対ソ戦に向かい補給改善
ルーマニアのベッサラビア(現:おおよそ今のモルドバ)はMR協定でソ連が請求権を握っている地域です。
ルーマニアを全併合する=ソ連に攻められるということになりますので、ルーマニア戦後は対ソ戦に備えて補給を改善していきます。
既にユーゴスラビアの周辺国は全て併合しているおかげで、ICもそこそこあります。
防御力(対空含め)を強化するため重対空を生産し、Ⅱ型戦闘機も量産をはじめ、軍の質も強化。
さらには、イタリアには一度しかできなかった協力政府の準備をマックスまで行い、諜報・暗号解読を終わらせて準備を整えていきます。
戦争初期 ソ連軍の無停止攻撃にインフラ壊滅
こんだけ準備したのにも関わらず、ここでヘルニアは2つやらかしをします。
一つは前線の要塞を(防衛でソ連軍削りたい理由)でケチったこと。
もう一つは、ソ連軍のおぞましいほどの攻撃により、最前線のインフラがぼこぼこになったことです。
これらの理由により、ユーゴ軍は補給不足・防御能力低下に陥り最前線を守り切れず、少し撤退。
ソ連の優秀な中戦車の前には重対空は役に立たず、逆にこちらが貫徹力不足になる事態に陥りました。
とはいえ、師団の質は決してそこまで低いものではなかったので、前線の歩兵が崩れても後方の騎兵が塹壕掘り終えて待機済み。
ルーマニアの首都までは流れ込まず、しばらくは陸も空もトントンレベルの戦いが続きます。
反撃 手動操作でソ連軍を包囲殲滅
事前に言ったようにソ連軍の情報は戦闘と諜報により丸見えなので、徐々に歩兵装備や戦闘機が優勢になっているのを確認しておりました。
そこで1942年9月、一気に反撃を開始。
上記のように大規模、また小規模の包囲殲滅を繰り返し、300師団近くいたソ連軍を150以下にまで減らしていきます。
こうなってしまってはソ連に反撃の余地はなく、ユーゴ軍はただただ進んでソ連軍を倒すのみ(空軍もいらないレベル)
おまけに、協力政府の準備をMaxまで終わらせているので、モスクワに到着するラインごろにはソ連は降伏しておりました。
歩兵と野砲と重対空。騎兵と重対空の物量押しで、ソ連は地図から姿を消します。
(なお余談だが、英仏の独立保証がユーゴにはついているので、ちゃっかり連合も対ソ戦を行っている)
ソ連を協力政府に もう怖い敵は存在しない
さてお待ちかね、協力政府にする時間がやってまいりました。
ソ連もそうですが、中国、インドといった国は特に協力政府にする価値が高い国です。
それは資源・工場面もそうなんですが人口が大きく、とりわけインドなんかは本来は国民精神でそこまで徴兵数が出ないんですが、協力政府にするとインドの中核州をフルに活かせます。
といったように、協力政府の事前準備は莫大な民需を使うものの、終わった後は資源や工場、人的が一気に楽になるため、目的が(中小国での)世界征服などであればぜひ活用していきたい技術ですね。