もっと言うと、このころにはユーゴによる消費財-5%も来るので、消費財5%の状態で精製所をガンガン建てることが可能。
逆に言えば、シャハトはズデーテンラントのNF取り終えた瞬間政治顧問として選べなくなりますので、ズデーテンラント(38/9)頃までに精製所を建て終わるのがコツです。
そのあとはひたすら軍需工場なのですが、ここからがメフォ手形すげぇーとなるところです。
総動員よりさらに早く
メフォ手形と安定度100%の消費財-5%ずつにより、戦争経済でも消費財10%の総動員並み建設工場を手にすることができます。
それに加え、メフォ手形や戦争経済、ヴァルター・フンクに建設研究のバフが大量に軍需建設につぎ込まれ、通常の総動員なんかよりも早く軍需建設が可能という事です。
このどんどん増えていく軍需を使い野砲や戦車など、陸軍の槍となる存在の強化に努めるとともに、近接航空支援機や爆撃機を、最低でもTotal1000機以上は用意できるようにしましょう。
圧倒的対人攻撃力と適切な空軍支援を用意できれば、もう殆どのAI国家はドイツの進撃を止めることができなくなるでしょう。
以上のような流れで内政拡張した結果、対ポーランド戦開始時には以下のものを用意できました。
民需工場:96
軍需工場:120
精製所:15
→ゴム数:90(うち半分の45がつかえる)
陸軍数:135
歩兵120個師団(歩兵装備9万・野砲1万)
軽戦8個師団(軽戦車約2000両・軽自走砲約550両))
中戦7個師団(中戦車約700両)
※歩兵装備や軽戦車を中心にかなりチェコス製の兵器が混ざっている(≒歩兵装備や軽戦車はチェコスからたんまりもらえる)。また旧式のチェコ戦車や一号は軽自走砲に転換し、戦車は一切の無駄がないように活用している。
空軍数:約5.4K
戦闘機約4000機、支援機約500機、爆撃機約700機
※なお、海軍は今回拡張していない。しなくても、空軍の海軍攻撃などと初期艦隊を組み合わせていけば、英に上陸はできるからである。
まとめ
ということで、拡張なし(まぁ、アンシュルスとかはしてるが……)でドイツを回してきましたが、いかがだったでしょうか。
多少、無駄な部分をそぎ落としていますが、これがおおよそのAIドイツの内政の回し方でもあります。
1936年序盤から戦闘機に注力し、38年には精製所の基盤をそろえ、39年にはトップクラスの軍需工場を持つ国に早変わりという、隙のない内政です。だからこそ勉強(私含めて)できることも多いと今回は記事にしてみました。
といったところで今回はここまで。ご一読ありがとうございました。