皆さんこんにちは、ヘルニアです。
今回はクライシスMODを使って、協力マルチを行っていこうと思います。
そもそもクライシスMODとは?
クライシスの世界観は通常とは別のIFのルートを通っております。
ざっくり説明しますと、史実より第一次世界大戦が長期化し、その後アメリカ主導(利益)の元国境が引かれる(→史実とは違うクライシスの国境に)
大恐慌が起きて、主戦場で汚染された場所では深刻な病気が蔓延。
その他異常気象が起きつつも、何とか国家の統合と世界連盟の設立により徐々に立て直し、そして運命の1936(37)年へ。というのが流れとなっております。
一文でまとめると「人間が暴れまわったツケが、敵(クライシス)となって襲ってくるので、一致団結して追い払おう」といった感じのMODです。
MODの説明欄にもある通り「かなりの高難易度MOD」で、マルチが基本となるんですが、適当にやっていると普通に詰みます。
役割分担などを考えて、対処していく必要があるMODなので、チームとの連携力も重要になってくるMODとなるでしょう。
そして今回は超大国である英米独ソに人が入り、クライシス(○○文明)たちに立ち向かっていこうと思います。
2年間の初期拡張
クライシスMODのスタートは1937年となっています。
入る人数にもよりますが、敵がわく1939年まで約2年の猶予がありますので、少しでもプレイヤー国家の国力を上げるために拡張することができます。
先にお話した通り、世界の国々は同盟状態になているんですが、追い出して拡張が可能。
それとは別にイベントで、例えばイギリスならば南アとオーストラリア。
ドイツであればベネルクスとオーハンといったように、併合するイベントが存在します。
これらを組み合わせることで、国力(IC)の集中をしてより多くの歩兵や空軍。また質の良い師団などをそろえていくのが2年間の目的です。
なお、今回のおおむねの役割分担は以下のようになっております。
米(南北アメリカほぼ統一・スペイン傀儡化)
:ICを活かし中戦車、重戦闘機、歩兵、エトセトラ(≒ほぼ便利屋)
英(西仏、アフリカ大部分、インド、オーストラリア吸収)
:各地の要所防衛(特にゴム資源)。戦闘機、戦術爆撃機など空軍担当。
独(ベネルクス、オーハン、東仏、伊(ユーゴ含む)を吸収)
:重戦車+それを活かす戦闘機とCAS、デコイ程度の歩兵。(ヘルニア)
(→強行突破要因)
ソ(北欧・東欧・中東吸収)
:歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、前線のインフラ(航空基地等)設備。
ちなみにこの中で一番つらいのがソ連で、というのも敵はいくつかの『○○文明』として湧いてくるんですが、ソ連は『一番ヤバい崩壊文明』と常に戦い続けます。
ですのでソ連には『何とか歩兵を作って耐えてもらい』、他の国が空軍を展開しそれをアシスト。
ドイツやICのあるアメリカは突破用の機甲師団を作って、反攻するというのがおおむねの流れになります。
崩壊文明ら、クライシスから防衛じゃあ!
先にもお話した通り、一番ヤバいのは今のチベット・新疆あたりに湧く崩壊文明です。
この崩壊文明はゴリゴリの40幅師団(Total300個師団ほど)を使ってくるほか、人的はほぼ無尽蔵でICも数百、下手したら1000以上になっていく化け物並みのパワーです。
この崩壊文明は速攻で倒すことは(地形的にも)難しく、しばらくは防衛して相手の充足を、41年頃まで耐えて削るのが基本です。
というのも、このゲームはバフが尋常じゃないほど高く、生産効率上限+50%等(産業系の上限研究×5個分)とか、平気でくれます。
41年頃になるとイベントで、工場500個近くを全プレイヤーがもらうことができるので、一気に反撃のめどが立つということなんですね。
しかしバフがすごい分、ランダムに起こるデバフもすごいです。
指揮統制率-70%(バニラじゃまず考えられない)といった驚異的なデバフを食らうことがあり、特に最前線のソ連は最低数M。
下手しなくても1000万以上の被害が出てしまうのがザラです。
それに加え、崩壊文明以外の文明も順次湧いていきます。
続々と湧く新たな敵文明を各個撃破
崩壊文明だけならば全戦力を投入すればいいだけなんである程度楽ですが、そうはさせるかと別の敵が数か所に湧き始めます。
ある程度湧く『候補の』位置(例:イスタンブール周辺、イギリス北部等)は予測できるのですが、実際にそこに湧くかはランダム性があります。
「デンマークに湧く!」と思ったら、湧かないときもありますし、逆に予想外の位置に出現するといったことも2・3回目なら珍しくありません。
崩壊文明ほどではありませんが、こういった小さな文明も各個撃破して、管理する戦線を少なくするのも、攻略のポイントになってきます。
特にインフラの整っている欧州での敵(上記のようなバルト三国とか)は、補給と航空基地がある程度しっかりしているので、機甲師団と空軍の組み合わせで比較的早く倒せます。
先ほども言いましたように、今回の私は重戦車での突破要因ですので、戦争中盤では「比較的小さな文明」の撃破に機甲師団を向かわせます。
が、ここだけの話今回の独は大した働きはしていません。
特に序盤はIC面で重戦車師団が(バフがあっても)そろえるのは大変で、比較的初期に湧いたトルコ方面の敵も補給の悪さから中々撃破できないという足の引っ張り具合。
(そのため最初は20幅のデコイ歩兵(味方AI中国・日本側)の時間稼ぎと、部分的空軍投入でお茶をにごす)
バルト三国に湧いた比較的中盤から、ようやく重戦車+重自走砲という私お得意の突破師団が用意できてきたので、それを使いヤバイ「崩壊文明」に反撃をしていきます。
反攻開始
オルアアアァ! どけ邪魔やあぁ!!
という具合に敵を無理やり分断し、戦力を少しずつ減らしていきます。
制空はイギリスやアメリカを中心に手厚い支援を受けられたため、準備さえ整ってしまえば相手が40幅でも十分反撃は可能です。
加えて、このMODでは歩兵装備や野砲といったものまで改造ができるほか、5段階ではなくMax99までできる(といってもそこまで上げることは基本出来ないが)改造可能とのこと。
おおよそ10前後の装甲や主砲等強化。空軍でも航続距離や信頼性や対地攻撃能力もろもろを爆上げ改造し、敵を質と物量で叩き潰していきます。
このゲームでは一番きついソ連が降伏するかしないかが、勝てるか勝てないかの大きなラインとなるため、仮にモスクワやスターリングラードが落ちても巻き返しが可能です。
あとは、ソ連の歩兵、ドイツの戦車、イギリスの空軍、アメリカの工業力で一気に反撃を開始し、敵陣営を屈服させていきます。
まとめ
というわけで、4か国で協力してでの強敵(危機)を倒すクライシスMOD、いかがだったでしょうか。
HOI4を初めてやるという方にはあまりお勧めできませんが、僕としては協力して強敵を倒すという形は非常に盛り上がりがあり楽しいMOD。
「バニラマルチ飽きてしまったな」「まだ試してたことないな」という方は、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
といったところで今回はここまで。ご一読ありがとうございました。