アメリカ本土から欧州西部程度まで飛べる
普段使うことはめったにないのですが、アメリカはNF「混合爆撃機攻勢」で戦略爆撃機の航続距離が50%伸びるというものがあります。
これに三型略爆の航続距離を改造したものを組み合わせれば、航続距離は一万キロを軽く超えて、アメリカ東部から最大ドイツ首都ベルリンまで爆撃を行うことができます。
これにより、ロンドンの渋滞する航空基地を使う必要がなくなり、またアメリカの島々(フィリピンやハワイ等含む)から楽勝で日本本土まで空軍を飛ばすことができます。
また本来ならば生産コスト60以上(→重戦車の2倍以上)の戦略爆撃機ですが、NF「戦略爆撃」により生産コストを10%落とすことができます。
普段本格的に使用することは多くないですが、陸海空とアメリカは大量生産のための国民精神がそろっているので、今回はそれを最大限活用し略爆を生産していきます。
大戦開始。空軍経験値を集める
前回のT-34同様、大戦開始までに44年型の略爆を30000機そろえるのは、アメリカといえど無理です。
そこでまずはⅡ型の戦略爆撃機を1000基ほど用意し、それを用いて空軍経験値を稼いでいきます。(三型の航続距離改善用)
そして1941年、NF「混合爆撃機攻勢」でもらった研究ボーナスを活かし、B-29が完成。
航続距離をマックスにし、大量生産を開始します。
ディシジョンとインフラでありったけアルミを増やしましたが、それでも問題なく回せる工場数は約200個程度(≒アルミ1000の確保)が民主アメリカでは限界。
継続方針NF「空軍の生産」でさらに生産コストを落とし、3型略爆を30000機用意できたのは1945年に入る頃でした。
※なお、今回は日独。またソ連が簡単に配らないよう、敵への陸軍介入はせず、ソ連へのレンドリース+適度な爆撃などで上手くバランスをとっております。
ただし、空軍を飛ばす重要拠点のフィリピン、またゴム産地のマレーシアとインドネシアが日本の手に渡ってはまずいため、守備隊を配置。
日本海軍(輸送船含む)も初期海軍でコナミジンにし、中国が負けてしまうのを防いでいます。
いざ日独に三型略爆機を一気に投入
時間こそかかりましたが、いよいよ戦略爆撃機大量投入です。
日本側に27000機、ドイツ側6000機強投入し、一気にアメリカの燃料を減らしていきます。
すると想定通り、燃料は(アメリカなのに)みるみる減っていき、備蓄は7日で底をつく計算に。
世界最大の産油国であるアメリカも、B-29を30000機以上運用すれば、燃料がなくなる恐れがあることがわかりました。
が、しばらくするとアメリカの備蓄燃料は再度一気に回復していきます。
おそらくですが、近場のフィリピンなどから大量に飛ばした27000もの戦略爆撃機。
あまりにも数が多く、日本のインフラなどを短時間でほぼ全て破壊しつくしてしまった結果(破壊するものがないため)略爆が飛ばなくなったのでは? と思われます。
同じくドイツ方面でも試してみましたが、やはり一定の段階で略爆が飛ばなくなりました。
したがって、30000機の略爆をずっと運用し続けるのはかなり難しく、アメリカの燃料をずっと0にするほどの運用は、略爆では難しいということも分かりました。
まとめ
ということで、前回に引き続き少々おバカなネタでしたがいかがだったでしょうか。
ここで今回の結果をまとめますと、
結果:30000機の略爆を飛ばせば、いったんはアメリカの備蓄燃料を空にはできる。
ただし日独といった敵の大地がコナミジンになるため、30000機を漏らさず使い切るのは難しく、間違いなく作りすぎである。
というのが今回の検証結果です。
実際はここまで略爆に振るということはそうそうないため、やはり『アメリカの燃料は、ほぼ尽きない無限タンクに等しい』というのが、改めてよく分かりました。
なお略爆に30000機人員を割くと、空軍の配備人数は2.5M(250万人)ほどでした。
これもまた無駄に多いですが、陣営戦等で役割が空軍担当だったりしますと、何百K~M単位で空軍に人をさくことは、意外にあることだったりします。
今回の記事で、アルミとゴムの算出。空軍の人的だけでも、知識として持ち帰っていただければ幸いです。
といったところで今回はここまで。ご一読ありがとうございました。よろしければツイッターのフォロー、記事の拡散などしていただけると励みになります。